羽田空港~川崎市殿町地区を直結する連絡橋 2020年の東京オリンピックまでの供用開始を目指す!
-羽田空港~川崎市殿町地区を直結する連絡橋-
国家戦略特区の対象区域に、「東京圏」が指定され、「世界で一番ビジネスのしやすい環境」の創出を目指すため、羽田空港を玄関口とした国際ビジネス環境の早期実現に向けて、羽田空港と川崎市殿町地区の連絡橋を政府として整備する考えが示されました。
カナロコ(神奈川新聞:2014/05/25)
羽田~川崎連絡橋整備へ 東京五輪までに供用開始へ
横浜市情報提供資料(PDF:2014/05/25)
羽田~川崎連絡橋整備(政府方針)に対する横浜市長コメント
「連絡橋」は、京浜臨海部の再活性化を目指す神奈川県や川崎市などが実現を要望してきたましたが、羽田空港周辺の東京都大田区などに慎重な意見があり、調整がつかない状況が続いていました。
私は前からなぜ連絡橋を整備しないのだろうか? とずっと思ていました。このようなプロジェクトは、「総論賛成各論反対」に陥りやすいです。
各論になると各地方自治体のエゴが丸出しになります。単純に言えば、「羽田空港の果実を独り占めしたい東京都大田区 VS 羽田空港の果実の分け前が欲しい神奈川県や川崎市」の対立です。
世界から取り残されつつある現状でそんな地域のエゴを言っている場合ではありません。
国、東京都、大田区、神奈川県、川崎市、横浜市などが一体となって羽田空港周辺を活性化する必要があります。
● 殿町国際戦略拠点 キング スカイフロント
羽田空港といえば東京都大田区をイメージしますが、「国際線旅客ターミナルビル」からは、直線距離では多摩川を挟んで対岸の川崎市の方が近いです。
羽田空港対岸の川崎市川崎区殿町三丁目には、かつて「いすゞ自動車・川崎工場」がありました。
いすゞ自動車・川崎工場跡地約40haに、ライフサイエンス・環境分野における世界最高水準の研究開発から新産業を創出する「キング スカイフロント」の形成が進められています。
引用資料 川崎市
殿町国際戦略拠点 キング スカイフロント
殿町三丁目地区と羽田空港との直結が実現する見通しとなり、成長分野として期待されるライフサイエンス・環境分野に関連する企業、研究機関の集積に一層弾みがつくことにが期待されます。
東京モノレールの「羽田空港国際線ビル駅」から川崎市はこのように目の前に見えます。
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