JR千葉駅 駅舎・駅ビル建替え計画の一部変更 敷地を拡大して西口ペデストリアンデッキと接続!
-JR東日本 千葉駅舎・駅ビル建て替え-
現在のJR千葉駅は、区画整理の一環として1963年に現在の「東千葉駅」がある場所から移転してきたものです。総武本線と成田線が共用だっため、当初は4面8線(現在は5面10線)で開業しました。
その後の千葉市の人口急増により、ホームの増設、千葉都市モノレールの乗り入れなど改良が重ねられてきましたが、根本的な改良をせず継ぎ足して拡張してきました。
千葉駅のコンコースは高架下にあり、天井が低い上に柱が林立しています。また東口と西口が別フロアで分かりにくく、千葉都市モノレールの駅との接続も不便でした。また老朽化も進み、こうした状況を改善すべく、新駅舎の建設に踏み切りました。
2011年10月31日に千葉駅駅舎、駅ビル建て替え工事の起工式が行われ本格的な工事がスタートしています。
● 計画を一部変更して西口ペデストリアンデッキと接続
新しい千葉駅は、コンコースを線路上空の3階に移設し、駅を橋上化しますが、建替敷地を拡大して、西口再開発事業で整備されたペデストリアンデッキと接続する計画に変更しました。
引用資料 JR東日本・千葉支社(PDF:2014/06/27)
西口ペデ・デッキとつながり駅周辺の回遊性が向上します~千葉駅 駅舎・駅ビル建替え計画の一部変更について~
これにより、西口と東口の歩行者ネットワークが形成されて千葉駅周辺の回遊性・利便性が高まり、さらに千葉の顔に相応しい駅になります。
従来の計画
延床面積約70,000㎡(駅施設他約16,000㎡、エキナカ約8,000㎡、駅ビル約46,000㎡)
変更後の計画
延床面積 約73,800㎡(駅施設他約16,400㎡、エキナカ約8,000㎡、駅ビル約49,400㎡)
開業予定時期(当初より変更無し)
◆ 2016年夏頃-新駅舎、3階エキナカ開業
◆ 2017年春頃-エキナカ全面開業、駅ビル先行開業(2階以上)
◆ 2018年春頃-駅ビル全面開業
余談ですが、JR東日本のホームページはメインのページだけではすべてを把握出来ません。
仙台支社、新潟支社、千葉支社などは、単独でホームページがあります。本体に統合されましたが、以前は横浜支社も分かれていました。
千葉駅の鳥瞰図(イメージ)です。手前の茶色の部分が新たに整備が決まった連絡通路です。
計画変更後の地上3階の配置図です。連絡通路(ピンクの部分)が設置され、西口ペデストリアンデッキと接続(赤の部分)されます。
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