JR東日本 中央線「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設 直線化でホームと車両との隙間を解消!
-JR飯田橋駅-
JR東日本は2,014年7月2日に、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設すると発表しました。
2020年の東京オリンピック前に完成させたい考えで、整備費は100億円程度を見込みます。
引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/07/02)
JR中央線飯田橋駅ホームにおける抜本的な安全対策の着手について
現在の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっています。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。
現在は、転落検知マットや注意喚起の回転灯、放送設備などを設置して利用者の転落を防いでいますが、ホームを直線区間に移すことで隙間を解消することにしました。移設が完了すると隙間が最大で15cmに縮小する予定です。
● 西口駅舎改良・駅前広場整備
ホーム移設にあわせ西口駅舎を建て替えます。また、駅舎建替えに合わせて小規模な店舗を計画するとともに、千代田区と連携し駅前広場(約1,000㎡)を整備します。
平面イメージ図です。現在のホームは目白通りを東京方に一部越えて、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあります。
ホームを西側(新宿方)の直線区間に約200m移設します。「現在の連絡通路+早稲田通りを越えた新宿方」が新しいホームになります。
写真右側が「目白通り」ですが、現在のホームは「目白通り」を東京方に一部越えています。
JR飯田橋駅のホーム南端から新宿方を見た様子です。写真右側が西口への連絡通路ですが、この部分が新しいホームになります。
「早稲田通り」のJR跨線橋部分です。写真左下に少し見えるのが、JR飯田橋駅の「西口駅舎」です。移設後の新しいホームは、「早稲田通り」を挟んで両側に配置されます。
現在の「西口駅舎」は建替えられますが、写真右側の「早稲田通り」の新宿方にも改札口を設ける可能性があります。
| 固定リンク
« JR東日本 山手線の新型通勤電車が約13年ぶりに登場 「E235系電車」の量産先行車が2015年秋頃から営業運転開始! | トップページ | JR東日本 「東京駅丸の内駅前広場整備」 & 「東京駅丸の内地下エリア整備」 »
「121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事
- 千代田区 JR飯田橋駅西口再開発の第五弾 高さ約130mの「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」 2024年度の着工を目指す!(2023.02.05)
- 千代田区 飯田橋駅中央地区市街地再開事業 高さ約150mと高さ約100m、2棟で総延床面積約10万㎡の再開発ビルを建設!(2023.01.31)
- 千代田区 地上22階、高さ約110mの「神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業」 2025年に本体工事着工!(2023.01.20)
- TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約390mの「Torch Tower(トーチタワー)」 日本ビル地上解体工事 2022年12月中旬の状況(2023.01.03)
- 地上20階、高さ約100mの世界最大規模となる「木の本店ビル」 東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事 2022年12月中旬の状況(2022.12.28)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- 川崎市 「JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に係る条例環境影響評価準備書及び要約書」の縦覧!(2023.01.21)
- JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2022年12月中旬の建設状況(2022.12.22)
- 東京都が「都心部・臨海地域地下鉄」を整備 「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」の正確な場所が判明!(2022.11.27)
- 東京都 総延長約6kmの「臨海地下鉄」を整備 新駅は「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」(2022.11.25)