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2015年1月15日 (木)

渋谷区 地上36階、高さ約180mに規模が拡大した「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」

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-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で「渋谷駅南街区」は、東急東横線渋谷駅の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。

 1ヶ月前の昨年の12月15日にこのブログで、「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」が地上32階、地下5階、高さ169.35mから地上36階、地下4階、高さ179.95mに変更され事を書きました。

 延床面積が大幅に増えた訳ではないので、「国家戦略特区」の指定により高さが上積みされたのかは不明です。
 まあ元々は、地上33階、地下5階、高さ約180mで計画されていたので、高さが元の約180mに戻ったと言えばそれまでですが・・・

(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟の概要(変更後)
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目49-1ほか
◆ 階数-地上36階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.95m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,304.11㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-108,778.50㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約200室)
◆ 建築主-東京急行電鉄
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体(東急建設、大林組)
◆ 着工-2015年04月上旬予定
◆ 竣工-2018年07月末日予定

(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟の概要(変更前)
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目49-1ほか
◆ 階数-地上32階、地下5階
◆ 高さ-最高部169.35m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,195.09㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-106,063.00㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約200室)
◆ 建築主-東京急行電鉄
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-未定
◆ 着工-2014年10月01日予定
◆ 竣工-2018年03月末日予定


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」の模型です。渋谷ヒカリエ11階のスカイロビー特設コーナーでは、1/500スケールで表現した大型都市模型が公開されています。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」のイメージパースです。高層棟の外装は、制震機構、自然換気、日照対策等の機能を組み込んだ白いパネルをランダムに配置することでデザインと機能の融合と渋谷らしさを表現しています。


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「渋谷駅南街区土地区画整理事業」の範囲です。「渋谷川」の東側も一部範囲に入っています。

 「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」は、中央の一番広い部分に建設されます。「B-1棟」以外にも「A棟、B-2棟、C-1棟、C-2棟、C-3棟、D棟」が建設され、「渋谷川」の環境整備(広場と水景施設)も行われます。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」の建設予定地を北側から見た様子です。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」の建設予定地を南側から見た様子です。高架橋の解体工事は終わっています。


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敷地西側の道路です。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」の建設予定地を南東側の「金王橋」から見た様子です。「渋谷川」沿い西側の雑居ビル群は解体されます。
 
 
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「渋谷川」です。現在の「渋谷川は、童謡「春の小川」のモデルになったとは思えないようなドブ川ですが、大きく環境が改善されます。

 「渋谷川」は環境整備(広場と水景施設)を行います。2ヶ所の広場を整備し、約600mにわたって緑の遊歩道を整備し、ツタなどによる護岸緑化、高木の並木により緑と水のネットワークを形成します。

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