渋谷駅地区 駅街区開発計画 「東棟」は2014年6月10日に準備工事に着手 正確な高さは228.3m!
-渋谷駅地区 駅街区開発計画-
渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区 駅街区開発計画」です。
「ケンプラッツ」によると「東棟」は2014年6月10日から準備工事に着手するようです。「東棟」の正確な高さも判明しました。
地上46階、地下7階、高さ228.3mです。施工者は「東急建設、大成建設JV」に決まったようです。
引用資料 ケンプラッツ(2014/05/27)
6月に着工、渋谷駅の46階建て超高層
引用資料 東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合、東急不動産(PDF:2013/06/17)
渋谷駅周辺地区における都市計画の決定について
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上46階、地下7階、高さ228.3mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。
● 2014年6月10日に準備工事に着手
「東棟」は、2014年6月10日から準備工事に入り、2014年8月~2018年6月まで地下部分の工事、2017年1月~2018年12月まで地上部分の工事を実施します。内装工事や外構工事を経て、2019年7月末の竣工を目指します。
地下部分が2014年8月~2018年6月まで、地上部分が2017年1月~2018年12月までと重なっているので、「逆打ち工法」が採用されるのは間違いないです。と言うか、この現場は「逆打ち工法」以外では建設出来ないと思います。
2013年6月の都市計画決定時点では、「東棟」の開業は2020年となっていましたが、竣工が 2019年7月末ならは、開業も2019年秋頃に早まることが予想されます。
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目23番地・24番地、渋谷道玄坂一丁目1番地、渋谷区道玄坂二丁目1番地 他
◆ 階数-地上46階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-228.3m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,192.10㎡(施設全体)
◆ 延床面積-268,368.69㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2020年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」のイメージパースです。「東棟」は、地上46階、地下7階、高さは228.3mです。
地下に駐車場、低層部に商業施設、15階が産業交流施設、高層部がオフィスになります。オフィスの貸床面積は約70,000㎡で、渋谷駅周辺地区では最大規模となります。
地下駅などから街へ人々を誘導する縦の動線となる「東口アーバンコア」も備えます。また、建物の地下部分で、法的な位置付けを下水道とした「渋谷川」を南北に通します。
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」の建築計画のお知らせです。正確な概要は、敷地面積15,275.55㎡、建築面積18,192.10㎡、延床面積268,368.69㎡です。
● 建築面積が敷地面積より広い
建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためだそうです。
前にUPした時に、 ”敷地面積15,275㎡、建築面積18,300㎡と敷地面積より建築面積が広いというおかしなことになっています(笑)。ビルヲタから見ると「建築計画のお知らせ」の数値って割といい加減な表記が多いんですよね・・・” と書きましたが、私の方がおバカでした。偉そうなことを書いてすみませんでした。
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