川崎市 地上53階、高さ約179mの超高層ツインタワー CO-SUGI PROJECT「(仮称)小杉町二丁目地区開発計画」 2014年秋の建設状況
-(仮称)小杉町二丁目開発計画-
武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上53階、地下1階、高さ178.90mの超高層ツインタワーマンション「(仮称)小杉町二丁目開発計画」が計画されています。
当初は、「A地区、B地区」の同時着工で計画されていましたが、敷地東側の「A地区」が先行して着工されました。
「CO-SUGI PROJECT (仮称)小杉町二丁目地区開発計画<A地区>」として、公式HPがオープンしています。
「環境影響評価関係図書」では、A地区・B地区共に地上54階、地下1階、高さ(最高部約190m、軒高約180m)となっていましたが、地上53階、地下1階、高さ178.90mに変更されています。
外観のデザインが変更されたように見えますが、最高部は190m近くある可能性もあります。
CO-SUGI PROJECT <A地区>の概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<A地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目276-1他(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩5分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩4分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-178.90m (注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,498.46㎡(A地区)
◆ 建築面積-5,306.26㎡(A地区)
◆ 延床面積-71,003.60㎡(A地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、一部TMB杭(管理人の推測)
◆
地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-592戸(他に店舗7区画、コンベンション施設)
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年07月10日(A地区)
◆ 竣工-2017年12月下旬予定(A地区)
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定 (A地区)
CO-SUGI PROJECT <B地区>の概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<B地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-178.90m (注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,652.65㎡(B地区)
◆ 建築面積-5,093.57㎡(B地区)
◆ 延床面積-71,257.12㎡(B地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-622戸(B地区)
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-2019年03月31日予定(B地区)
東側の「A地区」を南東側から見た様子です。「A地区」が先行して着工されました。
仮囲いの広告です。「CO-SUGI PROJECT (仮称)小杉町二丁目地区開発計画<A地区>」として公式HPがオープンしています。
「A地区」の南東角の仮囲いが一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。「山留め壁」の芯材の「H形鋼」やドリル状の「アースオーガ」が並べられています。
「三点式パイルドライバ」です。「山留め壁」を構築しています。
「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。武蔵小杉周辺の地盤は多摩川沿いですが強固で、ほとんどの超高層タワーマンションが「直接基礎」となっていますが、この現場は杭基礎(もしくはパイルド・ラフト基礎)のようです。
背後に見えるタワークレーンは北隣で建設中の「大西学園中・高 建替計画」のタワークレーンです。
南武線の電車内から見ると「(仮称)小杉町二丁目地区開発計画」のタワークレーンのように見えたので「えー! こんなに早くタワークレーンが登場?」と驚いてしまいましたが、現地を見て納得しました(笑)。
TMB掘削バケット
「(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<A地区>」の建設現場に「TMB掘削バケット」がありました。首都圏で初めて「TMB掘削バケット」を見たので感激しました。
「アースドリル掘削機」に「TMB掘削バケット」を取り付けて、「TMB(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」により「TMB杭」を構築します。
大阪の「中之島フェスティバルタワー、グランフロント大阪 北館、あべのハルカス」などの竹中工務店が施工を手掛けたプロジェクトには、基礎杭の一部に「TMB杭」が採用されています。
超高層タワーマンションでは、大阪の「グランフロント大阪オーナーズタワー」の基礎杭の一部に「TMB杭」が採用されています。
TMB(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)
竹中工務店が開発した「TMB(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」は、支持層部の杭軸部に円錐状の節(拡径部)を複数設けた場所打ちコンクリート杭工法で、通常の拡底杭に比べて1.3倍以上の支持力を有し、大重量建物の基礎工法に最適で、ローコストかつ短工期を実現します。
引用資料 竹中工務店・公式HP
TMB (竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)
「A地区」を南西側から見た様子です。
「A地区」を北西側から見た様子です。
「A地区」を北東側から見た様子です。
西側の「B地区」を南東側から見た様子です。「B地区」の南東角に「A地区」の建設現場事務所が建てられています。
「B地区」を南西側から見た様子です。
「B地区」の南西角の仮囲いが一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。既存建物の解体工事は終わって更地になっています。
「(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<B地区>」のスケジュールはまだ発表されていませんが、「A地区」の約1年遅れで動き出すと思われます。
「B地区」を北西側から見た様子です。
「B地区」を北東側から見た様子です。
「(仮称)小杉町二丁目地区開発計画」の事業計画のお知らせです。正確な数値に修正されていす。設計者・施工者が「鹿島建設」から「竹中工務店」に変更になっていました。
計画が進むと新たに「建築計画のお知らせ」を掲示するのかと思っていましたが、「事業計画のお知らせ」をそのまま掲示するようです。
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