« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »

2014年10月

2014年10月31日 (金)

東京ディズニーランド「ファンタジーランドの再開発」 & 東京ディズニーシー「新テーマポートの開発」 今後10年間で、テーマパーク事業に5,000億円レベルの投資!

Chibatdl14101
-東京ディズニーリゾート-

 「オリエンタルランド」は2014年10月30日に、「東京ディズニーランド、東京ディズニーシー」の今後の開発構想を発表しました。

 オリエンタルランド・ニュースリリース(PDF:2014年/10/30)
 東京ディズニーランド、東京ディズニーシー 今後の開発構想について

 東京ディズニーリゾート・ブログ(2014/10/.30)
 【広報リリース】東京ディズニーランド、東京ディズニーシー 今後の開発構想について

 「オリエンタルランド」は、今後10年間(2015年3月期~2024年3月期)で、テーマパーク事業に5,000億円レベルの投資を実行します。
 「東京ディズニーランド、東京ディズニーシー」における追加投資額としては過去最大となる予定です。

 記者会見した執行役員は、新施設の題材について「人気映画 ”アナと雪の女王” を候補から排除して考えてはいない」と述べ、採用する可能性を示唆しました。

 ここからは私の妄想ですが、「スター・ウォーズ エピソード7」が、2015年12月に公開予定です。本家のディズニーは、「スターウォーズ」の新テーマパーク構想を温めています。 
 5,000億円レベルの投資の中に、「スターウォーズ」の大規模なアトラクションが含まれるのは間違いないと思われます。

● 東京ディズニーランド
 概要は、複数の大型アトラクション、商品店舗、飲食店舗等からなるファンタジーランド全体の再開発です。

 開発エリアは、現在のファンタジーランド全域(刷新)、およびトゥモローランドとバックステージの一部(エリア拡張)で、現在の「ファンタジーランド」が約2倍の規模となる予定です。

● 東京ディズニーシー
 概要は、複数の大型アトラクション、商品店舗、飲食店舗等からなる新テーマポートの開発です。

 開発エリアは、ロストリバーデルタの南側に隣接する拡張用エリアです。「アラビアンコースト」とほぼ同規模となる予定です。


Chibatdl14102
東京ディズニーランド「ファンタジーランドの再開発」エリアです。


Chibatdl14103
東京ディズニーシー「新テーマポートの開発」エリアです。

|

「上野東京ライン(東北縦貫線)」が2015年3月14日に開業! 宇都宮線・高崎線と東海道線が直通運転、常磐線は品川発着に!

Tokyojr14101
-上野東京ライン(東北縦貫線)-
 JR東日本は2014年10月30日に、「宇都宮線・高崎線・常磐線」と「東海道線」の直通運転を行う「上野東京ライン(東北縦貫線)」の開業日を2015年3月14日にすると発表しました。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/10/30)
 「上野東京ライン」開業により、南北の大動脈が動き出します~開業時期、直通運転の概要について~      

 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/10/30)
 上野東京ライン開業に伴い、常磐線特急はより快適に、より使いやすい特急に生まれ変わります。~新たな着席サービスを導入します~

 「宇都宮線、高崎線」は「東海道線」との相互直通運転を実施します。「常磐線」は「品川駅」まで直通します。
 8時頃~9時頃まで(東京駅基準)の朝ラッシュ時間帯の直通本数は、南行の場合で宇都宮線からが5本、高崎線からが5本、常磐線からが5本になります。

 「常磐線」の特急列車は、日中全ての列車と夕・夜間帯の一部の列車が品川発着になります。
 「常磐線」の普通列車は、日中は土浦方面からの列車の一部が品川駅まで直通し、夕・夜間帯は取手以南で運転している快速電車が品川駅まで乗り入れます。

 品川発着の特急列車の名称は「ひたち」、「ときわ」とし、2015年3月14日から品川~いわき間で運転を開始します。


Tokyojr14102
「上野東京ライン」開業後の輸送体系です。


Tokyojr14103
「上野東京ライン」で試運転が行われている旧国鉄時代に導入された「185系特急型電車」です。

 「上野東京ライン(東北縦貫線)」では、2014年7月29日未明から試験走行が開始されています。8月1日からは日中の試運転も始まっています。


Tokyojr14104
「上野東京ライン」で試運転が行われている「E233系電車」です。


Tokyojr14105
試運転は約15分間隔で、東京駅~上野駅間を往復しているようです。「上野駅」と「東京駅」からほぼ同時に出発しているようで、ほぼ中間の秋葉­原駅の南側付近ですれ違うことが多いようです。


Tokyojr14106
(おまけ)
 秋葉原駅にあった「セイコー ルキア」の広告です。「綾瀬はるか」の表情ががあまりにも可愛かったの思わず撮影してしまいました(笑)。
 秋葉原駅では、よく乗り換えましたが、撮影で毎日歩き疲れていたので何度も癒されました。

 首都圏のJRの大きな駅にはこの広告がありました。前回は、P&Gの「パンテーン」の「綾瀬はるか」の広告に癒されていました。
 このような広告は関西の駅ではほとんど見かけないので、首都圏に行った時の私の密かな楽しみでもあります。

 関西に帰って、「セイコー ルキア」のパンフレットをもらってきました。この写真以外にも他に5枚ありましたが、どれも可愛くて萌え死にしそうになりました(笑)。
 最高の表情が撮影できるプロカメラマンの腕は凄いと思います。パンフレットの写真を2015年のカレンダーにして欲しい・・・


Tokyojr14107
御徒町駅付近の「上野東京ライン」で試運転が行われている「E233系電車」です。雨の日はビルの撮影は難しいので、主に鉄道を撮影しました。


Tokyojr14108
東京駅に停車している試運転中の「E233系電車」です。


Tokyojr14109
当たり前ですが、「試運転」と表示されています。

|

2014年10月30日 (木)

「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の概要が正式発表 地上39階、高さ約210mと大幅にステップアップ!

Tokyotakeshiba141011
-都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)-

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の事業予定者は2013年5月29日に決定しました。
 グループ名は「Team 竹芝の大樹」で、構成員は「東急不動産、鹿島建設、久米設計」となっていました。

● 竹芝地区は、更に大幅にステップアップ!
 2013年9月に東京都と基本協定を締結、その後、事業計画の検討を進めていましたが、概要が決定し、2014年10月29日に正式発表されました。

 引用資料 東急不動産・ニュースリリース(PDF:2014/10/29)
 コンテンツ産業拠点形成へ 慶應大学大学院の共同研究機関を誘致 ~ 竹芝地区にて官民連携の開発計画概要決定 ~

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の名称通り更にステップアップして、規模が大幅に拡大しています。

 「A街区」は、当初案は地上26階、地下2階、高さ150.5m、延床面積約104,095㎡でしたが、地上39階、地下2階、高さ約210m、延床面積約180,000㎡と大幅にステップアップしました。

 「B街区」も規模が拡大しました。当初案は地上19階、高さ88.3m、延床面積約14,234㎡でしたが、地上21階、 高さ約100m、延床面積約20,000㎡にステップアップしました。

 ステップアップする事を想定して「ステップアップ・プロジェクト」という名称にしたのでしょうか? 
 もしかして「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)」もステップアップするかも?(笑)

都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)
全体計画概要

◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目20番9他
◆ 敷地面積-約15,600㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約200,000㎡(施設全体) 
◆ 事業主体-株式会社アルベログランデ(施設を整備するため、東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)

A街区(業務棟)概要

◆ 階数-地上39階、地下2階(当初案は地上26階、地下2階)
◆ 高さ-約210m(当初案は150.5m)
◆ 敷地面積-約12,200㎡
◆ 延床面積-約180,000㎡(当初案は約104,095㎡)
◆ 用途-オフィス、店舗、コンテンツ関連施設、新産業貿易センター等
◆ 着工-2016年度予定
◆ 竣工-2019年度予定

B街区(住宅棟)概要
◆ 階数-地上21階(当初案は地上19階)
◆ 高さ-約100m(当初案は88.3m)
◆ 敷地面積-約3,400㎡
◆ 延床面積-約20,000㎡(当初案は約14,234㎡)
◆ 用途-共同住宅、サービスアパートメント、子育て支援施設等 
◆ 着工-2015年度予定
◆ 竣工-2017年度予定


Tokyotakeshiba141012
計画地です。


Tokyotakeshiba141013
「イメージパース(竹芝ふ頭方向から見る)」です。


Tokyotakeshiba141014
世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の建設予定地です(2014年10月26日撮影)。


Tokyotakeshiba141015
同じ場所を約11ヶ月前の2013年12月5日に見た様子です。この時点ではまだ西側に「東京都計量検定所」の建物が残っていました。


Tokyotakeshiba141016
「A街区」を北西側から見た様子です。


Tokyotakeshiba141017
「A街区」の南西側部分です。


Tokyotakeshiba141018
「A街区」の南西角の仮囲いが一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。敷地西側の「東京都計量検定所跡地」はすっかり更地になっています。


Tokyotakeshiba141019
「A街区」を北東側から見た様子です。敷地東側の「東京都立産業貿易センター」はまだ残っています。「東京都立産業貿易センター」は、2015年9月30日をもって施設貸出を終了します。


Tokyotakeshiba141020
「A街区」を南東側から見た様子です。


Tokyotakeshiba141021
「B街区」を南西側から見た様子です。


Tokyotakeshiba141022
「B街区」を南東側から見た様子です。


Tokyotakeshiba141023
「B街区」をゆりかもめ「竹芝駅」から見た様子です。「東京都公文書館跡地」はきれいに更地になっています。


Tokyotakeshiba141024
「B街区」のすぐ東側に、ゆりかもめ「竹芝駅」があります。


Tokyotakeshiba141025
「浜松町駅から竹芝駅、竹芝ふ頭を結ぶ歩行者デッキ整備イメージ」です。


Tokyotakeshiba141026
「旧芝離宮恩賜庭園」のすぐ北側に「歩行者デッキ」が整備されます。歩行者デッキは、「旧芝離宮恩賜庭園」の先に見える首都高速道路「都心環状線」をオーバーパスする予定です。

 浜松町駅方面と竹芝地区は、海岸通りや首都高速道路による分断が解消され、歩行者ネットワークが大幅に強化されます。  

|

2014年10月29日 (水)

千代田区 (仮称)大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業 タワークレーン登場!

Tokyootemachi14041
-(仮称)大手町一丁目第3地区-
 東京(首都圏)の撮影ツアーのために更新を休んでいました。暑い「太陽のSEASON」を避けたので気候的には良かったのですが、超雨男の私らしく、少しでも雨が降った日を含めると4日間降りました。

 私は余程強い雨でない限り雨の日も撮影します。ただ、東京オリンピック招致によりプロジェクトが増えすぎて、とにかく時間が足りませんでした・・・
 千葉県は全く撮影出来ませんでした。東京都23区の高さ99m以上の建設中のビルはすべて撮影したかったのですが、数棟撮影出来ませんでした。

 東京オリンピックを控え、これからまだまだプロジェクトが増えます。うれしい悲鳴ですが、時間が足りなくて撮影出来ないプロジェクトがどんどん増えそうです・・・

 本題に戻って、大手町地区では、連鎖型再開発が行われています。第2次再開発事業の「大手町フィナンシャルシティ」が竣工し、引き続き「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル、新公庫ビル」の再開発である第3次再開発事業が行われています。

 「三菱地所」は、丸の内再構築「第2ステージ」第6弾プロジェクト「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」を2014年4月1日に新築工事に着手しました。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2014/04/02)
 丸の内再構築「第2ステージ」第6弾プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」着工 ~BCP機能を評価し三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入居決定、グローバルビジネス拠点・大手町の成長へ~ 

(仮称)大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目5番1他(地番)
◆ 階数-(A棟)地上31階、塔屋2階、地下4階、(B棟)地上18階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(A棟)168.28m、(B棟)87.67m
◆ 敷地面積-11,171.91㎡(施設全体)
◆ 建築面積-7,146.76㎡(施設全体)
◆ 延床面積-206,381.62㎡(施設全体)
◆ 構造-A棟:(地上)鉄骨造、一部CFT造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、B棟:(地上)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎(A棟・B棟)
◆ 地震対策-免震構造(B棟)
◆ 用途-オフィス、ホテル(84室)、店舗、地域冷暖房施設
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者-三菱地所設計、NTTファシリティーズ
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2014年04月01日
◆ 竣工-2016年04月01日予定


Tokyootemachi13032
配置図です。「A棟」と「B棟」の間の道路は廃止されます。敷地東側で「仲通り機能の延伸」を行い、北端の「日本橋川」まで到達させます。


Tokyootemachi14101
● A棟

 「A棟」は、地上31階、塔屋2階、地下4階、高さ168.28mの超高層オフィスビルです。1フロアあたりの賃貸面積約4,200㎡(約1,270坪)と、大手町エリアで最大級の大型オフィス空間となります。

 「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」の入居が決定しています。「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は、竣工後に東京都文京区目白台のから本社を移転します。


Tokyootemachi14102
2014年10月25日(土)の撮影ですが、「A棟」に2基のタワークレーンが姿を現していました。

 「戸田建設」のタワークレーンの「マスト」の色は、「大林組」のオレンジ系よりちょっと濃いような気がしますが、色が似ていますね。


Tokyootemachi14103
「A棟」の建設現場を南西側から見た様子です。


Tokyootemachi14104
「A棟」の建設現場です。都心部の超高層オフィスビルでは「逆打ち工法」を採用する場合が多いですが、この現場は「順打ち工法」を採用しています。

 順打ち工法に似ていますが、より工期が早い「2段打ち工法」を採用している可能性もあります。

 どちらの工法にしてもまだ地下躯体の構築を行っている段階です。この段階でタワークレーンを建てるのは随分気が早いですね。
 敷地に余裕があまり無いので、「クローラークレーン」や「ラフテレーンクレーン」で行う作業もタワークレーンで行う方が効率的なんでしょうね。


Tokyootemachi14105
● B棟

 「B棟(宿泊施設棟)」の外観イメージパースです。「B棟」は、地上18階、塔屋1階、地下3階、高さ87.67mの高層ホテルです。「星野リゾート」が運営する高級温泉旅館が進出します。

 星野リゾートが展開するラグジュアリー旅館「星のや 東京」で、最上階に目玉となる天然温泉浴場を設置し、84室の和風客室、日本料理レストランを備える予定です。


Tokyootemachi14106
「B棟」の建設現場を南東側から見た様子です。


Tokyootemachi14107
「B棟」にはまだタワークレーンが姿を現していませんでした。


Tokyootemachi14108
ほとんど見えませんが、「B棟」の建設現場です。


Tokyootemachi14109
「(仮称)大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせです。延床面積が、205,354.38㎡(施設全体)→206,381.62㎡(施設全体)に修正されていました。

|

ペンブローク・リアルエステート・ジャパン 東京ミッドタウンの向かいに「TRY-SEVEN ROPPONGI(トライセブン ロッポンギ)」を着工!

Tokyoroppongi14101
-TRY-SEVEN ROPPONGI(トライセブン ロッポンギ)-

 不動産の投資・開発事業を展開する「ペンブローク・リアルエステート・ジャパン」は。2014年10月28日に、東京・六本木に商業施設併設型オフィスビルの建設に着手したと発表しました。

 日刊建設工業新聞(2014/10/29)
 ペンブローク・リアルエステート/東京・六本木に複合ビル、竹中工務店で着工

 建物名称は「TRY-SEVEN ROPPONGI(トライセブン ロッポンギ)」で、建設予定地は外苑東通りを挟んで東京ミッドタウンの反対側に位置します。

 隣接地では、「TRY-SEVEN ROPPONGI」の建設と連動して、「宗教法人天祖神社」が神社の改修や社務所の建て替え、敷地の緑化などに取り組みます。

TRY-SEVEN ROPPONGIの概要
◆ 計画名-(仮称)ペンブロークビル新築工事
◆ 所在地-東京都港区六本木七丁目113-1他
◆ 階数-地上14階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部79.5m
◆ 敷地面積-3,843.68㎡
◆ 建築面積-2,359.86㎡
◆ 延床面積-31,436.93㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(コンクリート充填鋼管造、鉄骨コンクリート造)
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 地震対策-中間層免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-ペンブローク・ロッポンギ7・リアルエステート・リミテッド
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月28日
◆ 竣工-2016年03月31日予定


Tokyoroppongi14102
「TRY-SEVEN ROPPONGI」の完成予想図です。

 引用資料 ペンブローク・リアルエステート・公式HP
 六本木7丁目の再開発用地 | ペンブローク・リアルエステート


Tokyoroppongi14103
「TRY-SEVEN ROPPONGI」の建設予定地を北側から見た様子です。現地に着いたのが午後4時半過ぎでかなり暗くなっていました。写真はフォトショップで修正して無理やり明るくしています。


Tokyoroppongi14104
「TRY-SEVEN ROPPONGI」の建設予定地を北東側から見た様子です。


Tokyoroppongi14105
「(仮称)ペンブロークビル新築工事」の建築計画のお知らせです。かなり暗かったので文字がピンボケしています・・・(涙)


Tokyoroppongi14106
「(仮称)天祖神社ビル新築工事」の建築計画のお知らせです。


Tokyoroppongi14107
約11ヶ月前の2013年12月5日に「六本木ヒルズ大展望台 東京シティビュー」から撮影した「TRY-SEVEN ROPPONGI」の建設予定地です。

 今回の撮影では、時間が無くて「六本木ヒルズ大展望台 東京シティビュー」に行く事は出来ず、地上から撮影しました。

|

2014年10月18日 (土)

東京国際空港(羽田空港) 「C滑走路」を海側(南側)に360m延伸 2014年12月11日から供用開始!

Tokyohaneda14101
-C滑走路延伸事業-
 国土交通省は10月16日に、「東京国際空港(羽田空港)」において、整備を進めている「C滑走路延伸事業」について、供用開始日を2014年12月11日にすると発表しました。

 引用資料 国土交通省・報道発表資料(2014/10/16)
 東京国際空港(羽田空港)C滑走路延伸事業の供用開始予定日について

 これまで3000mだった「C滑走路」が360m海側(南側)に延伸します。離陸滑走路長が、現状の3,000mから延伸後は3,360mになり、離陸開始位置が海側(南側)にシフトします。滑走路の離陸開始位置を海側(南側)に移すことで、市街地への騒音影響を軽減します。

 現在の「C滑走路」は、深夜早朝時間帯(午後11時~午前6時)には、3000mのうち、2500mしか使用出来ませんが、今回の延伸で3000m使用出来るようになります。

● エアバスA380などが就航しやすくなる
 深夜早朝時間帯(午後11時~午前6時)の国際線離陸などは、騒音を抑えるため最も海側の「D滑走路」を使用するケースが多かったのですが、「C滑走路」の延伸で、「C滑走路」と「D滑走路」の両方が使えるようになります。

 また、「エアバスA380」などの大型旅客機も深夜早朝時間帯に「C滑走路」を使用出来るようになります。
 「D滑走路」は、ターミナルと「D滑走路」を結ぶ連絡橋に重量制限があり、「エアバスA380」は乗客数や貨物量によっては使用出来ない場合があります。

 ただし、「C滑走路」の延伸後も、「D滑走路」で離陸可能な機材は、従来通り原則として「D滑走路」から離陸します。
 離陸重量が重い欧米方面へ向かう長距離国際線の大型機や、「D滑走路」で離陸できない風向きの際に「C滑走路」を使用します。

|

2014年10月17日 (金)

千葉県船橋市 延床面積約20万㎡の巨大物流施設「MFLP船橋計画(三井不動産ロジスティクスパーク船橋)」の建築計画のお知らせ

Chibafunabashi14091
-MFLP船橋計画-
 10月14日に「大和ハウス工業」と「ファーストリテイリング」が、東京都江東区有明一丁目に、ファーストリテイリング専用物流倉庫を建設する事を発表しましたが、このところ首都圏を中心に、最新鋭大型物流施設が続々と建設されています。

 三井不動産は、2013年1月に首都圏と関西圏を中心に2017年までに計2,000億円を投資し、物流施設を年間4~5件開発すると公表しています。

 その一つが、「MFLP船橋計画(三井不動産ロジスティクスパーク船橋)」です。建設予定地は、「船橋オートレース場」の北側にある「三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAY」の駐車場跡地の敷地面積42,060.00㎡です。

 有明一丁目もそうですが、少し前まではこのような駅に比較的近い競争力のある土地には、マンションやショッピングセンターが建設されていましたが、最近は最新鋭大型物流施設が建設されるケースが増えてきています。

MFLP船橋計画の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目2番4の一部 他 
◆ 階数-地上 8階、地下0階
◆ 建物高さ-59.9m
◆ 敷地面積-42,060.00㎡
◆ 建築面積-26,759.25㎡
◆ 延床面積-167,902.56㎡(建築物全体198,174.00㎡)
◆ 構造-(柱)鉄筋コンクリート造、(梁)鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年01月予定
◆ 竣工-2016年08月予定


Chibafunabashi14101
「MFLP船橋計画」の建設予定地です(写真提供bgds氏)。


Chibafunabashi14102
「MFLP船橋計画」の建築計画のお知らせです(写真提供bgds氏)。

|

2014年10月16日 (木)

品川区 地上29階、高さ約104mの「大井一丁目南第一地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立を認可!

Tokyoooi13103
-大井一丁目南第一地区第一種市街地再開発事業-
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「大井一丁目南第1地区市街地再開発組合」の設立を2014年10月16日(木)に認可します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2014/10/15)
 大井一丁目南第1地区市街地再開発組合の設立認可について

 市街地再開発組合の設立は、当初計画よりもかなり遅れました。着工も2016年7月予定とかなり先になりました。
 総事業費も昨今の人手不足や建築資材高騰の影響でしょうか? 30億円以上増えています。

 延床面積は約63,000㎡から約60,900㎡に変更になっています。総戸数は以前は約600戸となっていましたが、約650戸に変更されているようです。

大井一丁目南第一地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都品川区大井一丁目及び二丁目各地内
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-高さ約104m
◆ 区域面積-約8,000㎡
◆ 延床面積-約60,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、生活支援施設(子育て支援施設、店舗等)、駐車場
◆ 総戸数-約650戸
◆ 建築主-大井一丁目南第1地区市街地再開発組合(事業協力者 住友不動産)
◆ 利変換計画認可-2015年12月予定
◆ 着工-2016年07月予定
◆ 竣工-2019年02月予定
◆ 総事業費-約261億円


Tokyoooi14101
「イメージパース(南側から見る)」です。1階が生活支援施設(子育て支援施設、店舗等)、2階以上が約650戸の共同住宅となります。

 事業協力者には地権者である「住友不動産」が参画しています。そのため外観が「住友不動産」のタワーマンション風になっています。


Tokyoooi14102_3
「位置図」です。


Tokyoooi14103
「計画配置図」です。

|

2014年10月15日 (水)

江東区有明北地区(1街区) 大和ハウス工業とファーストリテイリングが共同で大型物流倉庫「(仮称)Dプロジェクト有明Ⅰ新築工事」を建設!

Tokyoariake13091
-江東区有明北地区(1街区)-
 2013年8月に「UR都市機構東日本都市再生本部」は、江東区有明一丁目にある「江東区有明北地区(1街区)」の譲渡先を「大和ハウス工業」に決定していました。譲渡価額は421億7000万円(坪単価約384万円)の高額でした。

 「大型物流倉庫」の建設がウワサされていましたが、私は譲渡価額421億7000万円では物流倉庫は採算が合わないだろうと、複数棟の超高層タワーマンションが建設されると勝手に妄想していました。

 それに、この敷地は「有明北地区まちづくりマスタープラン」により、「住・商・業複合用地」に指定されています。

● (仮称)Dプロジェクト有明Ⅰ新築工事
 ウワサは正しかったです。「大和ハウス工業」と「ファーストリテイリング」は、東京都江東区有明一丁目に、ファーストリテイリング専用物流倉庫を建設する事を2014年10月14日に発表しました。

 ファーストリテイリング・IRニュース(2014/10/14)
 大和ハウス工業との共同物流事業をスタート

 「大和ハウス工業」と「ファーストリテイリング」の両社共同出資による物流事業会社を設立し、ファーストリテイリングの物流業務を担う予定です。
 今後は国内の主要都市で10ヶ所程度の物流施設を作り、海外でも建設を検討していく予定です。

 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長によると「有明に作る物流センターは日本最高の立地」だそうです。
 投資額は200億円超の予定です。譲渡価額421億7000万円+投資額200億円となると総投資額は600億円を超えます。

 このところ首都圏を中心に、ネット通販事業向けの最新鋭大型物流施設が続々と建設されています。
 私のような物流の素人にはよく分かりませんが、物流施設ってそんなに儲かるものなのでしょうか?

 それにしても最近の「大和ハウス工業」と「ファーストリテイリング」の経営は、日本の企業とは思えないくらいアグレッシブですね。完全に世界に目が向いています。日本にこのような企業があるのは心強いです。

(仮称)Dプロジェクト有明Ⅰ新築工事の概要
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目1-8他(地番)
◆ 階数-地上6階
◆ 敷地面積-36,309.00㎡(10,983.47坪)
◆ 建築面積-19,474.88㎡(5,891.15坪)
◆ 延床面積-112,402.87㎡(34,001.87坪)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 着工-2014年11月15日予定
◆ 竣工-2016年01月25日予定
◆ 総事業費-土地の取得費421億7000万円+投資額200億超


Tokyoariake14101_2
「(仮称)Dプロジェクト有明Ⅰ新築工事」の完成イメージ図です。

 引用資料 大和ハウス工業・ニュースリリース(2014/10/14)
 ファーストリテイリングとの共同物流事業をスタート ~東京・有明に大型物流倉庫を建設し、当社初の私募リートを組成~


Tokyoariake14103
「(仮称)Dプロジェクト有明Ⅰ新築工事」の建設予定地です。


Tokyoariake14102
「(仮称)Dプロジェクト有明Ⅰ新築工事」が建設されるのは、江東区有明北地区(1街区)の敷地面積36,309.00㎡です。

 引用資料 UR都市機構(PDF:2013/06/14)
 江東区有明北地区(1街区)土地譲受人の募集について

|

2014年10月14日 (火)

小田急小田原線(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)複々線化事業 Part3:地下化された「下北沢駅」

Tokyoodakyu140410
-小田急小田原線・複々線化事業-

 「小田急電鉄」は「東北沢駅~和泉多摩川駅」間の約10.4kmで複々線化事業を実施しています。「小田急電鉄」に関わる部分の投資額は、約3,100億円です。
 複々線化事業にあわせて、東京都が事業主体である「連続立体交差事業」を同時に実施しています。

 現在は、「小田急小田原線(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)複々線化事業」を進めています。事業区間は、「代々木上原駅~梅ヶ丘駅」間の約2.2kmです。事業期間は2003年度~2018年度の予定です。

 Part1 → 地下化された「世田谷代田駅」 

 Part2 → 地下化された「東北沢駅」 

● 最初に地下化、続いて複々線化
 上下線を同時に地下に切り替える工事を2013年3月22日(金)終電後に行い、翌日の3月23日(土)初電から、「東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅」の3駅が地下駅となりました。この区間にあった9ヶ所の踏切が全てなくなり、交通渋滞が解消されました。

 本来なら一気に地下化・複々線化を行うべきですが、線路の地下に建設する「直下方式」を採用したため超難工事になりました。

 「直下方式」での2層のトンネルは更に工事を困難にします。また「開かずの踏切」を解消するという至上命題もあったため先に下に「急行線」を建設して、次にその上に「緩行線(かんこうせん)」を建設する事になりました。

 現在は、残る「緩行線」2線分のトンネル工事、駅舎工事、交差道路の整備などを進めています。複々線化は2017年度、事業完了は2018年度を目指しています。


Tokyoshimo141011
「東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅」の3駅が地下化されましたが、Part3として真ん中の「下北沢駅(しもきたざわえき)」をUPします。


Tokyoshimo141012
「下北沢駅(しもきたざわえき)」は、2013年3月23日(土)にホームが地下にある地下駅になりました。


Tokyoshimo141014
「下北沢駅」の工事ステップ図です。


Tokyoshimo141015
「下北沢駅 完成時駅舎イメージ」です。


Tokyoshimo141016
地下3階のホーム西端から西側(世田谷代田駅側)を見た様子です。「シールド工法」で建設している事が分かります。手前が通常のセメント、奥の黒い部分が「ダクタイルセグメント」です。

 「ダクタイルセグメント」は、高強度の設計が可能、急曲線部等の複雑な形状の製作が容易、錆びにくいなどの長所がありますが、高価です。


Tokyoshimo141017
地下3階のホームです。ホームの部分も「シールド工法(単線シールド2本の間に島式ホームを挿入)」で建設している事が分かります。

 地下3階のホームは、現在は「緩行線・急行線兼用」のホームとなっていますが、複々線化完成時には「急行線専用」のホームとなります。


Tokyoshimo141018
壁には広告用の「デジタルサイネージ」が設置されています。


Tokyoshimo141019
軌道は「消音バラスト」を敷いた「ラダー軌道」となっています。「バラスト・ラダー軌道」でしょうか? 複々線化完成時には、この軌道は「急行線」となります。


Tokyoshimo141020
ホーム東側から東側(東北沢駅側)を見た様子です。


Tokyoshimo141021
地下3階のホームは、複々線化完成時に「緩行線・急行線兼用」から「急行線専用」に切り替わるだけなので、階段やエスカレーターは本設です。


Tokyoshimo141022
エレベーターも本設です。


Tokyoshimo141023
売店の「Odakyu SHOP」もあります。


Tokyoshimo141024
地下2階部分です。現在は仮設の改札内コンコースとなっています。複々線化完成時には、「緩行線(かんこうせん)」のホームとなります。


Tokyoshimo141025
地下2階の床に「将来の緩行線(上り線)」のラインが描かれています。この下にはすでに軌道が敷かれているのかも知れません。


Tokyoshimo141026
地下2階の壁には電車も描かれています。

|

2014年10月13日 (月)

千代田区 竣工した「JR神田万世橋ビル & mAAch ecute(マーチ エキュート)神田万世橋」

Tokyojr141021
-JR神田万世橋ビル-
 1912年に開業した「万世橋駅」は、東京駅の開業までは東京の一大ターミナルとして鉄道交通の要衝でした。
 利用者の減少により1943年に廃駅になりましたが、敷地南側に1936年~2006年まで「交通博物館」が併設されていました。

 「旧万世橋駅遺構」の整備活用は、3つのプロジェクトで構成されています。1つ目は「JR神田万世橋ビル」です。

 2つ目の「旧万世橋駅遺構整備」では、遺構として残る旧ホームや階段を整備して回遊できるようにしました。
 旧ホームの一部である長さ約60m、整備面積約400㎡には、展望テラスやカフェが設置されています。

 3つ目の「万世橋高架下開発」では、高架下に開発面積約1,600㎡の商業施設が整備されました。また北側の「神田川」沿いには、長さ約130mの「親水デッキ」も整備されました。

JR神田万世橋ビルの概要
◆ 計画名-神田万世橋ビル(仮称)  
◆ 所在地-東京都千代田区神田須田町一丁目25
◆ 交通-JR「秋葉原」駅徒歩4分、JR「御茶ノ水」駅徒歩6分、JR「神田」駅徒歩6分、東京メトロ「淡路町」駅徒歩3分、東京メトロ「御茶ノ水」駅徒歩8分、東京メトロ「神田」駅徒歩2分、東京メトロ「秋葉原」駅徒歩6分、東京メトロ「新御茶ノ水」駅徒歩3分、都営地下鉄「小川町」駅徒歩3分、都営地下鉄「岩本町」駅6分、つくばエクスプレス「秋葉原」駅5分
◆ 階数-地上20階、塔屋2階、地下2階
◆ 建物高さ-最高部99.278m、建築物99.278m、軒高87.728m
◆ 敷地面積-3,272.38㎡
◆ 建築面積-1,631.54㎡
◆ 延床面積-28,452.32㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打コンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(X方向にオイルダンパー、Y方向に粘性制震壁を組み込み)
◆ 用途-オフィス(5~20階)、 コンファレンス(3・4階)、保育所(2階)、店舗(1階)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2010年06月01日(工事着手)、2010年08月10日(起工式)
◆ 竣工-2013年01月(JR神田万世橋ビル竣工)、2013年07月18日(施設全体の工事完了)
◆ オープン-2013年02月(JR神田万世橋ビルオープン)、2013年09月14日(mAAch ecute 神田万世橋オープン)


Tokyojr141022
「JR神田万世橋ビル」です。一足早い2013年1月に竣工しました。北面は採光および眺望を確保するために全面ガラスの「ACW(アルミカーテンウォール)」となっています。オフィスは北面に配置されています。

 地震対策としてX方向に「オイルダンパー」、Y方向に「粘性制震壁」を組み込んだ「制震構造」を採用しています。


Tokyojr141023
ビルの四隅(レンガ色の部分)には、高層オフィスビルでは珍しい全開出来る窓があります。

 落下防止と雨の吹き込み防止のために、窓の外に植栽帯を設けています。その外側には、ガラス製の落下防止壁が設けられています。


Tokyojr141024
南側(淡路町駅方面)です。南面に「コア(エレベーター、非常階段、トイレ等)」を配置しています。


Tokyojr141025
南側(淡路町駅方面)の下層階の様子です。


Tokyojr141026
東側のエントランス部分です。


Tokyojr141027
配置図です。


Tokyojr141028
「JR神田万世橋ビル」北側の「旧万世橋駅遺構」には、商業施設「mAAch ecute 神田万世橋(マーチ エキュート カンダマンセイバシ)」が、2013年9月14日にオープンしました。


Tokyojr141029
西側から見た様子です。


Tokyojr141030
北東側から見た「旧万世橋駅遺構」です。


Tokyojr141031
「神田川」沿いには、親水デッキが整備されています。


Tokyojr141032
親水デッキは、「神田川」の上には飛び出ていません。


Tokyojr141033
「親水デッキ」が整備されたのは、東側の長さ約130mの部分です。


Tokyojr141034
旧万世橋駅の階段の遺構は、美装化せずにそのまま残しています。


Tokyojr141035
旧万世橋駅プラットフォームを活用した展望テラスです。


Tokyojr141036
しばらく待っていると・・・


Tokyojr141037
中央線快速などの列車が通過する姿を間近で見ることが出来ます。「E233系電車(0番台)」が間近に通過していきます。鉄ちゃんにはたまらないと空間だと思います。

|

2014年10月11日 (土)

中目黒と代官山を結ぶ美しいまちづくり 「上目黒一丁目地区プロジェクト 事業実施方針」の公表!

Tokyokamimeguro14101
-上目黒一丁目地区プロジェクト-

 「東京都」と「目黒区」は、共同開発事業として「上目黒一丁目地区プロジェクト 事業実施方針」を策定しました。

 東京都・報道発表資料(2014/10/08)
 「上目黒一丁目地区プロジェクト 事業実施方針」の公表について

 引用資料 目黒区(2014/10/08)
 上目黒一丁目地区プロジェクトの事業実施方針を公表します

 活用する事業用地は、目黒区上目黒一丁目70番3及び17の約8,538㎡(都有地約4,268㎡、区有地約4,270㎡)です。旧国鉄清算事業団上目黒宿舎跡地の再開発事業となります。

 「中目黒と代官山を結ぶ美しいまちづくり」をコンセプトに、豊かな緑と崖線を生かし、楽しく、美しく文化的雰囲気のある施設を整備します。

 「建物の高さが西郷山通りから21mを超えない計画とする」となっているので、超高層ビルにはなりませんが、周辺の魅力大きくUPさせるインパクトのある再開発になりそうです。


Tokyokamimeguro14102
活用する事業用地は、約8,538㎡(都有地約4,268㎡、区有地約4,270㎡)です。傾斜地にあるので敷地内高低差11m強あります。


Osakajr141027
(おまけ)
 昨日(10月10日)、「神戸ワールド記念ホール」で行われた「安室ちゃん」のアリーナツアー「namie amuro LIVE STYLE 2014」に行ってきました。今回は、9月の「大阪城ホール」の2回に続き3回目の参戦でした。

 「安室ちゃん」と言えば、所属事務所からの独立騒動で、徹底的に週刊誌に叩かれていましたが、ライブの追加公演やフジテレビ系ドラマ「ファーストクラス」の主題歌「BRIGHTER DAY(ブライター・デイ)」も決まりました。

 笑顔も「大阪城ホール」の時よりも多かったです。所属事務所からの独立騒動は円満解決とはいかなくても沈静化に向かっているのかも知れません。

|

2014年10月10日 (金)

森記念財団 世界の都市総合力ランキング2014年版 東京は世界4位

Tokyoranking14101
-世界の都市総合力ランキング2014年版-

 森ビルにより1981年に設立された「森記念財団」のシンクタンクである「都市戦略研究所」は、2008年から毎年「世界の都市総合力ランキング」を発表しています。

 調査方法として、世界を代表する主要40都市を選定し、都市の力を表す主要な6分野「①経済、②研究・開発、③文化・交流、④居住、⑤環境、⑥交通・アクセス」における70の指標に基づいて評価を行っています。

 さらに現代の都市活動を牽引する4つのグローバルアクター「経営者、研究者、アーティスト、観光客」に都市の「生活者」を加えた合計5つのアクターに基づき調査を行っています。

 森記念財団(2014/10/09) 詳細はPDF
 世界の都市総合力ランキング2014年版を発表し、概要版を公開しました。

   このようなランキングは調査する国、調査する組織によって大きく順位が変動しますが、おおむね妥当だと思います。

 ただ40都市に国際競争力を急速に増している「ドバイ、ジャカルタ、広州」が入ってなかったり、「福岡」が入って「名古屋」が入ってなかったりしているので、都市を増やすか都市を見直す必要がある思います。

 東京は総合4位でした。調査を始めた2008年から7年連続で4位が続いています。1位はロンドン、2位はニューヨーク、3位はパリで、1位~8位までは前年と同じ順位でした。

 東京は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて都市力向上の取り組みが期待されるため、将来的には総合ランキング3位のパリを抜く可能性があります。

世界の都市総合力ランキング2014年版(前年)
01  ロンドン(イギリス)                 1485.8(01/1457.9)
02  ニューヨーク(アメリカ)          1362.8(02/1362.9)
03  パリ(フランス)                      1292.4(03/1291.8)
04  東京(日本)                          1276.1(04/1275.4)
05  シンガポール(シンガポール) 1138.6(05/1113.3)
06  ソウル(韓国)                       1117.8(06/1104.4)
07  アムステルダム(オランダ)     1055.5(07/1061.8)
08  ベルリン(ドイツ)                   1054.9(08/1039.6)
09  香港(中国)                         1012.8(11/ 985.8)
10  ウィーン(オーストリア)          1004.3(09/1015.0)
11  フランクフルト(ドイツ)            988.1(10/ 995.3)
12  チューリッヒ(スイス)              973.8(15/ 964.8)
13  シドニー(オーストラリア)        968.7(13/ 965.0)
14  北京(中国)                          960.3(14/ 965.0)
15  上海(中国)                          958.3(12/ 975.2)
16  ストックホルム(スウェーデン) 954.3(16/ 948.4)
17  トロント(カナダ)                    938.5(18/ 921.5)
18  コペンハーゲン(デンマーク)   921.7(20/ 919.5)
19  マドリード(スペイン)              914.8(17/ 923.7)
20  ロサンゼルス(アメリカ)          912.0(22/ 900.8)
21  イスタンブール(トルコ)          901.2(27/ 841.6)
22  バンクーバー(カナダ)           894.1(24(/ 879.0)
23  ブリュッセル(ベルギー)         884.6)(21/ 905.9)
24  ワシントンD.C(アメリカ)       884.4(26/ 843.5)
25 ミラノ(イタリア)                    874.3(30/ 830.3)
26  大阪(日本)                         872.5(23/ 879.8)
27  バルセロナ(スペイン)           869.3(19/ 919.8)
28  ジュネーブ(スイス)               860.4(25/ 872.5)
29  バンコク(タイ)                      851.0(32/ 810.6)
30  ボストン(アメリカ)                 846.7(31/ 827.2)

|

2014年10月 8日 (水)

JR東日本のクルーズトレイン(豪華列車) 列車名が「TRAIN SUITE 四季島(トランスイート しきしま)」に決定!

Tokyojr14061
-TRAIN SUITE 四季島-
 昨日は、H2Aロケット25号機の打ち上げ成功に喜んでいたら、ノーベル物理学賞を赤崎勇氏、天野浩氏、中村修氏(米国籍)が受賞するというビッグニュースが飛び込んできました。

 ただ中村修氏が日本の研究環境の悪さを痛烈に批判していたのは耳が痛かったです。日本の研究環境にもいい所はあると思いますが、有能な科学者がアメリカに渡る理由が分かったような気がします。

 本題に戻って、JR東日本は、2012年10月に「グループ経営構想Ⅴ(ファイブ)~限りなき前進~」を策定し、その中で観光立国の推進の一環として「クルーズトレイン(豪華列車)の導入」を行うこととしています。

 JR東日本が、2017年春から運行する予定のクルーズトレインの列車名を「TRAIN SUITE 四季島(トランスイート しきしま)」に決定しました。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(2014/10/07)
 「日本を楽しむあなただけの上質な体験」を感じる旅が始まります。~クルーズトレインの列車名について~

 公式HP → 「四季島」専用ホームページ

 列車名決定に伴い「四季島」専用ホームページもオープンしています。めちゃめちゃ豪華ですね。

 列車名の「四季島」は、 ”日本の古い国名「しきしま」をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車であるという想いを込めて」命名” したそうです。


Tokyojr14102
「TRAIN SUITE 四季島」のシンボルマーク
 ”「ひと」「もの」「こと」の象徴である三本の線が四季を意味する「4つの節目」を巡り戻ってくるデザインとし、美しい四季と伝統を感じるクルーズの旅を表現” しているそうです。

|

2014年10月 6日 (月)

2020年東京オリンピック・パラリンピックの施設整備が始動 「有明アリーナ(仮称)」の基本設計を公告!

Tokyoariake14101
-有明アリーナ(仮称)の公募型プロポーザル-
 2020年東京オリンピックに向けた施設整備は、国立競技場の解体工事の入札の再度のやり直しや、他の施設も代替施設の調査や規模縮小などの見直しでかなり遅れ気味です。そんな中でも少しずつ着実に前進しています。

 東京都財務局は2014年10月6日に、オリンピックでバレーボール競技、パラリンピックではシッティングバレーボール競技の会場となる「有明アリーナ(仮称)」の基本設計委託に伴う公募型プロポーザルを公告します。2015年1月上旬にも委託者を選定し、基本設計に着手する見通しです。

 建設通信新聞(2014/10/06)
 有明アリーナ基本設計を公告/五輪施設整備が始動/東京都財務局

● 有明アリーナ(仮称)
 有明地区には、既存施設の改修を行う「有明テニスの森」以外に、「有明アリーナ、有明BMXコース、有明ベロドローム、有明体操競技場」の4競施設が新たに建設されますが、「有明アリーナ」以外は仮設のため大会終了後には解体されます。

 公式HP → 競技会場プラン

 「有明アリーナ」は、オリンピックでバレーボール競技、パラリンピックではシッティングバレーボール競技の会場となります。

 大会終了後は、様々な室内競技大会やイベントを行うことができる大規模体育館となります。
 バレーボールの国内リーグの会場となるほか、東京がこれまで多数開催してきたような、国際大会の際も使用されます。

 ただ交通に問題があります。最寄りの駅はゆりかもめの「新豊洲駅」もしくは「有明テニスの森」になりますが、かなり歩く必要があります。交通の問題を解決しないと大会終了後の集客に苦労する事が予想されます。

有明アリーナ(仮称)の概要
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目9
◆ 延床面積-約32,170㎡
◆ 座席数-約12,700席(オリンピック開催時は約15,000席)

|

2014年10月 4日 (土)

港区 JR田町駅直結の大規模複合開発「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」 「田町駅東口北地区地区計画」の都市計画決定!

Tokyotamachi14101
-(仮称)TGMM芝浦プロジェクト-

 「東京ガス、三井不動産、三菱地所」は、JR田町駅東口の芝浦エリアにおいて、共同で「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画を進めていますが、「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」を含む「田町駅東口北地区地区計画」の都市計画決定が2014年10月3日に告示されました。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2014/10/03)
 東京ガス・三井不動産・三菱地所によるJR田町駅直結の大規模複合開発 「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」始動 ~「田町駅東口北地区地区計画」都市計画決定~

 ちなみに「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の「TGMM」は、「TG(東京ガス)、M(三井不動産)、M(三菱地所)」からきています。

 2014年3月3日に、「TGMM芝浦プロジェクト」の環境影響評価書案を東京都に提出しましたが、その時は高さが(A棟)約177m、(B棟)約181m、(ホテル棟)約61mとなっていました。
 階数と延床面積は変更が無いので、今回との高さの違いは最高部と軒高(もしくは建築物)の高さの違いだと思われます。
 
(仮称)TGMM芝浦プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目(Ⅱ-2街区)
◆ 階数-地上31階、地下2階(A棟)、地上36階、地下2階(B棟)、地上9階、地下2階(ホテル棟)、地上6階(生活支援施設棟)
◆ 高さ-約180m(A棟)、約185m(B棟)、約65m(ホテル棟)、約35m(生活支援施設棟)
◆ 敷地面積-約28,000㎡
◆ 延床面積-約297,800㎡(A棟:約135,000㎡、B棟:約145,000㎡、ホテル棟:約11,000㎡、生活支援施設棟:約6,800㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、生活支援施設、地域冷暖房施設
◆ 事業主-(土地所有者)東京ガス、(共同事業者)三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 全体新築工期-2015年度~2019年度予定

(備考)
 「生活支援施設棟」は、港区が既存建物をリニューアルし、「子育て支援施設」として継続使用予定(2015年10月開設予定)


Tokyotamachi14102
「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト(田町駅東口北地区地区計画 Ⅱ-2街区)」の配置図です。


Tokyotamachi14103
JR田町駅直結「歩行者デッキ」が整備されます。


Tokyotamachi14031
A棟(事務所棟)の建設予定地
 「旧:芝浦小学校・幼稚園」跡地に「A棟(事務所棟)」が建設されます。「芝浦小学校・幼稚園」は、芝浦四丁目に移転済みです。


Tokyotamachi14104
B棟(事務所棟)の建設予定地

 「港区スポーツセンター」の北西側の2棟(アリーナ棟、センター棟)が解体されて「B棟(事務所棟)」が建設されます。


Tokyoshibaura120616
ホテル棟の建設予定地
 「港区立男女平等参画センター(リーブラ)」と隣接する解体工事の終わった「旧:礎会館」跡地に「ホテル棟」が建設されます。


Tokyotamachi14033
生活支援施設棟の整備予定地(リニューアル)
 「港区スポーツセンタープール棟」は、解体しないで港区が建物をリニューアルして「生活支援施設棟」とします。「子育て支援施設」として2015年10月に開設予定です。

 「プール棟」は、2002年の竣工と新しいためリニューアルに決まったようです。プール棟の4階の可動式の天井を持った吹き抜けのプールは、プール部分を軽い素材で埋め立てて保育園の園庭にするそうです。


Tokyoshibaura120618
JR田町駅東口の通り沿いにある雑居ビル群も「田町駅東口北地区地区計画 Ⅱ-1街区」として再開発されます。


Tokyoshibaura120617
上記配置図のJR田町駅に接する部分に白い空白の場所があります。その部分には「住友不動産田町駅前ビル」があり、再開発対象外のため残ります。

 「住友不動産田町駅前ビル」が残るので、JR田町駅前の同じ区画に旧財閥系の三井不動産、三菱地所、住友不動産のビルが揃う事になります。


Tokyotamachi14105
JR田町駅の橋上駅舎と「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」は、「歩行者デッキ」で直結します。


Tokyotamachi14106
JR田町駅東口は大きく変わります。写真右側は「東京工業大学田町キャンパスです。「東京工業大学附属科学技術高等学校」などがあります。再開発完了後には、駅前の超一等地に立地するキャンパスとなります。

|

2014年10月 2日 (木)

千代田区 竣工した「ワテラス タワー(ワテラス タワーレジデンス)」 & 「ワテラス アネックス」

Tokyowaterras141011
-WATERRAS(ワテラス)-

 「淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 (北街区)」には、地上41階、塔屋1階、地下3階のタワー棟と、地上15階、塔屋1階、地下2階のアネックス棟が建設されました。

 街区の名称は「WATERRAS(ワテラス)」です。タワー棟の正式名称が「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」、アネックス棟の正式名称が「WATERRAS ANNEX(ワテラス アネックス)」となっています。

 また「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」の20階~41階の住宅部分は「WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス)」となっています。総戸数は333戸(分譲住戸253戸、地権者住戸80戸)です。

 「WATERRAS(ワテラス)」は、「御茶ノ水ソラシティ」と同じ日の2013年4月12日にグランドオープンしました。

ワテラス タワー(ワテラス タワーレジデンス)の概要
◆ 計画名-淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 (北街区)
◆ 所在地-東京都千代田区神田淡路町二丁目101番、103番、105番(地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅徒歩3分、JR総武線・中央本線「御茶ノ水」駅徒歩4分、東京メトロ丸ノ内線「淡路町」駅徒歩5分、都営地下鉄新宿線「小川町」駅徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅徒歩7分、JR山手線・京浜東北線・総武線「秋葉原」駅徒歩9分、東京メトロ銀座線「神田」駅徒歩10分
◆ 階数-地上41階、塔屋1階、地下3階(ワテラス タワー)、地上15階、塔屋1階、地下2階(ワテラス アネックス)
◆ 建物高さ-最高部164.990m、軒高157.600m(ワテラス タワー)、最高部65.05m(ワテラス アネックス)
◆ 敷地面積:10,416.85㎡(北街区全体)
◆ 建築面積-7,242.45㎡(北街区全体)
◆ 延床面積:128,436.87㎡(北街区全体)
◆ 構造-(ワテラス タワー)地上:鉄骨造(CFT造)、地下:鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 、(ワテラス アネックス)地上:鉄骨造、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-(ワテラス タワー)制震ブレース、粘性制震壁、(ワテラス アネックス)制震間柱(低降伏点型ダンパー)
◆ 用途-オフィス(4階~18階)、住宅(20階~41階)、店舗
◆ 総戸数-333戸(分譲住戸253戸、地権者住戸80戸)
◆ 建築主-(仮称)淡路町二丁目西部地区市街地再開発組合(参加組合員:安田不動産、東急不動産、東京建物、昭栄/売主:安田不動産、東急不動産、東京建物)
◆ 設計者・監理者-佐藤総合計画
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2010年03月01日
◆ 竣工-2013年01月09日(工事完了)、2013年03月初旬(竣工)
◆ オープン-2013年04月12日(グランドオープン)


Tokyowaterras141012
南東側から見た様子です。


Tokyowaterras141013
タワー棟「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」です。正確な高さは、「新建築」の2013年5月号によると最高部164.990m、軒高157.600mとなっています。

 地下3階が機械室、地下2階~地上2階が駐車場、3階がオフィスエントランス、4階~18階がオフィス、19階がリフレッシュスペースとなっています。

 「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」の20階~41階の住宅部分は「WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス)」となっています。総戸数は333戸(分譲住戸253戸、地権者住戸80戸)です。


Tokyowaterras141014
「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」は、地震対策として、制震構造(制震ブレース、粘性制震壁)を採用しています。


Tokyowaterras141015
地上15階、塔屋1階、地下2階、高さ65.05mのアネックス棟「WATERRAS ANNEX(ワテラス アネックス)」です。地震対策として、制震間柱(低降伏点型ダンパー)を設置しています。

 地下1階がスーパーマーケット、1階・2階が店舗、3階がオフィスエントランス・店舗、4階が教育施設、5階がクリニック、6階~13階がオフィスとなっています。
 
 基本的にはオフィスビルですが、最上階の14階・15階は、36戸の学生マンションとなっています。


Tokyowaterras141016
「南側広場」です。


Tokyowaterras141017
「WATERRAS」のロゴです。


Tokyowaterras141018
オブジェです。


Tokyowaterras141019
「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」と「WATERRAS ANNEX(ワテラス アネックス)」の間の「アトリウム」です。


Tokyowaterras141020
「アトリウム」の内部です。


Tokyowaterras141021
3階床レベルの高さの「北側広場」です。


Tokyowaterras141022
北西角には、「御茶ノ水ソラシティ」と結ぶ歩行者専用ブリッジとなるの跨道橋(こどうきょう)が整備されています。「跨道橋」とは、道路の上を越えるために設置された橋の事です。

 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から「御茶ノ水ソラシティ」を経由して歩行者通路でダイレクトに結ばれています。

 傾斜地に建設されているので、「跨道橋」の高さは、ワテラス側が地上3階の床レベルの高さ、御茶ノ水ソラシティ側が地下1階の床レベルの高さになります(写真左側がワテラス)。


Tokyowaterras141023
歩行者専用ブリッジです。


Tokyowaterras141024
歩行者専用ブリッジから敷地北側を見た様子です。道路の南側(写真右側)がワテラスです。


Tokyowaterras141025
北東側から見た様子です。


Tokyowaterras141026
敷地西側部分です。


Tokyowaterras141027
南西側から見た様子です。


Tokyowaterras141028
南西側から見るとかなりの高低差がある事が分かります。敷地西側と東側では2階分の高低差があります。


Tokyowaterras141029
敷地南側には、「淡路公園」が整備されています。


Tokyowaterras141030
敷地南側の道路です。

|

2014年10月 1日 (水)

羽田空港国際線旅客ターミナル 保安エリアに客室がある日本初のトランジットホテル「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」 2014年9月30日開業!

Tokyohaneda14101
-ロイヤルパークホテル ザ 羽田-
 羽田空港では、「羽田空港国際線旅客ターミナル拡張計画」が行われています。拡張した羽田空港国際線ターミナルは、2014年3月30日から供用開始されていましたが、ホテル部分はまだ開業していませんでした。

 「日本空港ビルデング、ロイヤルパークホテルズ・アンド・リゾーツ、三菱地所」の3社は、「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」を2014年9月30日に開業しました。

 引用資料 日本空港ビルデング(PDF:2014/09/26)
 羽田空港国際線旅客ターミナルに 「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」9月30日開業

 客室数は313室(シングル109室、ダブル41室、ツイン154室、スイート3室、ユニバーサル6室)となっています。

● トランジットホテル
 「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」は、羽田空港の保安エリアに日本で初となる、航空機の乗り継ぎ時など、保安エリア内の旅客が利用できるトランジットホテル「ロイヤルパークホテル ザ 羽田 トランジット」を併設しています。

 客室数313室のうち保安エリアは17室(シングル6室、ダブル4室、ツイン6室、ユニバーサル1室)となっています。リフレッシュルーム8室、専用ラウンジも設けられています。

 「トランジットホテル」とは、航空機の乗り継ぎ時など、保安エリア内の旅客が利用できる宿泊施設です。
 シンガポールの「チャンギ空港」や韓国の「仁川空港」など各国の主要国際空港に設けられています。

ロイヤルパークホテル ザ 羽田の概要
◆ 所在地-東京都大田区羽田空港二丁目6番5号
◆ 階数-地上8階
◆ 高さ-32.45m
◆ 建築面積-2.198.61㎡(ホテル棟)
◆ 延床面積-11,642.60㎡(ホテル用途面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-313室(シングル109室、ダブル41室、ツイン154室、スイート3室、ユニバーサル6室)、この内保安エリア17室(シングル6室、ダブル4室、ツイン6室、ユニバーサル1室)
◆ 建物所有者-東京国際空港ターミナル
◆ 設計者-梓・安井・PCPJ東京国際空港国際線旅客ターミナル設計監理共同企業体(梓設計、安井建築設計事務所、ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン)
◆ 施工者-大成建設
◆ ホテル経営-日本空港ビルデング
◆ ホテル運営-ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(三菱地所100%出資)
◆ 着工-2013年05月17日
◆ 開業-2014年09月30日


Tokyohaneda14102
「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」の外観です。

|

« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »