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2014年10月18日 (土)

東京国際空港(羽田空港) 「C滑走路」を海側(南側)に360m延伸 2014年12月11日から供用開始!

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-C滑走路延伸事業-
 国土交通省は10月16日に、「東京国際空港(羽田空港)」において、整備を進めている「C滑走路延伸事業」について、供用開始日を2014年12月11日にすると発表しました。

 引用資料 国土交通省・報道発表資料(2014/10/16)
 東京国際空港(羽田空港)C滑走路延伸事業の供用開始予定日について

 これまで3000mだった「C滑走路」が360m海側(南側)に延伸します。離陸滑走路長が、現状の3,000mから延伸後は3,360mになり、離陸開始位置が海側(南側)にシフトします。滑走路の離陸開始位置を海側(南側)に移すことで、市街地への騒音影響を軽減します。

 現在の「C滑走路」は、深夜早朝時間帯(午後11時~午前6時)には、3000mのうち、2500mしか使用出来ませんが、今回の延伸で3000m使用出来るようになります。

● エアバスA380などが就航しやすくなる
 深夜早朝時間帯(午後11時~午前6時)の国際線離陸などは、騒音を抑えるため最も海側の「D滑走路」を使用するケースが多かったのですが、「C滑走路」の延伸で、「C滑走路」と「D滑走路」の両方が使えるようになります。

 また、「エアバスA380」などの大型旅客機も深夜早朝時間帯に「C滑走路」を使用出来るようになります。
 「D滑走路」は、ターミナルと「D滑走路」を結ぶ連絡橋に重量制限があり、「エアバスA380」は乗客数や貨物量によっては使用出来ない場合があります。

 ただし、「C滑走路」の延伸後も、「D滑走路」で離陸可能な機材は、従来通り原則として「D滑走路」から離陸します。
 離陸重量が重い欧米方面へ向かう長距離国際線の大型機や、「D滑走路」で離陸できない風向きの際に「C滑走路」を使用します。

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