森ビル 今後10年間に虎ノ門・六本木エリアを中心とした約10ヶ所で、総事業費1兆円投資 判明している4ヶ所
-森ビル-
「森ビル」の辻慎吾社長は2014年6月4日に、「虎ノ門ヒルズ」の竣工式で記者会見し、今後10年間に虎ノ門・六本木エリアを中心とした約10ヶ所で、総区域面積約22ha、総延床面積約220万㎡に及ぶ再開発プロジェクトを推進する方針を明らかにしました。総事業費は約1兆円に上る見通しです。
森ビルの戦略エリアです。10ヶ所が具体的にどこかは語られませんでしたが、「六本木五丁目西地区、虎ノ門・麻布台地区、虎ノ門一丁目地区、虎ノ門・愛宕地区」の4ヶ所は判明しています。
引用資料 流通ニュース(2014/06/04)
森ビル/総事業費1兆円、新橋、赤坂、六本木で10件の大型再開発
六本木五丁目西地区
「六本木五丁目西地区」は「六本木ヒルズ」の東側になります。かなり前に週刊ダイヤモンドが「第二六本木ヒルズ」と報じていたので覚えている方も多いと思います。区域面積は非常に広大です。
「六本木ヒルズ」の展望台から見た「六本木五丁目西地区」の北側部分です。
「鳥居坂」です。道路の左側が「六本木五丁目西地区」です。六本木ですが、周辺は「東洋英和女学院中学部・高等部、東洋英和女学院小学部、東洋英和幼稚園」などが立地する閑静な場所です。
虎ノ門・麻布台地区
「東京タワー特別展望台(250m)」から見た「虎ノ門・麻布台地区」です。区域面積は広大です。
「虎ノ門・麻布台地区」には、雑居ビル、民家、駐車場などが混在しています。
「虎ノ門・麻布台地区」の再開発予定地です。
虎ノ門一丁目地区
「虎ノ門一丁目地区」は、虎ノ門ヒルズの北側の区画で、「虎ノ門10森ビル」周辺の再開発プロジェクトです。特区制度などを活用して、高さ200m程度の超高層ビルの建設を想定しています。
街区南西側の「西松ビル」に入っている西松建設の本社は、再開発のために「虎ノ門ヒルズ」に仮移転します。
虎ノ門・愛宕地区
「虎ノ門・愛宕地区」は、虎ノ門ヒルズの南側の区画で、「虎ノ門9森ビル」周辺の再開発プロジェクトです。具体的にどのビルが再開発の対象かはまだ発表されていません。
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