横浜市 「山下ふ頭」にカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致が活発化!
-横浜市の統合型リゾート施設(IR)構想-
カジノ解禁を巡って、超党派の議員連盟が「統合型リゾート推進法案(カジノ法案)」を秋の臨時国会での成立をめざしています。
政府は、東京オリンピックを開催する2020年までに全国で3ヶ所程度、カジノの開設を認める検討に入ったと一部のマスコミが報じています。「首都圏、大阪、沖縄」の3ヶ所が有力と言われています。
首都圏は、臨海副都心の「青海地区」が最有力と言われていました。しかし、東京都はオリンピックの招致が決まり、東京オリンピックを成功させる事が最大の課題となりました。現在の都知事はカジノの誘致にはかなり消極的です。
東京都に代わって、横浜市が候補地として急浮上してきました。横浜市はカジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」の誘致に向けた動きを活発化しています。横浜市長が導入に前向きな考えを表明したことに呼応し、経済界も誘致に積極的です。
ラスベガス、マカオ、シンガポールを見ても分かりますが、「統合型リゾート施設(IR)」は、カジノは施設のごく一部でしかありません。そのため広大な敷地面積を必要とします。
横浜市長が導入に前向きな報道を聞いた時に、交通至便で、そんな広大な土地が横浜市のどこにあるの?? と思いましたが、「山下ふ頭」を想定しているようです。
全天候型ドーム球場の実現を目的とした経済界有志でつくる「横浜ドームを実現する会」が、具体的な誘致場所として山下ふ頭を挙げ、「カジノやホテル、ボールパーク(球場)、コンベンション施設」などを具体的に描いた青写真を披露しています。
公式HP → 横浜ドームを実現する会
引用資料 横浜ドームを実現する会(PDF:2014.07.22)
横浜ドームを実現する会の提言資料を公開いたします。
● 山下ふ頭(山下埠頭)
かつては、横浜港の物流の中心であった「山下ふ頭(山下埠頭)」ですが、海運の中心がコンテナとなったため、物流の中心が「本牧埠頭」や「南本牧埠頭」に移行しています。
横浜市港湾局のHPによると「山下ふ頭」の埠頭面積は約47.1haあるので、「統合型リゾート施設(IR)」としては最低限の面積は確保できます。
横浜市港湾局 → 山下ふ頭
「横浜ドームを実現する会」のイメージです。ドバイやシンガポールの計画みたいですね。仮に誘致競争で東京に勝って、「山下ふ頭」に誘致出来たとしてもこのようになる可能性は限りなく0%に近いですが、もしこれが実現出来たら凄いですね!
「横浜ドームを実現する会」の配置図です。
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