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2014年7月28日 (月)

千葉県松戸市 JR東日本が、常磐線松戸駅の上野方に人工地盤を構築し、新駅ビルを建設!

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-JR松戸駅-
 「SMAP」が5大ドームツアーを行うそうです。全22公演(京セラドーム大阪6回、東京ドーム5回、ナゴヤドーム5回、福岡ヤフオク!ドーム4回、札幌ドーム2回)で、100万人以上動員する予定です。なんのかんの言っても「SMAP」は凄まじい集客力がありますね。

 本題に戻って、千葉県松戸市は、推計人口480,927人(2014年5月1日現在)です。東京のベッドタウンとして発展し、千葉県内では千葉市、船橋市に次いで人口が多いです。

 松戸市の玄関口がJR常磐線の松戸駅です。松戸駅には、「新京成電鉄」も乗り入れています。
 JRが島式3面6線(1番~6番)の地上駅で、新京成電鉄が島式1面2線(7番・8番)の地上駅です。

 松戸駅では、JR東日本、新京成電鉄、松戸市が協議を行い、「松戸駅バリアフリー施設整備に伴う駅改良計画」を進めています。

● 人工地盤の上に新駅ビルを建設
 JR東日本は、やがてやってくる少子高齢化による鉄道収入の減少に備えて商業施設の整備に力を入れています。

 今までは、軌道上に橋上駅舎を建設しても駅ビルを建設する事はあまりありませんでしたが、積極的に建設するようになりました。

 松戸駅でも上野側軌道上に人工地盤を構築して、地上7階、最大高さ約34m、延床面積約10,600㎡の新駅ビルを建設します。駅ビルの3階~6階には売場面積約4,500㎡の店舗を設ける予定です。

 建築通信新聞(2014/07/08) 断面図等
 10月の建築確認後着工/人工地盤上に新駅ビル/JR東日本の松戸駅改良

 引用資料 松戸市・公式HP(2013/11/25)
 松戸駅バリアフリー施設整備に伴う駅改良計画について(vol.1)

 上野方面側の常磐線軌道敷地内に基礎杭を打設し、その上に奥行き約60m(建築面積約2,700㎡)の新たな人工地盤を構築し、人工地盤上に新駅ビルを建設します。

松戸駅駅改良計画の概要
◆ 階数-地上7階
◆ 高さ-最高部約34m
◆ 敷地面積-約26,970㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約2,700㎡(新規人工地盤部)
◆ 延床面積-約10,600㎡(新規人工地盤部)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-駅施設、店舗
◆ 竣工-2018年度(バリアフリー化工事)、2019年度(新駅ビルを含めた全工事)


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松戸駅3階の現状の平面図です。

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