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2014年5月10日 (土)

横浜みなとみらい21地区 約180億円を投じて「パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)」を大規模改修!

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-パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)-

 横浜みなとみらい21地区にある国内最大の複合コンベンション施設「パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)」が大規模改修がを行います。2013年度~2030年度までに約180億円を投じ、劣化対策や設備更新などを進めます。
 
 日刊建設工業新聞(2014/05/09)
 パシフィコ横浜(横浜市西区)大規模改修/初弾はホテル棟、戸田建設JVで施工
 
 施設を運営する「横浜国際平和会議場」は、2014年5月8日に第一弾となるホテル棟の改修を行う施工者を「戸田建設、紅梅組JV」に決めました。落札額は60億円程度としています。
 
 ホテル棟の改修後、会議場や展示ホールの改修を順次進めていきます。今後改修が予定される施設は、会議センター(概算工事費28億1000万円)、展示ホールⅠ(30億円)、展示ホールⅡ(約22億7000万円)、国立大ホール(19億8000万円)などです。
 
 それにしても建物や設備の老朽化は想像以上に進行が速いですね。降水量や気温などにより差はありますが、建物や設備の老朽化は世界共通の問題です。
 
 かなり嫉妬が入りますが、2000年以降に雨後のタケノコのようにの建設された中東や中国の奇抜なデザインの超高層ビルは多分老朽化の事をほとんど考えてないと思います。
 人間も同じです。私も10代・20代の頃は年取った時のことなんて考えませんでした。老朽化の深刻さは経験した国でないと実感出来ないと思います。
 
パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)の概要
◆ 計画名-パシフィコ横浜会議センター棟・ホテル棟建設工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目1-1
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下2階
◆ 建物高さ-最高部GL(平均地盤面)+139.7m
◆ 敷地面積-100,558.87㎡(施設全体)
◆ 建築面積-72,343.233㎡(施設全体)
◆ 延床面積-252,164.256㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-ホテル、展示場、店舗
◆ 建築主-横浜国際平和会議場、建設省、横浜港湾局、横浜市建築助成公社
◆ 設計者-日建設計、マンシーニ・ダッフィ・アソシエイツ(国立大ホール共同設計)
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-パシフィコ横浜会議センター棟・ホテル棟建設工事共同企業体(戸田建設、飛島建設、鉄建建設、大日本土木、村本建設、松尾工務店、三木組、紅梅組、シャール以上9社)
◆ 着工-1988年12月(会議センター・ホテル建設工事)
◆ 竣工-1991年07月29日(会議センター・ホテル棟竣工式)
◆ オープン-1991年08月20日(ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル)
 
 
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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロアから見た「パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)」の全景です。
 
 
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「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」です。
 
 
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南東側から見た「パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)」です。ちなみに「パシフィコ横浜」は略称で、正式名称は「横浜国際平和会議場」です。
 
 
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「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」のデザインは船の帆をイメージしたといわれていますが、本当に美しいホテルです。 ホテル棟の延床面積は約79,567㎡です。
 
 
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外から見ると老朽化が分かりませんが、「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」には、2009年の「開港博Y150」の時に1度だけ宿泊した事がありますが、そろろそ大規模改修が必要かな? という感じでした。
 
 
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北西側から見た「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」です。

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