港区 UR都市機構が、地上27階の「港南一丁目地区基盤整備・建設工事」の一般競争入札を公告!
-港南一丁目地区基盤整備・建設工事-
JR品川駅港南口(東口)の港南二丁目に「品川フロントビル」がありますが、道路を隔てた北側の港南一丁目に「港南一丁目市街地住宅」があります。
「港南一丁目市街地住宅」は建て替えが計画されています。建て替えの理由は、老朽化と一般居住部分が耐震基準を満たしていないためです。
ビルを所有するのは、「はとバスの東京バスツアー」で有名な「はとバス」と「UR都市機構」です。
都市再生機構東日本賃貸住宅本部は、2014年7月25日にWTO(世界貿易機関)対象となる「港南一丁目地区基盤整備工事、港南一丁目地区業務施設 ・住宅建設その他工事」の一般競争入札を公告しました。
都市再生機構東日本賃貸住宅本部(PDF:2014/07/25)
一般競争入札公告 ・港南一丁目地区基盤整備・建設工事
建築通信新聞(2014/07/25)
WTO一般入札を公告/港南一丁目地区業務施設・住宅など/都市機構
地上27階ですが、14階までが階高の高い店舗やオフィスで構成されるので、最高部の高さは100mを超える可能性があります。
建設工事に「地下除却含む」となっているので、「逆打ち工法」で建設される可能性があります。
港南一丁目地区基盤整備・建設工事の概要
◆ 工事名-港南一丁目地区基盤整備工事、港南一丁目地区業務施設 ・住宅建設その他工事
◆ 所在地-東京都港区港南一丁目6番5号外
◆ 階数-地上27階、地下2階
◆ 高さ-不明
◆ 敷地面積-約4,000㎡
◆ 延床面積-約38,300㎡
◆ 用途-地下部分(駐車場)、1階・2階(店舗、保育所)、3階~14階(オフィス)、15階(共同住宅共用部)、16階以上(共同住宅)
◆ 総戸数-139戸
◆ 建築主-はとバス、UR都市機構
◆ 設計者-松田平田設計(基盤整備工事)
◆ 施工者-未定
◆ 基盤整備工事-2015年03月~2015年12月予定
◆ 建設工事-2015年09月~2009年02月予定
(備考) 基盤整備工事は、既存建物の地上部分の除却工事を意味します。
解体予定の「港南一丁目市街地住宅」を南西側から見た様子です。鉄骨鉄筋コンクリート造、地上11階、地下1階、延床面積約11,800㎡となっています。
「港南一丁目市街地住宅」を南東側から見た様子です。敷地東側のオフィス部分は、1987年に増築したようです。
オフィス部分は、鉄筋コンクリート造、地上4階、地下1階、延床面積約3,700㎡となっています。
オフィス部分には、かつてアパレル事業を主力とする「ジュングループ」の本社が入っていましたが、「ジュングループ」は2012年6月18日に本社を港区南青山二丁目に移転しています。
オフィス部分を「はとバス」が、一般居住部分を「UR都市機構」がそれぞれ管理しているようです。
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