2020年東京オリンピック・パラリンピックの施設整備が始動 「有明アリーナ(仮称)」の基本設計は「久米設計」に決定 総事業費は404億円!
-有明アリーナ(仮称)-
「東京都財務局」は、2020年東京オリンピックでバレーボール会場となる「有明アリーナ」とボート・カヌー会場となる「海の森水上競技場」の基本設計を担当する企業を決めました。
「有明アリーナ」は久米設計、「海の森水上競技場」はパシフィックコンサルタンツが担当します。
東京都が臨海部に新設する6つの競技場のうち、両競技場が最も早く基本設計に着手する施設となります。
日刊建設工業新聞(2015/01/09)
東京都財務局/有明アリーナと海の森水上競技場基本設計/久米設計とパシコンに
建設通信新聞(2015/01/09)
久米設計を特定/有明アリーナ基本設計/東京都財務局
● 有明アリーナ(仮称)
有明地区には、既存施設の改修を行う「有明テニスの森」以外に、「有明アリーナ、有明BMXコース、有明ベロドローム、有明体操競技場」の4競施設が新たに建設されますが、「有明アリーナ」以外は仮設のため大会終了後には解体されます。
公式HP → 競技会場プラン
「有明アリーナ」は、オリンピックでバレーボール競技、パラリンピックではシッティングバレーボール競技の会場となります。
有明アリーナ(仮称)の概要
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目9
◆ 敷地面積-約36,700㎡
◆ 延床面積-約32,170㎡
◆ 座席数-約12,700席(オリンピック開催時は約15,000席)
◆ 総事業費-404億円
「有明アリーナ」の完成イメージ図です。座席数は約12,700席(オリンピック開催時は約15,000席)となります。
引用資料 → 競技会場プラン(公式HP)
立候補ファイルでは、総事業費176億円でしたが、「調査・設計委託費、周辺整備、整備内容の精査、建設物価の上昇、工事中のセキュリティ経費など」の見直しにより現時点での総事業費は404億円の見込みです。
大会終了後は、様々な室内競技大会やイベントを行うことができる大規模体育館となります。
バレーボールの国内リーグの会場となるほか、東京がこれまで多数開催してきたような、国際大会の際も使用されます。
コンサート会場として使用されるのも間違いないです。首都圏では、「代々木 第一体育館、日本武道館、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張イベントホール(幕張メッセ)」に次ぐ6ヶ所目の「アリーナツアー」が開催出来るライブ会場が誕生する事になります。
「有明アリーナ」の建設予定地です。最寄りの駅はゆりかもめの「新豊洲駅」もしくは「有明テニスの森」になりますが、かなり歩く必要があります。交通の問題を解決しないと大会終了後の集客に苦労する事が予想されます。
「有明アリーナ」の北側には「東雲運河」があります。ベイエリアとしての環境は抜群です。
現在は草ボーボーです。
敷地内は立入禁止です。
(おまけ)
ライブ会場と言えば、今年のお正月は我が家に「安室ちゃん」と「カナやん」から年賀状が届いていましたよ! なんちゃって・・・ ファンクラブに入っていたら全員に届きます(笑)。
「安室ちゃん」の所属事務所からの独立騒動が無事に解決しました。23年間所属した「ライジングプロ・ホールディングス」を離れ、「ディメンションポイント(エイベックスの音楽レーベル)」に完全移籍します。
独立騒動で芸能界を干されてしまって、今年はあの素晴らしいライブが見られないかも? と心配していましたが、本当に良かったです。今日は朝から気分爽快です。
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