池袋駅東西連絡通路 線路上空で結ぶ「南デッキ」のイメージ
-池袋駅東西連絡通路・南デッキ-
巨大ターミナルの池袋駅ですが、南北に伸びる池袋駅が東西の街を分断しています。池袋駅の地下には、地下通路が3本(北通路、中央通路、南通路)あり、歩行者にとっては決して東西の交通が不便な訳ではありません。
しかし、歩行者が地上を東西を行き来出来ない事と、自動車での東西の交通が最悪な事が街を東西に分断している原因だと思います。
「豊島区」は、2014年度内にも池袋駅東西連絡通路(南デッキ)の詳細調査に着手します。現在は基礎調査が進められています。
建設通信新聞(2014/06/13)
14年度中に詳細調査/事業費50-60億想定/豊島区の池袋駅南デッキ
引用資料 豊島区役所 都市再生プロジェクト担当課
池袋駅南口第2号まちのかわら版(PDF)
「南デッキ」は、「メトロポリタンプラザビル」側から幅20mでJR池袋駅上空をまたぎ、「西武池袋本店」側につなぐ計画です。
さらに幅7mのデッキで「西武池袋線」を上空をまたぎ、建て替えが決まっている西武鉄道の池袋旧本社ビルまでつなぐイメージとなっています。
南デッキの整備により、JR東日本側は、既存の「メトロポリタン改札口」と直結、西武鉄道側は、野外広場の南側に「南デッキ上改札口」を整備する予定です。
「南デッキ」の事業費は、50億~60億円を想定しています。事業は豊島区が主体となって行う予定ですが、鉄道の利便性も向上するため、事業費は「形状によっては、事業者の負担も検討する」としています。
協議中のイメージ図です。北側の「西武池袋本店」と「東武百貨店池袋本店」を線路上空で結ぶもう1つの東西連絡通路「中央デッキ」はまだ構想段階です。
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