渋谷区 渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟) 2014年8月よりの工事に本格着手!
-渋谷駅地区 駅街区開発計画-
東京の開発はここ最近大きなニュースが続きます。2014年7月17日に、「東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)」の3社から、2014年8月より「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」の工事に本格着手すると発表がありました。
引用資料 東京急行電鉄 ニュースリリース(2014/07/17)
渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)の工事着手について
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目23番地・24番地、渋谷道玄坂一丁目1番地、渋谷区道玄坂二丁目1番地 他
◆ 階数-地上46階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-228.30m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,192.10㎡(施設全体)
◆ 延床面積-268,368.69㎡(施設全体)、約174,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-渋谷駅街区東棟新築工事共同企業体(東急建設、大成建設)
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2020年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)
(備考)
建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。
配置図です。
PDFの完成予想図を拡大するといろいろ面白い事が分かります。「渋谷駅地区 駅街区開発計画」の下層階は、曲線を多用した非常に複雑な形状をしています。
曲線と言えば「SANAA事務所」ですが、「SANAA事務所」がデザインアーキテクトに入っているので、デザインに大きく影響を与えたのでしょうか?
今まで詳細なデザインが分からなかった東京メトロ銀座線の渋谷駅や東口の駅前広場が非常によく分かります。
渋谷名物の「スクランブル交差点」は、現在とはかなり形状が変わりますが、残る事が分かります。
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