中央区 地上35階、高さ約180mの「東京日本橋タワー」 2014年秋の建設状況
-東京日本橋タワー-
超高層ビル3棟を含む大規模な再開発が計画されている「日本橋二丁目地区」ですが、一番北側の「(仮称)日本橋二丁目地区北地区新築工事」が一番工事が進んでします。
「(仮称)日本橋二丁目地区北地区新築工事」は、地上35階、地下4階、高さ180.00mの超高層オフィスビルになります。正式名称は「東京日本橋タワー」で公式HPもオープンしています。
住友不動産 → 東京日本橋タワー
公式HPによると「東京日本橋タワー」の竣工は、2015年春予定のようです。「B街区」を含めた「(仮称)日本橋二丁目地区北地区新築工事」の全体竣工は、2017年予定となっています。
東京日本橋タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)日本橋二丁目地区北地区新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋二丁目7-1、7-2他(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線「日本橋」駅直結、東京メトロ東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結
◆ 階数-地上35階、地下4階(タワー棟)、地上2階、地下2階(B街区)
◆ 高さ-最高部180.00m
◆ 敷地面積-8,769.22㎡(B街区を含む北地区全体)
◆ 建築面積-約5,200.00㎡(B街区を含む北地区全体)
◆ 延床面積-133,334.87㎡(B街区を含む北地区全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-べた基礎+杭基礎
◆ 地震対策-免震構造(6階床下に免震層を配置)、制振構造(5階以下)、積層ゴムアイソレータ×64台、オイルダンパー×120台、粘性制振壁×45台
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的ホール、貸会議室
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年01月(建物本体工事着手)
◆ 竣工-2015年春予定(タワー棟竣工)、2017年予定(全体竣工)
南西側から見た下層階の様子です。
全く窓が無い部分が「免震階」になります。その上の窓の無い階(黒い部分は窓ではない)が6階(設備階)となります。7階は「スカイロビー」で、8階より上がオフィスとなります。
地震対策として、「免震構造」と「制振構造」を採用しています。積層ゴムアイソレータ×64台、オイルダンパー×120台、粘性制振壁×45台を設置しています。
6階床下に配置した免震層により、地震動のエネルギーを吸収することで、建物重量を支える主架構の損傷を抑え、家具等の転倒による二次被害を防止します。
また、5階以下は制振部材が地震動のエネルギーを吸収することで、建物の揺れを軽減します。
外壁には「御影石(花崗岩)」を多く使っています。
南東側から見た様子です。
南東側から引いて見た様子です。
建物の南側にはほとんど窓がありません。エレベーター、非常階段、トイレなどのコア部分は、建物の南東側に配置しています。オフィスフロアの基準階賃貸床面積は2,722.89㎡(823.69坪)となっています。
北西側から見た様子です。
北西側から見た下層階の様子です。敷地北西側の建物は解体されます。
北東側から見た様子です。
北東側から見た下層階の様子です。地下2階がイベントホール、地下1階~地上3階が店舗、4階・5階がカンファレンスセンター、7階がスカイロビー、8階~35階がオフィスとなります。
「昭和通」越しに見た様子です。
昭和通側の「横浜銀行ビル」他は「B街区」として再開発されます。地上2階、地下2階の小規模な建物が建設されます。
そのため「(仮称)日本橋二丁目地区北地区新築工事」の全体竣工は、2017年予定となっています。
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