2020年東京オリンピック・パラリンピックの施設整備が始動 「有明アリーナ(仮称)」の基本設計を公告!
-有明アリーナ(仮称)の公募型プロポーザル-
2020年東京オリンピックに向けた施設整備は、国立競技場の解体工事の入札の再度のやり直しや、他の施設も代替施設の調査や規模縮小などの見直しでかなり遅れ気味です。そんな中でも少しずつ着実に前進しています。
東京都財務局は2014年10月6日に、オリンピックでバレーボール競技、パラリンピックではシッティングバレーボール競技の会場となる「有明アリーナ(仮称)」の基本設計委託に伴う公募型プロポーザルを公告します。2015年1月上旬にも委託者を選定し、基本設計に着手する見通しです。
建設通信新聞(2014/10/06)
有明アリーナ基本設計を公告/五輪施設整備が始動/東京都財務局
● 有明アリーナ(仮称)
有明地区には、既存施設の改修を行う「有明テニスの森」以外に、「有明アリーナ、有明BMXコース、有明ベロドローム、有明体操競技場」の4競施設が新たに建設されますが、「有明アリーナ」以外は仮設のため大会終了後には解体されます。
公式HP → 競技会場プラン
「有明アリーナ」は、オリンピックでバレーボール競技、パラリンピックではシッティングバレーボール競技の会場となります。
大会終了後は、様々な室内競技大会やイベントを行うことができる大規模体育館となります。
バレーボールの国内リーグの会場となるほか、東京がこれまで多数開催してきたような、国際大会の際も使用されます。
ただ交通に問題があります。最寄りの駅はゆりかもめの「新豊洲駅」もしくは「有明テニスの森」になりますが、かなり歩く必要があります。交通の問題を解決しないと大会終了後の集客に苦労する事が予想されます。
有明アリーナ(仮称)の概要
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目9
◆ 延床面積-約32,170㎡
◆ 座席数-約12,700席(オリンピック開催時は約15,000席)
| 固定リンク
« 港区 JR田町駅直結の大規模複合開発「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」 「田町駅東口北地区地区計画」の都市計画決定! | トップページ | JR東日本のクルーズトレイン(豪華列車) 列車名が「TRAIN SUITE 四季島(トランスイート しきしま)」に決定! »
「127 東京都・江東区」カテゴリの記事
- 江東区 地上42階、高さ約155m、延床面積約90,000㎡の「大島三丁目1番地地区市街地再開発事業」 2025年度に都市計画決定!(2024.09.30)
- 「有明アリーナ」の対岸 延床面積約149,000㎡のマルチテナント型物流施設「(仮称)DLP東雲」 2024年6月7日の建設状況(2024.06.18)
- 東京臨海副都心・有明南G1区画 延床面積約56,500㎡の「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」 2024年6月7日の建設状況(2024.06.13)
- テレビ朝日 (仮称)有明南H街区プロジェクト 有明発・複合型エンタテインメント施設「東京ドリームパーク」 2024年6月7日の建設状況(2024.06.16)
- お台場の「パレットタウン」跡地 収容客数約10,000人の次世代アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」 2024年6月7日の建設状況(2024.06.10)
「107 巨大スタジアム・ホール・展示場めぐり」カテゴリの記事
- 横浜みなとみらい21地区 アリーナが続々開業 横浜市がアリーナクラスのライブ(コンサート)を独占しそうな勢い!(2024.01.21)
- 京急川崎駅隣接地 川崎新!アリーナシティ・プロジェクト メインアリーナの想定収容人数が5,000人増加して最大15,000人へ規模拡大!(2023.11.22)
- 横浜市が日本一のライブ(コンサート)都市に! 世界最大級座席数20,033席の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」が2023年9月29日に開業!(2023.10.02)
- お台場の「パレットタウン」跡地 収容客数約10,000人の次世代アリーナ「TOKYO A-ARENA PROJECT」 2023年7月19日に起工式を挙行!(2023.07.20)
- 巨大プロジェクト 総延床面積約565,000㎡の「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」 「神宮第二球場」の解体工事 2023年5月下旬の状況(2023.06.14)