JR東日本 東京駅丸の内駅前広場の「換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)」 2014年秋の状況
-東京駅丸の内駅前広場整備-
JR東日本は、東京駅丸の内側の駅前広場整備計画を進めています。東京都と連携して広場内を通る都道を広場外周に再整備し、中央部に大きな歩行者空間「都市の広場(仮称)」を設置し、その両側に交通広場を設けます。
引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/07/02)
東京駅丸の内駅前広場整備について
換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)
駅前広場整備計画に先立って、JR東日本は「換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)」を進めています。
「換気塔」は、総武・横須賀線東京地下駅への空気の送込み・排出のために絶対に必要な施設です。そのために完全には撤去する事は出来ません。
換気塔改修工事の概要
◆ 現在の高さ約13mを高さ約4mまで切下げる。
◆ 切下げ後の換気塔に約3mの庇を設置することにより、東京地下駅の換気機能を確保する。
◆ 淡いグレー系の色調とするなど、東京駅周辺地区の景観に配慮した仕上げとする。
◆ 庇下にも太陽光が届くように、新たに設置する庇はガラス素材を採用する。
◆ 丸の内駅舎と平行方向にルーバーを設置し、ホテル客室や周辺オフィスビル等の上空からのデザイン性にも配慮する。
切り下工事前の南側の換気塔です。「東京駅丸の内駅舎」に対してかなり景観を阻害していました。
切り下工事中の南側の換気塔です。換気塔の高さを約13mから約9m切り下げて約4mに低くなっています。
「換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)」は、2014年6月30日完了予定だったのですが、2015年1月30日(予定)まで延長されています。
アップです。
地上から見た切り下工事中の南側の換気塔です。高さ的にはほとんど目立たなくなりました。
切り下工事中の北側の換気塔です。
地上から見た切り下工事中の北側の換気塔です。
この部分も「東京駅丸の内駅舎」に対してかなり景観を阻害しているので改修してほしいです。
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