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2014年4月10日 (木)

東京都港湾局 臨海副都心の青海地区に世界最大規模のクルーズ客船に対応する新客船埠頭を整備!

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-クルーズ客船の客船ふ埠頭備-
 日本は、国際空港や港湾(特にコンテナターミナル)の整備で世界の潮流から大きく取り残されています。世界的に大ブームとなりつつある超大型クルーズ客船に対しても後手に回っています。

 というのも関東での拠点である横浜港の「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」と東京港の「晴海ふ頭」が共に超大型クルーズ客船が接岸出来ないためです。

 「横浜ベイブリッジ」の桁下高制限55m、「レインボーブリッジ」の桁下高制限52mがあるため航行出来ません。
 「レインボーブリッジ」は、羽田空港の航空法での高さ制限があるため仕方がないですが、「横浜ベイブリッジ」は客船の超大型化が読み切れなかったおバカな結果です・・・
 
● 青海地区に新客船ふ埠頭の整備
 そこで東京都港湾局は、「レインボーブリッジ」の手前に世界最大規模のクルーズ客船に対応する新客船埠頭の整備に乗り出します。
 
 東京都港湾局(2014/01/16) 詳細な資料はPDF
 「東京クルーズビジョン」の策定について
 
 建設通信新聞(2014/04/07) 
 7月に桟橋基本設計発注/超大型クルーズ船対応の新埠頭整備/東京都港湾局
 
 新客船埠頭は、2013年に大井水産物埠頭に3度寄港した「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」など、全長300mを超える大型クルーズ船が着岸できる施設となる予定です。
 
 構造は桟橋形式で延長430m(マイナス11.5m)です。このうち、240mは想定する最大級の地震にも耐え得る耐震強化岸壁とする計画です。
 整備地はゆりかもめ「船の科学館前駅」に近接する臨海副都心の青海地区で、供用開始は2019年度を予定しています。
 
 
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「新客船ふ頭」の位置と整備イメージです。

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