新宿区 地上32階、高さ約145mの「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」 施工者が「大成建設」に決定!
-四谷駅前地区第一種市街地再開発事業-
昨日の日経新聞に、「旧みずほコーポレート銀行本店ビル(旧日本興業銀行本店)」と「銀行会館ビル」を900億円で再開発するという記事が載っていました。
ビルを保有する「三菱地所」はHPで否定していましたが、旧みずほ銀行と旧みずほコーポレート銀行が合併して「大手町タワー」に移転したので、再開発は時間の問題と思われます。
でも、「旧みずほコーポレート銀行本店ビル」の敷地は、南北に細長いうなぎの寝床のような敷地なので、ビルの配置が難しそうですね・・・
本題に戻って、「都市再生機構東日本賃貸住宅本部」は、2014年8月5日に、「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の一般競争入札を開札し、落札者を「大成建設」に決定しました。落札額は582億円(税込628億5660万円)です。
建設通信新聞(2014/08/06)
約629億で大成建設/四谷駅前地区再開発/都市機構
日刊建設工業新聞(2014/08/06)
都市機構/四谷駅前地区再開発(東京都新宿区)/実施設計・施工は大成建設に
引用資料 都市再生機構(UR都市機構)
四谷駅前地区(PDF)
「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」は、JR四ツ谷駅の北東側一帯で計画されている大規模な再開発事業です。
施行区域面積約24,000㎡で、廃止になった「財務省公務員宿舎」や「旧四谷第三小学校」跡地などを中心に多数の雑居ビルや病院等で構成される区画です。
四谷駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区本塩町及び四谷一丁目の各部
◆ 交通-JR中央本線・総武線「四ツ谷」駅から徒歩1分、東京メトロ丸ノ 内線・南北線「四ツ谷」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上32階、地下3階(業務タワー棟)
◆ 高さ-最高部約145m
◆ 施行区域面積-約24,000㎡
◆ 敷地面積-約17,921㎡
◆ 延床面積-約138,714㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業施設、教育施設、共同住宅、公益施設
◆ 総戸数-約100戸
◆ 建築主-都市再生機構(UR都市機構)
◆ 基本設計-日本設計、三菱地所設計JV
◆ 実施設計-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 竣工-2020年01月31日予定
イメージパースです。
配置図です。「業務タワー棟」は、当初は地上31階で計画されていました。多くの資料も地上31階になっていますが、地上32階に変更になっています。「業務タワー棟」は、地上32階、地下3階、最高高さ約145mです。面積等は下記のPDFに詳細が載っています。
UR都市機構・東日本都市再生部(PDF:2013/10/23)
四谷駅前地区第一種市街再開発事業における事業パー トナーの募集について
その他に「外堀棟(商業/住宅棟)」、「文化国際交流機能棟」、「三栄通り棟(商業/住宅棟)」、「教育棟」が建設され、合計で5棟が建設される予定です。
再開発予定地を南東側から見た様子です。道路は「外堀通」です。
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