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2014年7月13日 (日)

成田空港 B滑走路を3500mに延長案・新滑走路の新設案

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-成田空港の空港機能強化-

 「国土交通省」は2014年7月8日に、交通政策審議会航空分科会基本政策部会内の首都圏空港機能強化技術検討小委員会中間とりまとめを発表しました。
 2020年東京オリンピック前後の羽田空港や成田空港の拡大策(選択肢)を明らかにしました。

 引用資料 国土交通省(2014/07/08)
 首都圏空港機能強化技術検討小委員会の中間取りまとめについて

 「成田空港」では、管制機能の高度化(WAM)と高速離脱誘導路(A滑走路・B滑走路)の整備で、年間約4万回の空港処理能力拡大効果が期待されるとし、東京オリンピックまでに、これに対応する駐機場の整備などが必要と示しました。

● B滑走路の延長および滑走路増設の検討
 東京オリンピック以降の方策として、「B滑走路」を現状2,500mから3,500mに延長する案が盛り込まれました。

 空港処理能力拡大効果はないとしながらも、「B滑走路の潜在能力を有効に発揮させ、運用実績を増加させるためには、B滑走路の延長は有効な方策」としています。

 更に、滑走路の増設も検討されました。「B滑走路」と平行する滑走路を増設する案(クロースパラレルまたはセミオープンパラレル)と「新C滑走路」の位置を南側へずらす案(セミオープンパラレル)が提案されています。


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高速離脱誘導路の整備による時間値の向上
 管制機能の高度化(WAM)と高速離脱誘導路(A滑走路・B滑走路)の整備で、年間約4万回の空港処理能力拡大効果が期待されるとしています。


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B滑走路を3500mに延長する案

 東京オリンピック以降の方策として、「B滑走路」を現状2,500mから3,500mに延長する案が盛り込まれました。

 空港処理能力拡大効果はないとしながらも、「B滑走路の潜在能力を有効に発揮させ、運用実績を増加させるためには、B滑走路の延長は有効な方策」としています。

 「首都圏空港機能強化技術検討小委員会」は具体的にどの部分を延長するかは記述していません。微妙な問題が山積しているので具体的には書けないのだと思われます。

 「B滑走路」北側への延長は考えられないので、「B滑走路」南側の未買収部分を想定していると思われます。この部分を延長すると、「B滑走路」は約3500mになります。

 この未買収部分に関しては皆さんが知っているように、「成田闘争」のいろいろな経緯があります。部外者の私が軽々しく書く問題ではないので、これ以上書はきません。


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新滑走路配置条件
 東京オリンピック以降の方策として、滑走路を増設する案が盛り込まれました。新滑走路配置条件として3つ上げられています。

① 市街地への配置を避ける。
② 羽田空域との競合を避ける。
③ 整備中の圏央道の計画との整合性を確保する。

 「圏央道(首都圏中央連絡自動車道)」をなぜもう少し東側に計画しなかったのでしょうね? 日本のプロジェクトは近視眼的のが多くて、後で後悔することが多いです。


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滑走路の配置案
 新滑走路の配置案は2つ提案されています。1つ目は「B滑走路」と平行する滑走路を増設する案(クロースパラレル又はセミオープンパラレル)です。この案は以前から出ていました。

 もう一つの案が、地上走行距離を短縮する観点から、風向きによる運用方法を工夫するため、「新C滑走路」の位置を南側へずらす案(セミオープンパラレル)です。この案が具体的に出たのは初めてだと思います。


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空撮写真に2案を描いてみました。東京オリンピック以降の方策ですが、地域との合意や膨大な面積の用地交渉&用地買収が必要になるので、実現するとしてもかなり先です。

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