横浜みなとみらい21地区 「(仮称)みなとみらい21、32街区プロジェクト」の詳細が判明!
-みなとみらい21中央地区(32街区)-
2013年5月29日に「カナロコ(神奈川新聞)」が、「パシフィコ横浜」や「クイーンズスクエア横浜」に隣接した「みなとみらい21中央地区(32街区)」が動き出すと報道しました。
記事では、 ”南半分の敷地面積10,083.34㎡をUR都市機構神奈川地域支社が、2013年3月25日に入札を行い、「東急不動産」が86億7200万円で落札、「東急不動産」は、分譲タワーマンションを建設するほか、複数社と共同で大型商業施設などを開発する方向で検討している。” という内容でした。
1年以上続報がありませんでいたが、久しぶりに「日刊建設工業新聞」が報じました。今回は完成イメージ等もあり具体的です。
日刊建設工業新聞(2014/06/26) 完成イメージ等
東急不/MM32街区(横浜市西区)に業務・共同住宅2棟建設/設計は清水建設
カナロコの記事では、 ”数社と共同で大型商業施設などを開発する方向で検討” と書いてありました、中心からちょっと離れた場所にあるので、大型商業施設がこの立地で成り立つかちょっと疑問でした。
大型商業施設は「事務所棟」に変更になったようで、現実的な路線に落ち着いたと思います。「事務所棟」には、オフィス、店舗、保育所などが入る予定です。
「ブランズタワー」になると思われる集合住宅棟は、地上29階、地下1階ですが、横浜みなとみらい21地区のタワーマンションは、建築物の高さが100m以下に抑えられているので、建築物の高さが99m台のタワーマンションになると思われます。
(仮称)みなとみらい21、32街区プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目7-2
◆ 敷地面積-10,083.34㎡
◆ 建築主-東急不動産
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-未定
集合住宅棟(ブランズタワー)
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-建築物約99m(管理人の推測)
◆ 敷地面積-約3,024㎡
◆ 延床面積-約26,083㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-228戸
◆ 着工-2014年10月予定
◆ 竣工-2017年01月予定
事務所棟
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-約71m
◆ 敷地面積-約7,058㎡
◆ 延床面積-約55,270㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、保育所など
◆ 着工-2015年03月予定
◆ オープン-2017年04月予定
北西側から見た「(仮称)みなとみらい21、32街区プロジェクト」の建設予定地です。「東急不動産」の看板が設置されています。手前(北側)に集合住宅棟、奥(南側)に事務所棟が建設されます。
南西側から見た「(仮称)みなとみらい21、32街区プロジェクト」の建設予定地です。
「MARK IS みなとみらい(マークイズみなとみらい)」から見た「(仮称)みなとみらい21、32街区プロジェクト」の建設予定地です。ほとんど隠れて見えません。反対側の「パシフィコ横浜」からはきれいに見えそうです。
ちなみに「MARK IS みなとみらい(マークイズみなとみらい)」ですが、2013年6月21日の開業から2014年6月20日までの売上高が約256億4000万円でした。初年度売上目標は約250億円だったのでギリギリですがクリアしました。
やっぱりと言うか予想通りと言うか・・・ 「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から事前に「みらい21中央地区(32街区)」が見えるかチェックしましたが、「みなとみらいセンタービル」が正面にあり死角になってほとんど見えませんでした。
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