千代田区 竣工した「ワテラス タワー(ワテラス タワーレジデンス)」 & 「ワテラス アネックス」
-WATERRAS(ワテラス)-
「淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 (北街区)」には、地上41階、塔屋1階、地下3階のタワー棟と、地上15階、塔屋1階、地下2階のアネックス棟が建設されました。
街区の名称は「WATERRAS(ワテラス)」です。タワー棟の正式名称が「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」、アネックス棟の正式名称が「WATERRAS ANNEX(ワテラス アネックス)」となっています。
また「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」の20階~41階の住宅部分は「WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス)」となっています。総戸数は333戸(分譲住戸253戸、地権者住戸80戸)です。
「WATERRAS(ワテラス)」は、「御茶ノ水ソラシティ」と同じ日の2013年4月12日にグランドオープンしました。
ワテラス タワー(ワテラス タワーレジデンス)の概要
◆ 計画名-淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 (北街区)
◆ 所在地-東京都千代田区神田淡路町二丁目101番、103番、105番(地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅徒歩3分、JR総武線・中央本線「御茶ノ水」駅徒歩4分、東京メトロ丸ノ内線「淡路町」駅徒歩5分、都営地下鉄新宿線「小川町」駅徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅徒歩7分、JR山手線・京浜東北線・総武線「秋葉原」駅徒歩9分、東京メトロ銀座線「神田」駅徒歩10分
◆ 階数-地上41階、塔屋1階、地下3階(ワテラス タワー)、地上15階、塔屋1階、地下2階(ワテラス アネックス)
◆ 建物高さ-最高部164.990m、軒高157.600m(ワテラス タワー)、最高部65.05m(ワテラス アネックス)
◆ 敷地面積:10,416.85㎡(北街区全体)
◆ 建築面積-7,242.45㎡(北街区全体)
◆ 延床面積:128,436.87㎡(北街区全体)
◆ 構造-(ワテラス タワー)地上:鉄骨造(CFT造)、地下:鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 、(ワテラス アネックス)地上:鉄骨造、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-(ワテラス タワー)制震ブレース、粘性制震壁、(ワテラス アネックス)制震間柱(低降伏点型ダンパー)
◆ 用途-オフィス(4階~18階)、住宅(20階~41階)、店舗
◆ 総戸数-333戸(分譲住戸253戸、地権者住戸80戸)
◆ 建築主-(仮称)淡路町二丁目西部地区市街地再開発組合(参加組合員:安田不動産、東急不動産、東京建物、昭栄/売主:安田不動産、東急不動産、東京建物)
◆ 設計者・監理者-佐藤総合計画
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2010年03月01日
◆ 竣工-2013年01月09日(工事完了)、2013年03月初旬(竣工)
◆ オープン-2013年04月12日(グランドオープン)
南東側から見た様子です。
タワー棟「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」です。正確な高さは、「新建築」の2013年5月号によると最高部164.990m、軒高157.600mとなっています。
地下3階が機械室、地下2階~地上2階が駐車場、3階がオフィスエントランス、4階~18階がオフィス、19階がリフレッシュスペースとなっています。
「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」の20階~41階の住宅部分は「WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス)」となっています。総戸数は333戸(分譲住戸253戸、地権者住戸80戸)です。
「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」は、地震対策として、制震構造(制震ブレース、粘性制震壁)を採用しています。
地上15階、塔屋1階、地下2階、高さ65.05mのアネックス棟「WATERRAS ANNEX(ワテラス アネックス)」です。地震対策として、制震間柱(低降伏点型ダンパー)を設置しています。
地下1階がスーパーマーケット、1階・2階が店舗、3階がオフィスエントランス・店舗、4階が教育施設、5階がクリニック、6階~13階がオフィスとなっています。
基本的にはオフィスビルですが、最上階の14階・15階は、36戸の学生マンションとなっています。
「南側広場」です。
「WATERRAS」のロゴです。
オブジェです。
「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」と「WATERRAS ANNEX(ワテラス アネックス)」の間の「アトリウム」です。
「アトリウム」の内部です。
3階床レベルの高さの「北側広場」です。
北西角には、「御茶ノ水ソラシティ」と結ぶ歩行者専用ブリッジとなるの跨道橋(こどうきょう)が整備されています。「跨道橋」とは、道路の上を越えるために設置された橋の事です。
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から「御茶ノ水ソラシティ」を経由して歩行者通路でダイレクトに結ばれています。
傾斜地に建設されているので、「跨道橋」の高さは、ワテラス側が地上3階の床レベルの高さ、御茶ノ水ソラシティ側が地下1階の床レベルの高さになります(写真左側がワテラス)。
歩行者専用ブリッジです。
歩行者専用ブリッジから敷地北側を見た様子です。道路の南側(写真右側)がワテラスです。
北東側から見た様子です。
敷地西側部分です。
南西側から見た様子です。
南西側から見るとかなりの高低差がある事が分かります。敷地西側と東側では2階分の高低差があります。
敷地南側には、「淡路公園」が整備されています。
敷地南側の道路です。
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