東京都港湾局 臨海副都心の青海地区に世界最大規模のクルーズ客船に対応する新客船埠頭を整備!
-クルーズ客船の客船ふ埠頭備-
日本は、国際空港や港湾(特にコンテナターミナル)の整備で世界の潮流から大きく取り残されています。世界的に大ブームとなりつつある超大型クルーズ客船に対しても後手に回っています。
というのも関東での拠点である横浜港の「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」と東京港の「晴海ふ頭」が共に超大型クルーズ客船が接岸出来ないためです。
「横浜ベイブリッジ」の桁下高制限55m、「レインボーブリッジ」の桁下高制限52mがあるため航行出来ません。
「レインボーブリッジ」は、羽田空港の航空法での高さ制限があるため仕方がないですが、「横浜ベイブリッジ」は客船の超大型化が読み切れなかったおバカな結果です・・・
● 青海地区に新客船ふ埠頭の整備
そこで東京都港湾局は、「レインボーブリッジ」の手前に世界最大規模のクルーズ客船に対応する新客船埠頭の整備に乗り出します。
東京都港湾局(2014/01/16) 詳細な資料はPDF
「東京クルーズビジョン」の策定について
建設通信新聞(2014/04/07)
7月に桟橋基本設計発注/超大型クルーズ船対応の新埠頭整備/東京都港湾局
新客船埠頭は、2013年に大井水産物埠頭に3度寄港した「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」など、全長300mを超える大型クルーズ船が着岸できる施設となる予定です。
構造は桟橋形式で延長430m(マイナス11.5m)です。このうち、240mは想定する最大級の地震にも耐え得る耐震強化岸壁とする計画です。
整備地はゆりかもめ「船の科学館前駅」に近接する臨海副都心の青海地区で、供用開始は2019年度を予定しています。
「新客船ふ頭」の位置と整備イメージです。
| 固定リンク
「127 東京都・江東区」カテゴリの記事
- 「有明アリーナ」の対岸 延床面積約149,000㎡のマルチテナント型物流施設「(仮称)DLP東雲」 2024年6月7日の建設状況(2024.06.18)
- 東京臨海副都心・有明南G1区画 延床面積約56,500㎡の「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」 2024年6月7日の建設状況(2024.06.13)
- テレビ朝日 (仮称)有明南H街区プロジェクト 有明発・複合型エンタテインメント施設「東京ドリームパーク」 2024年6月7日の建設状況(2024.06.16)
- お台場の「パレットタウン」跡地 収容客数約10,000人の次世代アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」 2024年6月7日の建設状況(2024.06.10)
- 豊洲市場の「千客万来施設」 豊洲 千客万来(豊洲場外 江戸前市場・東京豊洲 万葉倶楽部) 2024年2月1日(木)のグランドオープン!(2024.01.18)
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- 東京都 港区の「お台場海浜公園」に世界最大級の噴水整備 高さ150mの噴水とサクラ(ソメイヨシノ)をモチーフにした横幅250mの噴水!(2024.09.15)
- (仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業 樹木の更なる保全と新たなみどりを創る取組みを公表 新しい「完成イメージ」をYouTubeで公開!(2024.09.10)
- 総延床面積約565,000㎡の「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」 明治神宮第二球場・ゴルフ練習場他解体工事 2024年9月4日の状況(2024.09.07)
- 浜松町駅エリアの整備計画 芝浦エリアの歩行者専用道路 & 東京モノレールの橋脚の補強 2024年8月27日の建設状況(2024.09.02)
- 高さ約229mと高さ約227mの超高層ツインタワー「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」 2024年8月27日の建設状況(2024.08.31)