JR東日本 横浜線への大量投入が完了した「E233系電車(6000番台)」
-横浜線にE233系電車を投入-
JR東日本は、「E231系電車」の後継として「E233系電車」を首都圏に大量投入しています。
「E233系電車」は、2006年12月26日の中央快速線を皮切りに、京浜東北線、常磐緩行線、東海道線、京葉線、東北本線、埼京線などに大量投入されてきました。
2014年2月16日から横浜線(横浜線車両が乗り入れる京浜東北・根岸線の一部区間を含む)向け車両「6000番台」が営業運転を開始しました。
2014年8月23日には、横浜線のすべての「205系電車」が営業運転を終了しました。半年ちょっとの猛スピードですべての車両を入れ替えた事になります。JR東日本恐るべし!
E233系電車の製造メーカー
「E233系電車」の製造メーカーは、JR東日本の「総合車両製作所(旧:東急車輛製造)」と「新津車両製作所」および「川崎重工業」です。
なお、JR東日本は「新津車両製作所」の車両製造事業を切り離し、2014年4月1日に「総合車両製作所(J-TREC)」と統合しました。
E233系電車
◆ 0番台-中央線快速(青梅線・五日市線・八高線含む)向け車両(2006年12月26日から営業運転)
◆ 1000番台-京浜東北線、根岸線向け車両(2007年12月22日から営業運転)
◆ 2000番台-常磐緩行線、東京メトロ千代田線向け車両(2009年9月9日からから営業運転)
◆ 3000番台-東海道本線向け車両(2008年3月10日から営業運転)、東北本線、高崎線、両毛線向け車両(2012年9月1日から営業運転)
◆ 5000番台-京葉線、外房線・内房線の一部、東金線向け車両(2010年7月1日から営業運転)
◆ 6000番台-横浜線向け車両(2014年2月16日から営業運転)
◆ 7000番台-埼京線、川越線、東京臨海高速鉄道りんかい線向け車両(2013年6月30日から営業運転)
◆ 8000番台-南武線向け車両(2014年10月4日から営業運転)
「E233系電車(6000番台)」です。「横浜駅」での撮影です。上の写真は「桜木町駅」での撮影です。
「E233系電車(6000番台)」です。「新横浜駅」での撮影です。
「E233系電車(6000番台)」です。「八王子駅」での撮影です。
「E233系電車(6000番台)」の横浜線のラインカラーです。横浜線のラインカラーは、「緑、黄緑」の2色となっています。
「E233系電車(6000番台)」は、他の「E233系電車」と異なり、横浜線のロゴが貼られています。
先頭車両側面には、横浜線・八王子駅~東神奈川駅(全20駅)と根岸線・横浜駅~磯子駅と大船駅(全8駅)の「駅スタンプ」が貼られています。これは「横浜駅バージョン」です。
これは「大船駅バージョン」です。
「E233系電車(6000番台)」の車内全景です。別の日に1度全員が降りる「八王子駅」で撮影しました。
横浜側ではすぐに乗客が乗ってくるので空の車内の撮影は無理と思ったからです。その事を東京で会った友人に話すと「わざわざ八王子駅まで・・・ アホちゃう?」と言われました。私もアホと思います(笑)。
「つり革」の密集度も他の「E233系電車」と同じです。
座席です。他の「E233系電車」と同じく、2+3+2の7人がけです。
優先席付近です。
優先席です。他の「E233系電車」と同じく、1+2の3人がけです。
ドア付近です。
車内案内表示は、「1000番台(京浜東北線・根岸線)」以降の車両と同じ17インチワイド液晶モニタになっています。
E233系電車(0番台)-中央線快速(青梅線・五日市線・八高線含む)
E233系電車(1000番台)-京浜東北線、根岸線
E233系電車(2000番台)-常磐緩行線、東京メトロ千代田線
パッと見は車両幅も狭いし、前面に「貫通扉」があるので「E233系電車」には見えません。
「E233系電車」は、混雑緩和のため車体幅は2,950mmの拡幅車体を採用しています。しかし、「2000番台」は160mm狭い2,790mmとなっています。
車両限界の狭い東京メトロ千代田線との直通運転のためです。「貫通扉」は、地下区間での非常時に避難経路を確保するためです。
E233系電車(3000番台)-東海道本線、東北本線、高崎線、両毛線
E233系電車(5000番台)-京葉線、外房線・内房線の一部、東金線
E233系電車(7000番台)-埼京線、川越線、東京臨海高速鉄道りんかい線
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