「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の概要が正式発表 地上39階、高さ約210mと大幅にステップアップ!
-都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)-
「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の事業予定者は2013年5月29日に決定しました。
グループ名は「Team 竹芝の大樹」で、構成員は「東急不動産、鹿島建設、久米設計」となっていました。
● 竹芝地区は、更に大幅にステップアップ!
2013年9月に東京都と基本協定を締結、その後、事業計画の検討を進めていましたが、概要が決定し、2014年10月29日に正式発表されました。
引用資料 東急不動産・ニュースリリース(PDF:2014/10/29)
コンテンツ産業拠点形成へ 慶應大学大学院の共同研究機関を誘致 ~ 竹芝地区にて官民連携の開発計画概要決定 ~
「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の名称通り更にステップアップして、規模が大幅に拡大しています。
「A街区」は、当初案は地上26階、地下2階、高さ150.5m、延床面積約104,095㎡でしたが、地上39階、地下2階、高さ約210m、延床面積約180,000㎡と大幅にステップアップしました。
「B街区」も規模が拡大しました。当初案は地上19階、高さ88.3m、延床面積約14,234㎡でしたが、地上21階、 高さ約100m、延床面積約20,000㎡にステップアップしました。
ステップアップする事を想定して「ステップアップ・プロジェクト」という名称にしたのでしょうか?
もしかして「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)」もステップアップするかも?(笑)
都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)
全体計画概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目20番9他
◆ 敷地面積-約15,600㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約200,000㎡(施設全体)
◆ 事業主体-株式会社アルベログランデ(施設を整備するため、東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)
A街区(業務棟)概要
◆ 階数-地上39階、地下2階(当初案は地上26階、地下2階)
◆ 高さ-約210m(当初案は150.5m)
◆ 敷地面積-約12,200㎡
◆ 延床面積-約180,000㎡(当初案は約104,095㎡)
◆ 用途-オフィス、店舗、コンテンツ関連施設、新産業貿易センター等
◆ 着工-2016年度予定
◆ 竣工-2019年度予定
B街区(住宅棟)概要
◆ 階数-地上21階(当初案は地上19階)
◆ 高さ-約100m(当初案は88.3m)
◆ 敷地面積-約3,400㎡
◆ 延床面積-約20,000㎡(当初案は約14,234㎡)
◆ 用途-共同住宅、サービスアパートメント、子育て支援施設等
◆ 着工-2015年度予定
◆ 竣工-2017年度予定
計画地です。
「イメージパース(竹芝ふ頭方向から見る)」です。
世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の建設予定地です(2014年10月26日撮影)。
同じ場所を約11ヶ月前の2013年12月5日に見た様子です。この時点ではまだ西側に「東京都計量検定所」の建物が残っていました。
「A街区」を北西側から見た様子です。
「A街区」の南西側部分です。
「A街区」の南西角の仮囲いが一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。敷地西側の「東京都計量検定所跡地」はすっかり更地になっています。
「A街区」を北東側から見た様子です。敷地東側の「東京都立産業貿易センター」はまだ残っています。「東京都立産業貿易センター」は、2015年9月30日をもって施設貸出を終了します。
「A街区」を南東側から見た様子です。
「B街区」を南西側から見た様子です。
「B街区」を南東側から見た様子です。
「B街区」をゆりかもめ「竹芝駅」から見た様子です。「東京都公文書館跡地」はきれいに更地になっています。
「B街区」のすぐ東側に、ゆりかもめ「竹芝駅」があります。
「浜松町駅から竹芝駅、竹芝ふ頭を結ぶ歩行者デッキ整備イメージ」です。
「旧芝離宮恩賜庭園」のすぐ北側に「歩行者デッキ」が整備されます。歩行者デッキは、「旧芝離宮恩賜庭園」の先に見える首都高速道路「都心環状線」をオーバーパスする予定です。
浜松町駅方面と竹芝地区は、海岸通りや首都高速道路による分断が解消され、歩行者ネットワークが大幅に強化されます。
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