江東区 「プラウドタワー東雲キャナルコート」の竣工 東雲キャナルコート地区の整備はすべて完了!
-プラウドタワー東雲キャナルコート-
「東雲キャナルコート地区」は、三菱製鋼の工場跡地を再開発するプロジェクトです。「東雲キャナルコート地区」最後の超高層タワーマンションとなる「(仮称)東雲キャナルコート地区(複合用地2街区)計画」が建設されました。
正式名称は、「プラウドタワー東雲キャナルコート」で、地上52階、地下2階、高さ175.01m、総戸数600戸となっています。
長く続いていた「東雲キャナルコート地区」の整備ですが、「プラウドタワー東雲キャナルコート」と「東雲合同庁舎」の竣工で、「東雲キャナルコート地区」の整備はすべて完了しました。
プラウドタワー東雲キャナルコートの概要
◆ 計画名-(仮称)東雲キャナルコート地区(複合用地2街区)計画
◆ 所在地-東京都江東区東雲一丁目1番地23他
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅より徒歩11分、東京メトロ有楽町線「辰巳」駅より徒歩11分、東京臨海高速鉄道りんかい線「東雲」駅より徒歩15分、新交通ゆりかもめ「豊洲」駅より徒歩12分
◆ 階数-地上52階、地下2階
◆ 建物高さ-最高部175.01m、軒高175.01m
◆ 敷地面積-9,615.95㎡(認可保育園部分1,000.10㎡含む)、8,615.85㎡(プラウドタワー東雲キャナルコート)
◆ 建築面積-4,439.91㎡
◆ 延床面積-74,170.46㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-耐震構造「バンドルチューブ構造(建物本体で耐震安全性を確保するために、建物の外周部に柱をチューブ状に配置 、さらに粘り強いフレームを井桁形状に配して強度を高め、地震時の変形を抑える)」
◆ 用途-共同住宅、駐車場、保育所
◆ 総戸数-600戸
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2010年04月08日
◆ 竣工-2012年12月17日(工事完了)
◆ 入居開始-2013年04月中旬
(注意)
上記のデータは、高さは「建築計画のお知らせ」、面積は「プラウドタワー東雲キャナルコート」の公式HPの物件概要の数値です。
竣工後の東京都環境局の数値では、建築面積4,321.85㎡、延床面積74,073.76㎡となっています。
南東側から見た様子です。地震対策として居住性と強度を両立する耐震構造「バンドルチューブ構造」を採用しています。
「バンドルチューブ構造」は、建物本体で耐震安全性を確保するために、建物の外周部に柱をチューブ状に配置、さらに粘り強いフレームを井桁形状に配して強度を高め、地震時の変形を抑えます。
低層階の様子です。東日本大震災後に液状化対策として新たに「地盤改良工事」の範囲を広げる追加工事や多方面の震災対策が行われました。
敷地南側の「認可保育園」です。
敷地北西側の「自走式駐車場棟」です。壁面緑化が行われています。奥に見えるのが、「グランチャ東雲(認定こども園及び児童・高齢者総合施設)」です。
「辰巳運河」越しに見た様子です。
低層階の様子です。
一番北側の「プラウドタワー東雲キャナルコート」の完成により、「辰巳運河」に沿った4棟がすべて完成しました。
ちなみに「プラウドタワー東雲キャナルコート」のすぐ南側の「BEACON Tower Residence(ビーコンタワーレジデンス)」は、TBS日曜劇場「半沢直樹」のロケで「岸川慎吾取締役(森田順平)」の自宅のある超高層タワーマンションの外観として使用されました。
「東雲キャナルコート地区」の最終プロジェクトだった「東雲合同庁舎(地上13階)」が、2013年6月18日に工事完了しました。これにより「東雲キャナルコート地区」の整備はすべて完了しました。
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