ホテルオークラ東京 本館を地上38階、高さ約195mの超高層複合ビルに建て替え!
-ホテルオークラ東京・本館の建て替え-
最近新規の大規模再開発のニュースが無いなあ・・・ と思っていたら今朝ドッカーンと大きなニュースが飛び込んできました。
日経新聞の朝刊に「ホテルオークラ東京」が、地上38階、高さ約200mの超高層複合ビルに建て替えるというニュースが載っていました。
日本経済新聞(2014/05/23)
ホテルオークラ、五輪にらみ建て替え 1000億円投資
(ネット版は、有料会員でないと記事の一部しか見られません)
日経新聞によると「ホテルオークラ東京」の本館を2015年8月をめどに営業を休止し、地上38階、高さ約200mと高さ約80mのビルの2棟に建て替えます。引き続き、南側の「別館」はそのまま営業を続けます。
高さ約200mの超高層棟は、ホテルとオフィス(20階分)の複合棟で、高さ80mの方はホテル専用棟になります。客室数は両棟合わせると約550室になる予定です。
総事業費は約1000億円で、2020年の東京オリンピックに間に合うように2019年春の開業を目指します。
(追記) ホテルオークラから正式な発表がありました。
ホテルオークラ東京本館建替計画のイメージ
ホテルオークラから正式な発表がありました。「ホテルオークラ東京本館建替計画」の概要と共に建替計画のイメージが公開されました。建物高さ約195mとなっています。この高さが最高部なのかは不明です。
引用資料 ホテルオークラ・お知らせ(PDF:2014/05/23)
ホテルオークラ東京 本館建替計画について
公開された建替計画のイメージは、北西側から見たイメージです。敷地北側に高さ約80mのホテル棟、敷地南側に地上38階、高さ約195mの高層棟を配置するようです。
敷地西側には、特徴的な「大倉集古館」が描かれているので、「大倉集古館」は解体されずに残されるようです。当然のような気もしますが、とりあえず良かったです。
「大倉集古館」は、2014年4月1日より施設改修工事のため約4年間の予定で休館していますが、「ホテルオークラ東京本館建替計画」に関連すると思われます。
「ホテルオークラ東京」の現在の客室数は796室(本館408室、別館388室)です。本館は替え前の408室から約550室に増えます。
ホテルオークラ東京本館建替計画の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目10番
◆ 階数-地上38階、地下6階
◆ 高さ-建物高さ約195m
◆ 敷地面積-約26,200㎡
◆ 延床面積-約180,000㎡
◆ 用途-ホテル、オフィス、美術館
◆ 客室数-約550室+(別館388室)
◆ 現本館閉館-2015年08月末予定
◆ 建替工事開始-2015年09月予定
◆ 新本館竣工-2019年02月末予定
◆ 新本館開業-2019年春予定
(参考)
現在の「ホテルオークラ東京」の概要は、公式HPによると、本館が地上11階、地下2階、別館が地上13階、地下4階、敷地面積36,308.98㎡(施設全体)、建築面積13,707.80㎡(施設全体)、延床面積123,846.59㎡(施設全体)となっています。
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