品川区 地上40階、高さ約142mの「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立認可!
-武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業-
東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合」の設立を2014年5月30日に認可します。
引用資料 東京都・報道発表資料(2014/05/29)
武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合の設立認可について
品川区の「武蔵小山駅(むさしこやまえき)」は、東急目黒線にあります。東急目黒線は、かつては「目蒲線」の一部で、東急電鉄の鉄道網の中では支線に過ぎませんでした。
しかし、「目黒駅」から東京メトロ「南北線」と都営地下鉄「三田線」に相互直通運転するようになり状況が一変しました。
東急目黒線の大規模な改良工事も行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。
武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっています。
「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。
「武蔵小山商店街(パルム)」の北側一帯で、「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。
地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約142m、総戸数約640戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。当初計画よりも階数が1階増えて地上40階になりましたが、高さは同じです。
武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目15~20、21の一部
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下2階(高層棟)、地上7階、地下1階(低層棟)
◆ 高さ-約142m
◆ 区域面積-約9,000㎡
◆ 敷地面積-約7,420㎡
◆ 建築面積-約4,970㎡
◆ 延床面積-約73,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅、店舗、生活支援施設
◆ 総戸数-約640戸
◆ 建築主-武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、旭化成不動産レジデンス、鹿島建設
◆ 基本設計-日建設計
◆ 着工-2016年01月予定
◆ 竣工-2018年10月予定
◆ 総事業費-約336億円
位置図です。
● 他にも再開発構想が目白押し
武蔵小山駅周辺には他にも再開発構想が目白押しです。現時点で、高さ140m級が4棟、120m級が1棟と計5棟の超高層タワーマンションの建設計画や建設構想があります。
① 武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業-地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約142m、総戸数約640戸
② 武蔵小山駅前通り地区再開発事業-地上41階、地下2階、高さ約145m、総戸数約410戸
③ 小山3丁目第1地区市街地再開発事業-高さ約140mを想定
④ 小山3丁目地区-高さ約140mを想定
⑤ 荏原3―8地区-高さ100m~120mを想定
「武蔵小杉、武蔵浦和、武蔵小金井」など「武蔵」が駅名に付くと再開発が盛んになるのでしょうか? 「武蔵境、武蔵新城、武蔵中原・・・・」 そうでもないですね(笑)。
配置図です。北側に「高層棟」、南側に「低層棟」を建設します。
断面図です。「高層棟」は、地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約142m、「低層棟」は、地上7階、地下1階となります。
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