さいたま市 東日本鉄道文化財団が「鉄道博物館」を現在の2倍以上に増築!
-鉄道博物館-
「鉄道博物館(The Railway Museum)」は、さいたま市大宮区に、2007年10月14日の「鉄道の日」に開館しました。
秋葉原の近くにあった「交通博物館」が2006年5月14日に閉館しましたが、その「交通博物館」に代わる施設となっています。
地上4階、塔屋1階、延床面積約28,275㎡で、展示フロアは、1階、2階、3階、屋上の4層になっています。
詳しくは → 鉄道博物館・公式ホームページ
JR東日本の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして建設され、公式ホームページには、 ”日本及び世界の鉄道に関わる遺産・資料に加え、国鉄改革やJR東日本に関する資料を体系的に保存し、調査研究を行う「鉄道博物館」とします。” とコンセプトが書いてあります。
「鉄道博物館」のある敷地はJR大宮駅の北側で、東北・上越新幹線と在来線の高崎線・川越線の間になります。不要になった在来線の配線を撤去した跡に建設されました。
● 鉄道博物館の増築
「鉄道博物館」の増築は、今年の4月末くらいからネットでは話題になっていました。4月25日には、「事業計画のお知らせ標識」も現地に掲示されたようで、ネットに写真もUPされていました。
でもこれだけでさすがに記事にする訳にもいかす発表を待っていましたが、6月4日に「日刊建設工業新聞」が報道しました。
日刊建設工業新聞([2014/06/04)
東日本鉄道文化財団/鉄道博物館増築(さいたま市大宮区)/15年8月にも着工
「東日本鉄道文化財団」は、さいたま市大宮区にある「鉄道博物館」を増築します。2015年8月の着工予定で、完成時期は未定です。
新たに地上5階、延床面積約36,500㎡の建物を増築します。既存部分を含めると総延床面積約64,775㎡となり、現在の2倍以上の規模となります。
建設予定地は、具体的に発表された訳ではありませんが、敷地南側が屋外のオープンスペース「てっぱくひろば」となっているので、南側に増築すると思われます。
鉄道博物館増築の概要
◆
所在地-埼玉県さいたま市大宮区大成町三丁目
◆
階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-約33m
◆ 対象事業区域面積-約49,350㎡
◆
建築面積-約19,800㎡
◆ 延床面積-約36,500㎡
◆ 用途-博物館
◆ 建築主-(公益財団法人)東日本鉄道文化財団
◆
設計者-東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 施工者-未定
◆ 着工-2015年08月末予定
◆ 竣工-未定
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