千代田区 (仮称)新鉄鋼ビル「オフィス棟 & サービスアパートメント棟」 2014年秋の建設状況
-(仮称)新鉄鋼ビル-
日本銀行が、「バズーカ砲」の第2弾を発射しました。日経平均が終値で755円も上がっていたのでビックリしました。それにしてもここ最近の日経平均やTOPIXの乱高下は凄まじいですね・・・
本題に戻って、東京駅八重洲北口側で「第一鉄鋼ビルディング」と「第二鉄鋼ビルディング」の建て替えがプロジェクトである「(仮称)新鉄鋼ビル」の建設が行われています。
建て替え後のビルは、容積率の上限が1400%(正確には1,399.9%)まで引き上げられています。
北側に地上26階、塔屋1階、地下3階、最高高さ約135mの「オフィス棟」、南側に地上20階、塔屋1階、地下3階、高高さ約100mの「サービスアパートメント棟」を建設中です。
(仮称)新鉄鋼ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目1番12号、及び中央区八重洲一丁目102番地
◆ 階数-地上26階、塔屋1階、地下3階(オフィス棟)、地上20階、塔屋1階、地下3階(サービスアパートメン棟)
◆ 高さ-最高部約135m(オフィス棟)、最高部約100m(サービスアパートメント棟)
◆ 敷地面積-7,399.67㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約5,600㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約117,000㎡(施設全体)、103,590㎡(容積対象面積)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 地震対策-中間免震構造(オフィス棟、サービスアパートメント棟)
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗
◆ 建築主-鉄鋼ビルディング
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大成・増岡組建設共同企業体(大成建設、増岡組JV)
◆ 着工-2013年04月15日
◆ 竣工-2015年10月末予定
「概要図」です。「オフィス棟」は、地上26階、塔屋1階、地下3階、最高高さ約135mです。オフィスフロアは24階までとなっています。
「サービスアパートメント棟」は、地上20階、塔屋1階、地下3階です。高さが不明でしたが、「概要図」に建築物の高さ約100mと書いてあります。「概要図」を見ると最高部も約100mのようです。客室は19階までとなっています。
引用資料 国土交通省(PDF:2013/03/29)
都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について
北側の「オフィス棟」を北東側から見た様子です。
「オフィス棟」は、南北に非常に幅が広いので、3基のタワークレーンで建設しています。
「オフィス棟」を南東側から見た様子です。
「オフィス棟」は、地震対策として「中間免震構造」を採用しています。3階と4階の間に、「免震ピット」が設置されています。
「オフィス棟」の「免震装置」です。
「オフィス棟」を北西側から見た様子です。
西隣の「丸の内トラストタワー」の2棟とはかなり接近しています。お互いに眺望は望めませんが、部屋が暗くなる程ではないと思います。
南側の「サービスアパートメント棟」を北東側から見た様子です。「サービスアパートメント棟」は、タワークレーン1基で建設しています。
サービスアパートメントの世界的リーディングカンパニーである「オークウッド」は、鉄鋼ビルディングと業務委託契約を締結し、東京での8つ目のオークウッドブランドであるサービスアパートメント「オークウッドレジデンス東京」を開業する予定です。
「サービスアパートメント棟」を南東側から見た様子です。
「サービスアパートメント棟」は、地震対策として、「中間免震構造」を採用しています。5階と6階の間に「免震ピット」が設置されています。
「サービスアパートメント棟」の「免震装置」です。
南東側から見た全景です。
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