東京国際空港(羽田空港) 「C滑走路」を海側(南側)に360m延伸 2014年12月11日から供用開始!
-C滑走路延伸事業-
国土交通省は10月16日に、「東京国際空港(羽田空港)」において、整備を進めている「C滑走路延伸事業」について、供用開始日を2014年12月11日にすると発表しました。
引用資料 国土交通省・報道発表資料(2014/10/16)
東京国際空港(羽田空港)C滑走路延伸事業の供用開始予定日について
これまで3000mだった「C滑走路」が360m海側(南側)に延伸します。離陸滑走路長が、現状の3,000mから延伸後は3,360mになり、離陸開始位置が海側(南側)にシフトします。滑走路の離陸開始位置を海側(南側)に移すことで、市街地への騒音影響を軽減します。
現在の「C滑走路」は、深夜早朝時間帯(午後11時~午前6時)には、3000mのうち、2500mしか使用出来ませんが、今回の延伸で3000m使用出来るようになります。
● エアバスA380などが就航しやすくなる
深夜早朝時間帯(午後11時~午前6時)の国際線離陸などは、騒音を抑えるため最も海側の「D滑走路」を使用するケースが多かったのですが、「C滑走路」の延伸で、「C滑走路」と「D滑走路」の両方が使えるようになります。
また、「エアバスA380」などの大型旅客機も深夜早朝時間帯に「C滑走路」を使用出来るようになります。
「D滑走路」は、ターミナルと「D滑走路」を結ぶ連絡橋に重量制限があり、「エアバスA380」は乗客数や貨物量によっては使用出来ない場合があります。
ただし、「C滑走路」の延伸後も、「D滑走路」で離陸可能な機材は、従来通り原則として「D滑走路」から離陸します。
離陸重量が重い欧米方面へ向かう長距離国際線の大型機や、「D滑走路」で離陸できない風向きの際に「C滑走路」を使用します。
| 固定リンク
« 千葉県船橋市 延床面積約20万㎡の巨大物流施設「MFLP船橋計画(三井不動産ロジスティクスパーク船橋)」の建築計画のお知らせ | トップページ | ペンブローク・リアルエステート・ジャパン 東京ミッドタウンの向かいに「TRY-SEVEN ROPPONGI(トライセブン ロッポンギ)」を着工! »
「136 東京都・大田区」カテゴリの記事
- 「羽田空港」へのアクセス 新空港線(蒲蒲線)整備促進事業 「国土交通省」が2025年度予算案の概算要求で、調査や設計にあたるための補助金を計上!(2024.09.05)
- JR東日本 羽田空港アクセス線(仮称)整備事業 京葉線と接続する「臨海部ルート(新木場駅ルート)」 2031年度開業で調整!(2024.07.25)
- 「羽田空港旅客ターミナル」の機能を強化 木造・鉄骨ハイブリッド構造採用の第1ターミナル北側サテライト施設 2024年5月7日に着工!(2024.05.13)
- JR東日本 羽田空港アクセス線(仮称)整備事業 羽田空港において「羽田空港アクセス線(仮称)」 2023年12月7日に工事に着手!(2023.12.18)
- 京浜急行電鉄本線「平和島」駅直結 2026年に商業住宅一体の複合施設が誕生・新しい改札口も設置「(仮称)平和島駅前複合施設」(2023.07.23)