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2015年1月

2015年1月31日 (土)

JR渋谷駅改良工事 JR渋谷駅が大移動 移動前の「埼京線ホーム」の現状 

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-JR渋谷駅改良工事-

 JR東日本は、「JR渋谷駅改良工事」の準備工事を行っています。最終的には、外回りと内回りで2つに分かれている山手線のホームを島式1面2線の1つにまとめたうえで、南側に300mほど離れた埼京線のホームを山手線のホームの横に移設して、乗り換えの利便性を高めます。

 そもそも山手線と埼京線のホームがここまで離れたのは、「埼京線ホーム」を新設する時に敷地に余裕が無くて、ホーム全体を山手線ホーム南端よりもさらに南側の貨物ホームの跡地に新設したためです。

 「埼京線ホーム」からは、各線への乗り換えや渋谷の繁華街までは距離が離れています。連絡通路には動く歩道が設置されていますが、乗り換えに時間がかかり非常に不便です。


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埼京線ホームには、いろいろな列車が停車します。


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埼京線ホーム北端から山手線ホームを見た様子です。


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山手線内回りのホーム南端です。埼京線ホーム全体が山手線ホーム南端よりもさらに南側にあります。


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埼京線ホームの西側に山手線の複線の軌道があります。このように「埼京線ホーム」と「山手線ホーム」は全く重なっていません。


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山手線内回りの「E231系電車」です。


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埼京線ホームからは西側に「(仮称)渋谷駅桜丘口地区(桜丘町1地区)開発計画」の予定地がよく見えます。再開発が始まると定点観測にいいかも知れません。


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「JR渋谷駅新南口」への階段を南側から見た様子です。


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「JR渋谷駅新南口」の改札内コンコースです。


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「JR渋谷駅新南口」です。もはや距離的にJR南渋谷駅という感じですね(笑)。

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2015年1月30日 (金)

さいたま市 地上27階、高さ約100m「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地

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-浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業-
 「ポール・マッカートニー」の来日公演が決まりました。「京セラドーム大阪(4月21日)」、「東京ドーム(4月23日・25日・27日の3日間)」です。
 2013年11月の来日公演が楽しかったのでもう一度行きたいですが、S席18,000円(別途手数料)は高過ぎです・・・ 3日間くらい悩んで行くかどうか決めようと思います。

 今年は、3月に「E-girls」、4月に「いきものがかり」、5月に「西野カナ」、6月に「miwa」、7月に「いきものがかり×2回」、8月に「西野カナ」のライブに行く予定です。
 すでに「E-girls」、「いきものがかり」3回分、「西野カナ」2回分は代金を支払っています。これに2015年後半にあると思われる「安室ちゃん」と「Perfume(パフューム)」が決まったら破産しそうです(笑)。

 本題に戻って、JR浦和駅の西口では、「さいたま市総合振興計画」に基づき、浦和駅西口南地区を、再開発ビルの整備及び駅前広場などの都市基盤を整備することにより、都市防災機能の向上、商業・業務の活性化を図っています。

 先に、浦和駅西口南第三地区の「エイペックスタワー浦和」、浦和駅西口南第四地区の「ライオンズマンション コスタ・タワー浦和」が竣工しています。

 現在は、「高砂地区」において事業が計画中です。「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の組合設立及び事業計画が2014年1月30日に認可され、2014年2月25日に組合が設立されました。

浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目、二丁目の各一部
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部99.95m
◆ 敷地面積-約18,000㎡
◆ 延床面積-約99,731㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造(地上4階と5階の間に免震層を設置)
◆ 用途-共同住宅(5~27階)、商業・業務系施設(B1~4階)
◆ 総戸数-521戸
◆ 建築主-浦和駅西口南地区高砂市街地再開発組合(参加組合員予定者 野村不動産、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業)
◆ 基本計画・基本設計-タカハ都市科学研究所
◆ 事業協力予定者-大成建設、戸田建設
◆ 着工-2015年度末以降予定
◆ 竣工-2018年度末頃予定


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「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の完成イメージ図です。

 引用資料 さいたま市公式ホームページ
 浦和駅西口南高砂地区


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「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の位置です。当初計画では、敷地を東西2つに分けて「A街区」と「B街区」に2棟の再開発ビルを建設する予定でしたが、一体的に開発する計画に見直されています。


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「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。


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再開発予定地には、小規模なビルや住宅が密集しています。


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地上から見た様子です。


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北東側(JR浦和駅西口側)から見た様子です。

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2015年1月29日 (木)

新宿区 地上43階、高さ約170mと地上37階、高さ約150mの「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」 詳細が判明!

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-西新宿五丁目北地区防災街区整備事業-

 西新宿五丁目では、「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」が建設中です。
 中心となる「A-1地区」には、地上60階、地下2階、高さ208.97mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」が建設中です。

 「西新宿五丁目中央北地区」の北側でも「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」が計画されています。「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」の詳細がかなり明らかになってきました。

 建設通信新聞(2015/01/28)
 組合設立へ都計準備/17年度の本体着工目指す/西新宿五丁目北防災街区準備組合

 下記の第56回新宿区景観まちづくり審議会の「(仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業について」に詳細な資料があります。もうここまで具体化していたんですね。

 引用資料 第56回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 (仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業について

西新宿五丁目北地区防災街区整備事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目
◆ 階数-(A地区)地上43階、地下2階、(B地区)地上37階、地下1階、(C地区)地上4階
◆ 高さ-(A地区)最高部約170m、建物約160m、(B地区)最高部約150m、建物約140m、(C地区)約20m
◆ 区域面積-約25,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約13,520㎡(施設全体) 
◆ 延床面積-約140,000㎡(施設全体)
◆ 用途-(A地区)共同住宅、オフィス、店舗、(B地区)共同住宅、店舗、(C地区)オフィス、共同住宅、店舗
◆ 総戸数-(A地区)約650戸、(B地区)約350戸、(C地区)約6戸
◆ 建築主-西新宿五丁目北地区防災街区整備準備組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 事業コンサルタント-R&D新建築都市研究所
◆ 設計者-山下設計
◆ 着工-2017年度予定
◆ 竣工-2019年度予定


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「配置図」です。北側から「A地区、B地区、C地区」が整備されます。


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「断面図」です。この断面図により、伝えられていた「A地区」の高さ約160m、「B地区」の高さ約140mは、建物高さで最高高さでない事が分かりました。最高部は「A地区」が約170m、「B地区」が約150mとなっています。


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「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」の予定地を北西側から見た様子です。


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「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」の予定地を南北に貫く道路です。

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2015年1月28日 (水)

JR東日本 大規模に行われている「神田駅改良他工事」 Part2:メチャメチャ綺麗になった「南改札側(南口・西口側)」のコンコース

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-神田駅改良他工事-
 
「JR神田駅」は、島式の3面6線の高架駅です。神田駅は、道路で南北に分断され、それぞれに改札口を持ちます。高架柱の林立する駅構内はホーム階に上がる途中に踊場がある2重構造になっていました。

 更に、駅自体はかなり老朽化している上に、エレベーターが未設置であったり、エスカレーターの数が少なかったり、駅構内に段差が多いなどバリアフリーも面でも問題がありました。

 これらの
解消および耐震改修、内装改修、外装改修、設備更新を同時に行う「神田駅改良他工事」が行われています。神田駅の真上では、「上野東京ライン(東北縦貫線)」の工事も行わました。

神田駅改良他工事の概要

◆ エレベーターの7基の新設(1基+3基+3基)
◆ エスカレーター15基の新設(7基+8基)

◆ 段差解消
◆ 耐震改修
◆ 内装改修、外装改修、設備更新


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JR神田駅の南改札側(南口・西口側)」です。JR神田駅の東側は、「上野東京ライン(東北縦貫線)」の高架橋と「東北新幹線」の高架橋が一体化しています。


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JR神田駅の南口です。


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東北新幹線の高架下の通路です。


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南改札の改札外コンコースです。以前より南北の幅が広くなりメチャメチャ綺麗になりました。


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橋脚は「鋼板巻き立て工法」により耐震補強工事が行われました。「鋼板巻き立て工法」は、既存の橋脚の周りに鋼板を配置し、橋脚と鋼板との間に「無収縮モルタル」や「エポキシ樹脂」等を充填してコンクリートと鋼板を一体化して補強する工法です。


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南改札の改札外コンコース南側には、「びゅうプラザ」があります。


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南改札です。


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南改札の改札内コンコースです


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「鋼板巻き立て工法」により橋脚の耐震補強が行われました。


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1番線(京浜東北線南行)・2番線(山手線外回り)の改札内コンコースが奥まで伸びている構造は今までと同じです。


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新設された「エスカレーター」です。


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新設された「エレベーター」です。


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南改札の改札内コンコース北側には、駅ナカ店舗が開業しています。


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新設された「エスカレーター」をホームから見た様子です。


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新設された「エレベーター」をホームから見た様子です。


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「ホームドア」の設置準備工事も行われています。

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2015年1月27日 (火)

JR東日本 大規模に行われている「神田駅改良他工事」 Part1:メチャメチャ綺麗になった「北改札側(東口・北口側)」のコンコース


-神田駅改良他工事-
 
「JR神田駅」は、島式の3面6線の高架駅です。神田駅は、道路で南北に分断され、それぞれに改札口を持ちます。高架柱の林立する駅構内はホーム階に上がる途中に踊場がある2重構造になっていました。

 更に、駅自体はかなり老朽化している上に、エレベーターが未設置であったり、エスカレーターの数が少なかったり、駅構内に段差が多いなどバリアフリーも面でも問題がありました。

 これらの
解消および耐震改修、内装改修、外装改修、設備更新を同時に行う「神田駅改良他工事」が行われています。神田駅の真上では、「上野東京ライン(東北縦貫線)」の工事も行わました。

神田駅改良他工事の概要

◆ エレベーターの7基の新設(1基+3基+3基)
◆ エスカレーター15基の新設(7基+8基)

◆ 段差解消
◆ 耐震改修
◆ 内装改修、外装改修、設備更新


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JR神田駅の北改札側(東口・北口側)です。JR神田駅の東側は、「上野東京ライン(東北縦貫線)」の高架橋と「東北新幹線」の高架橋が一体化しています。

 「東北新幹線」の部分はガラスの防音壁で覆われています。ここから見ると全く別の駅のように生まれ変わりました。


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北改札側(東口・北口側)の配置図です。


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北改札の改札内コンコースです。メチャメチャ綺麗になりました。以前は途中に踊場がある2重構造でしたが、段差が解消されました。


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橋脚や梁の耐震補強工事が大規模に行われました。「鋼板巻き立て工法」により橋脚の耐震補強が行われました。


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新設された「エスカレーター」です。


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新設された「エレベーター」です。


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北改札内の改札内コンコース南側には、駅ナカ店舗が2店舗開業しています。


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北改札です。


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北改札の改札外コンコースです。


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北改札側(東口・北口側)の地下鉄(東京メトロ銀座線)との連絡口です。


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「東口」の高架下では、橋脚の耐震補強工事が行われています。


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「鋼板巻き立て工法」により耐震補強工事が行われています。「鋼板巻き立て工法」は、既存の橋脚の周りに鋼板を配置し、橋脚と鋼板との間に「無収縮モルタル」や「エポキシ樹脂」等を充填してコンクリートと鋼板を一体化して補強する工法です。

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2015年1月26日 (月)

JR東日本 東京駅丸の内駅前広場の「換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)」 2014年秋の状況

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-東京駅丸の内駅前広場整備-

 JR東日本は、東京駅丸の内側の駅前広場整備計画を進めています。東京都と連携して広場内を通る都道を広場外周に再整備し、中央部に大きな歩行者空間「都市の広場(仮称)」を設置し、その両側に交通広場を設けます。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/07/02)
 東京駅丸の内駅前広場整備について


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換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)
 駅前広場整備計画に先立って、JR東日本は「換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)」を進めています。

 「換気塔」は、総武・横須賀線東京地下駅への空気の送込み・排出のために絶対に必要な施設です。そのために完全には撤去する事は出来ません。

換気塔改修工事の概要
◆ 現在の高さ約13mを高さ約4mまで切下げる。
◆ 切下げ後の換気塔に約3mの庇を設置することにより、東京地下駅の換気機能を確保する。
◆ 淡いグレー系の色調とするなど、東京駅周辺地区の景観に配慮した仕上げとする。
◆ 庇下にも太陽光が届くように、新たに設置する庇はガラス素材を採用する。
◆ 丸の内駅舎と平行方向にルーバーを設置し、ホテル客室や周辺オフィスビル等の上空からのデザイン性にも配慮する。


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切り下工事前の南側の換気塔です。「東京駅丸の内駅舎」に対してかなり景観を阻害していました。


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切り下工事中の南側の換気塔です。換気塔の高さを約13mから約9m切り下げて約4mに低くなっています。

 「換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)」は、2014年6月30日完了予定だったのですが、2015年1月30日(予定)まで延長されています。


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アップです。


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地上から見た切り下工事中の南側の換気塔です。高さ的にはほとんど目立たなくなりました。


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切り下工事中の北側の換気塔です。


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地上から見た切り下工事中の北側の換気塔です。


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この部分も「東京駅丸の内駅舎」に対してかなり景観を阻害しているので改修してほしいです。

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2015年1月24日 (土)

横浜市 2015年3月に着工される地上29階、高さ約99mの「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業」

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-二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業-

 「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業」は、相模鉄道「二俣川駅(ふたまたがわえき)」南口の再開発事業です。

 引用資料 公式ホームページ
 二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業

 建設データバンクによると「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業」の「住宅棟」に「建築計画のお知らせ」が掲示されたようです。

 建設データバンク
 (仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟 

● 施設規模縮小
 「二俣川駅南口地区市街地再開発組合」は、2014年末に「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業」の事業計画の変更を横浜市に申請しています。

 延床面積を当初計画の約113,300㎡から約98,360㎡㎡に縮小します。建設費の高騰などの状況を考慮し、建設費を縮減するためです。

 当初は再開発ビル内に設置する計画だった駐車場を別棟にすることなどで建設費を縮減、共同住宅の住戸数や商業・業務施設の基本的な機能は当初計画を維持します。

(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟
◆ 所在地-神奈川県横浜市旭区二俣川二丁目50-1他
◆ 階数-(住宅棟)地上29階、(商業業務棟)地上6階(一部地上15階)、地下1階
◆ 高さ-約99m
◆ 敷地面積-17,414.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,732.30㎡(住宅棟)
◆ 延床面積-約98,360㎡(施設全体)、52,943.19㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(住宅棟)
◆ 用途-共同住宅(住宅棟)
◆ 総戸数-419戸
◆ 建築主-二俣川駅南口地区市街地再開発組合(参加組合員 相鉄不動産、三井不動産レジデンシャル、野村不動産)
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年03月23日予定
◆ 竣工-2018年03月31日予定


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「配置図」です。


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南口の駅前広場に面して駅ビルの「二俣川グリーングリーン」が建っています。


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「二俣川グリーングリーン」は、再開発のために閉店していますが、建物内を通り抜けることが出来ます。


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「二俣川グリーングリーン」は、2014年9月30日(火)に閉店しています。


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「住宅棟」は、駅前広場の南西側に建設予定です。


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「住宅棟」の建設予定地です。


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「住宅棟」や「交通広場」の建設予定地は、かなり高低差があります。


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「商業業務棟」は、駅前広場の北東側に建設予定です。


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橋上駅舎の屋上駐車場へのスロープも「商業業務棟」の建設予定地に含まれます。「商業業務棟」の建設予定地もかなり高低差があります。


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「二俣川駅(ふたまたがわえき)」は、島式2面4線の地上駅で橋上駅舎を有しています。相鉄本線といずみ野線が分岐している場所にあり、1日平均8万人が乗降しています。

 「二俣川駅」の駅名が覚えにくいですが、私は相鉄本線といずみ野線が「2又」に分岐しているので「ふたまたがわ」と覚えています(笑)。

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東区 水泳競技会場となる「オリンピックアクアティクスセンター」 基本設計は「山下設計」に決定!

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-オリンピックアクアティクスセンター-

 東京都は、整備費高騰のため2020年東京オリンピック・パラリンピック会場計画の再検討を進めています。
 規模が縮小されたり、整備が中止された施設も出て来ていますが、江東区の「オリンピックアクアティクスセンター」は計画通り整備します。

 立候補ファイルでは、総事業費321億円でしたが、「調査・設計委託費、周辺整備、整備内容の精査、建設物価の上昇、工事中のセキュリティ経費など」の見直しにより現時点での総事業費は683億円の見込みです。

 「東京都財務局」は、2015年1月22日に、水泳競技会場となる「オリンピックアクアティクスセンター(仮称)」の基本設計業務の委託先を「山下設計」に決定しました。

 日刊建設工業新聞(2015/01/23)
 東京都/オリンピックアクアティクスセンター新築基本設計(江東区)/山下設計に

 「オリンピックアクアティクスセンター」は、江東区臨海部の辰巳地区の「辰巳の森海浜公園」に整備されますが、辰巳地区には既に水泳のメッカ「東京辰巳国際水泳場」があります。

 「東京辰巳国際水泳場」を大改修して運河側に客席を大規模に増設する案も検討されましたが、「運河の上に席を造るのは難しい」として断念されました。

 大会終了後は、同じ地区に同じ規模のプールが2か所になります。維持費が年間5億円ほどかかるため「東京辰巳国際水泳場」は廃止の可能性もあるそうです。

オリンピックアクアティクスセンターの概要
◆ 所在地-東京都江東区江辰巳二丁目2
◆ 敷地面積-約122,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約57,850㎡(オリンピック開催時)、約32,920㎡(大会終了後)
◆ 座席数-約20,000席(オリンピック開催時)、約5,000席(大会終了後)
◆ 総事業費-683億円


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水泳競技会場となる「オリンピックアクアティクスセンター」と「ウォーターポロアリーナ」の建設予定地です。

 東京都江東区の臨海部の「辰巳の森海浜公園」の中に建設されます。公園の北東側に「オリンピックアクアティクスセンター」、公園の南東側に「ウォーターポロアリーナ」が整備される予定です。

(追記)「ウォーターポロアリーナ」は、整備が中止になっています。


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水泳競技会場となる「オリンピックアクアティクスセンター(右)」と「ウォーターポロアリーナ(左)」の完成イメージ図です。

 引用資料 → 競技会場プラン(公式HP)

● オリンピックアクアティクスセンター
 「オリンピックアクアティクスセンター」は、「競泳・飛込・シンクロナイズドスイミング」の会場となります。

 延床面積約25,000㎡分は仮設で、大会終了後は収容可能人数を20,000人から5,000人に縮小して、利用しやすい規模の水泳場に改修します。

 大会終了後は、東京都が所有し、既存の「東京辰巳国際水泳場」同様、水泳各種別の都内選手権、日本選手権からジャパンオープン等の国際大会で使用するとともに、住民も使える水泳場となります。

● ウォーターポロアリーナ
 「ウォーターポロアリーナ」は、「オリンピックアクアティクスセンター」に隣接する水球専用会場です。

 日本初となる水球専用会場は、6,500人が収容可能です。会場は仮設のため大会終了後は解体され、芝生の公園に戻します。

(追記)
 競技会場見直しで、「ウオーターポロアリーナ」の整備が中止になっています。代替施設は既存の「東京辰巳国際水泳場」を予定しています。

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2015年1月23日 (金)

JR新橋駅 東海道線新橋駅改良工事 内部では「レンガアーチ高架橋」から「ラーメン高架橋」に改築する物凄い工事が行われている!

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-JR新橋駅-

 「新橋駅」は、地上の「東海道線・山手線・京浜東北線」の3面6線のホームと地下の「横須賀線」の1面2線のホームがあります。

 2013年度の1日の平均乗車人員は254,945人で、JR東日本の中では7位になります。地下鉄やゆりかもめなどからの乗り換えも多く、周辺はいつも賑わっています。

 JR東日本 → 各駅の乗車人員(2013年度) 

 しかし、駅構造物の老朽化が進んでおり、レンガアーチ高架橋(烏森町 高架橋)は明治41年~大正3年頃の完成で約100年が経過、また、東海道線鉄筋コンクリート高架橋についても、昭和11年~17年頃の施工で約70年が経過しています。

 また、コンコースが南北に分断されていることなどから、「東北縦貫線(愛称・上野東京ライン)」の開業により現在よりホーム上の混雑が悪化することが懸念されています。

 このような課題を解決するため、耐震補強工事を行うと共に、南北コンコースの一体化、東海道線ホームの拡幅を行い、混雑緩和を図る工事を進めています。

 同時に、老朽化した屋根をシステムトラスの大屋根に架け替えると共に、各ホームとコンコースを結ぶエレベーターを設置します。

 JR東日本・プレスリリース(PDF:2010/09/02)
 東海道線新橋駅改良工事の着手について


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JR新橋駅の「レンガアーチ高架橋(烏森町 高架橋)」は、明治41年~大正3年頃の完成で約100年が経過しています。

 「京浜東北線(北行)、山手線(内回り・外回り)、京浜東北線(南行)」の4線が、「レンガアーチ高架橋」となっています。


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人通りが多い「SL広場」に面した部分の京浜東北線(北行)については、レンガアーチ高架橋に「内巻きコンクリート」による耐震補強を行い、耐震性の向上を図ると共に、景観に配慮し歴史的構造物である「レンガアーチ高架橋」の保存を図ります。


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内部では凄い工事が行われている

 内側の3線については、「レンガアーチ高架橋」の撤去を行います。柱が山手線(内回り・外回り)は2線2柱、京浜東北線(南行)については1線2柱の「鉄骨造(S造)」で、梁が「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」のラーメン高架橋へ大改築を行い、耐震性能の向上を図ります。

 4線中3線を「レンガアーチ高架橋」から「ラーメン高架橋」に改築する大工事ですが、外から見るとそんな物凄い工事を行っているなんて想像も出来ません。

 引用資料 土木学会第66回年次学術講演会(PDF)
 新橋駅改良における課題と改良計画


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北側の「日比谷改札口」の改札内コンコースの耐震補強工事の様子です。


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「東海道線鉄筋コンクリート高架橋」は、昭和11年~17年頃の施工で約70年が経過しています。

 「東海道線鉄筋コンクリート高架橋」については、「鋼板巻き立て工法」及び一面耐震補強による補強を行い、耐震性能の向上を図ります。


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南側の「鳥森改札口」の改札内コンコースの耐震補強工事の様子です。


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ホームの拡幅工事の終わった2番線ホーム(東海道本線・東京行)の中央部分です。2013年4月21日に供用開始しました。拡幅延長は110mですが、拡幅幅が最大で約70cmと狭いのでパッと見は分かりません。

 北側の東京方にある「二葉橋Bv」と南側の品川方にある「烏森橋Bv」を移設しない(線路下道路線形の変更が生じるため)条件のため小規模なホーム拡幅になりました。


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2番線と3番線の間には、まだかなりの拡幅スペースがあります。


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ただし、この部分を拡幅するには、南側(品川方)の「烏森橋Bv(写真の緑色の鉄橋)」を大改修する必要があります。

 「上野東京ライン」の開通による乗降客の増加や、計画されている「羽田空港」への乗り入れが実現すると「東海道線ホーム」の抜本的な拡幅工事がやがて必要になってくると思われます。

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2015年1月22日 (木)

横浜市 「海岸通団地(北仲通北地区B-2地区)」の土地譲受人が「アパマンション」に決定 超高層タワーマンション建設へ!

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-海岸通団地(北仲通北地区B-2地区)-
 「都市再生機構東日本賃貸住宅本部」は、「海岸通団地(北仲通北地区B-2地区)」の開札を2015年1月21日に行い、土地譲受人を167億1000万円で「アパマンション」に決定しました。

 建設通信新聞(2015/01/22)
 167億でアパマンション/海岸通団地北仲通北B-2譲渡/都市機構

 対象画地は、神奈川県横浜市中区海岸通五丁目25番3の譲渡面積8,328.63㎡です。地区計画において、住宅等の用に供する部分の容積率の最高限度は450%、誘導用途の用に供する部分の容積率の最低限度は150%と定められています。

 UR都市機構・東日本賃貸住宅本部(PDF:2014/10/10)
 「海岸通団地(北仲通北地区B-2地区)[神奈川県横浜市中区]土地譲受事業者の募集について」

 「北仲通北再開発等促進地区地区」の完成イメージ図では、「B-2地区」には高さ約170mの超高層タワーマンションが描かれています。

 アパグループは、江東区の東雲キャナルコートの東側に「アップルタワー<東京キャナルコート>」の超高層タワーマンションの建設実績があります。超高層タワーマンションが建設されるのは間違いないと思われます。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た「北仲通北地区」の全景です。


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赤線内が「海岸通団地(北仲通北地区B-2地区)」です。


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「位置図」です。

 引用資料 UR都市機構・東日本賃貸住宅本部(PDF:2014/10/10)
 「海岸通団地(北仲通北地区B-2地区)[神奈川県横浜市中区]土地譲受事業者の募集について」


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「対象画地図」です。


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「北仲通北再開発等促進地区地区」の完成イメージ図です。「B-2地区」には高さ約170mの超高層タワーマンションが描かれています。

● 北仲通北地区A-4地区
 北仲通北地区で、最大のプロジェクトは「北仲通北地区A-4地区」です。地上57階、地下2階に、高さ(最高高さ223.200m、建物高さ199.950m)の超高層ビルが計画されています。

 引用資料 横浜市・建築局(2013/10/22)
 新着情報 北仲通北地区における都市計画提案について

北仲通北地区A-4地区の概要
◆ 計画名-北仲通北地区A-4地区(北仲通北再開発等促進地区地区計画)
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通五丁目57番2、北仲通六丁目61番1、61番6
◆ 階数-地上57階、地下2階
◆ 高さ-最高部223.200m、建築物199.950m
◆ 敷地面積-13,135.36㎡(A-4地区)
◆ 延床面積-約169,000㎡(容積対象面積約122,000㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗
◆ 建築主-森ビル、丸紅
◆ 着工-2014年12月予定(当初計画)
◆ 竣工-2018年03月予定(当初計画)
◆ 総事業費-約500億円

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2015年1月21日 (水)

JR新橋駅 ホームを覆う巨大なシステムトラスの大屋根 大屋根が5番線・6番線ホームの南側上空だけ設置されていない不思議?

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-JR新橋駅-

 「新橋駅」は、地上の「東海道線・山手線・京浜東北線」の3面6線のホームと地下の「横須賀線」の1面2線のホームがあります。

 2013年度の1日の平均乗車人員は254,945人で、JR東日本の中では7位になります。地下鉄やゆりかもめなどからの乗り換えも多く、周辺はいつも賑わっています。

 JR東日本 → 各駅の乗車人員(2013年度) 

 しかし、駅構造物の老朽化が進んでおり、レンガアーチ高架橋(烏森町 高架橋)は明治41年~大正3年頃の完成で約100年が経過、また、東海道線鉄筋コンクリート高架橋についても、昭和11年~17年頃の施工で約70年が経過しています。

 また、コンコースが南北に分断されていることなどから、「東北縦貫線(愛称・上野東京ライン)」の開業により現在よりホーム上の混雑が悪化することが懸念されています。

 このような課題を解決するため、耐震補強工事を行うと共に、南北コンコースの一体化、東海道線ホームの拡幅を行い、混雑緩和を図る工事を進めています。

 同時に、老朽化した屋根をシステムトラスの大屋根に架け替えるとともに、各ホームとコンコースを結ぶエレベーターを設置します。

 JR東日本・プレスリリース(PDF:2010/09/02)
 東海道線新橋駅改良工事の着手について


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システムトラスの大屋根です。


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大屋根は軽量化のためか立体トラスの比較的簡易な造りになっています。


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すでに既存のホーム屋根の一部が撤去されています。


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ホーム上には、大屋根を支える支柱が林立しています。


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レールスライド工法で大屋根を移動

 線路上空の構築物の施工は、夜間に限られた作業となります。最初に作業スペースを確保するため、ホーム中央部分の上空に「構台」を設置します。

 「構台」を利用して、スライド装置・手延べ機・レール桁を組み立てます。レール桁は、既存上屋の上までリフトアップさせた各柱に通します。

 それから大屋根を組み立て、スライド装置を使用して、最初に南側(品川方)に約100m、次に北側(東京方)に約50m移動させ、大屋根を掛けました。この工法は「レールスライド工法」と呼ばれています。


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大屋根の北側の東京方のアップです。


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北側の東京方の1番線・2番線上空の大屋根です。


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北側の東京方の3番線~6番線上空の大屋根です。


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作業スペースを確保するため、ホーム中央部分の上空に設置された「構台」です。


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「構台」を支える支柱です。


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「構台」と「構台」を支える支柱のアップです。どう見ても本設の構台と支柱です。特に支柱は「構台」を撤去するのが前提なら「H形鋼」で充分です。

 JR東日本からは何も発表されていませんが、私は「構台」を本設の構造物として残してホームの上に乗り換え用の「跨線橋(こせんきょう)」のようなものを設置すると予想しています。


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そもそも仮設の支柱に「仕口」なんか絶対に必要ありません。


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「構台」を支えるホーム上の支柱です。この支柱もどう見ても本設です。


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「構台」を地上から見た様子です。


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南側の品川方の1番線~4番線上空の大屋根です。


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南側はなぜか5番線ホーム(山手線内回り/東京・上野方面)・6番線ホーム(京浜東北線/東京・上野・大宮方面)の上空だけ大屋根が設置されていません。


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5番線・6番線ホームを南側に見た様子です。


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「構台」南側の5番線・6番線ホームの上空だけ大屋根が設置されていません。


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南西側から見た5番線・6番線ホームの上空です。

東京モノレール延伸構想のためのスペース?
 5番線・6番線ホームの南側上空だけ大屋根が設置されていないのはどう考えても不思議です。ここからは私の壮大な妄想です(笑)。

 東京モノレールは、昨年の8月にJR東京駅までの延伸構想を発表しました。5番線・6番線ホームの上空だけ大屋根が設置されていないのは、延伸構想に関係していると私は予想しています。

 私は、東京モノレールの延伸構想が実現する可能性はかなり低いと思っていますが、実現する可能性もあります。
 大屋根を完全に設置すると東京モノレールの新駅の設置スペースが無くなります。念のために上空を開けているのではないのでしょうか?

 モノレール浜松町駅~東京駅間には中間駅新設の計画は無いと報道されていますが、約3km延伸区間に中間駅が無いのは考えられません。もし延伸するとしたら「新橋駅」は絶対に駅を設置すると私は予想しています。

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2015年1月20日 (火)

新宿副都心 「大和ハウス工業」が再開発を計画している西新宿六丁目の予定地

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-大和ハウス工業の再開発予定地-

 新宿副都心の「住友不動産新宿グランドタワー」から青梅街道を挟んですぐ南側一帯の雑居ビル群を集約した敷地面積4,430.20㎡に「レオパレス21」が超高層ビルの建設を計画していました。

 その後、事業主が「レオパレス21」から「大和ハウス工業」に変更になりました。敷地内の小規模な雑居ビル群を解体すると共に、敷地内の北西側にあった「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転が行われました。

 「東京栄養専門学校」は、敷地内の南西側に新校舎を建設しました。2013年9月に新校舎の完成して移転しました。移転後に旧校舎を解体しました。
 
 「東京栄養専門学校」の新校舎の敷地面積は800.00㎡なので、残り面積は4,430.20㎡-800.00㎡=3,630.20㎡です。


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「大和ハウス工業」の再開発予定地を北西側から見た様子です。再開発予定地はすでに更地になっています。そろそろ具体的に動き出すかも知れません。


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「東京栄養専門学校」はの新校舎です。敷地内の南西側に新校舎を建設し、2013年9月に移転しました。


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敷地を南西側から見た様子です。


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「開発許可標識」です。

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2015年1月19日 (月)

川崎市 キヤノン川崎事業所「(仮称)キヤノン柳町プロジェクト」 地上17階、高さ約91mの「研究・開発棟」

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-(仮称)キヤノン柳町プロジェクト-

 「キヤノン」は2015年までに自社製品の国内生産比率を現在の42%から50%へ引き上げる方針です。
 円安基調が長期化すると判断し、海外への移管を進めてきた従来の戦略から、円安メリットを享受できる態勢へカジを切り直します。

 「キヤノン」は、本社がある「東京都大田区下丸子」から多摩川を挟んだ対岸の川崎市を拠点にしています。
 川崎市内には「川崎事業所、矢向事業所、玉川事業所、小杉事業所」の4拠点が存在します。

 「キヤノン」の一大拠点」として整備が進められているのが、JR川崎駅近くの「キヤノン川崎事業所」です。
 この土地はかつて東芝の「柳町事業所」でした。キヤノンが東芝から240億円で取得し、生産技術部門の拠点として整備しています。

 敷地面積約114,755㎡に複数棟の建物を建設し、延床面積約227,930㎡、工期が2006年6月15日~2017年10月31日(予定)と10年以上の非常に息の長いプロジェクトです。
 当初は、2006年4月~2009年7月の3年ちょっとで一気に整備する計画でした。リーマンショックとその後の超円高が日本の製造業に与えた影響の深刻さがこの現場を見ても分かります。

 この現場を撮影するのは5年ぶりくらいです。このプロジェクトはほとんど忘れていましたが、「JR南武線」から高層の「研究・開発棟」がほとんど完成した状態で見えたので大急ぎで撮影に行きました。

(仮称)キヤノン柳町プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区柳町70番1
◆ 階数-地上17階、地下2階(研究・開発棟)
◆ 高さ-最高部約91m、建築物87.488m
◆ 敷地面積-約114,755㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約46,900㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約227,930㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-事務所(研究所・厚生開発施設)、その他(工場または事業所)
◆ 建築主-キヤノン
◆ 設計者-大林組(研究・開発棟)
◆ 施工者-大林組(研究・開発棟)
◆ 着工-2006年06月15日(施設全体)
◆ 竣工-2017年10月31日予定(施設全体)


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(仮称)キヤノン柳町プロジェクトの「研究・開発棟」です。地上17階、地下2階、高さ87.488mです。

 川崎市の「環境アセスメント」では、最高高さ約91mとなっていたので、高さは、最高部約91m、建築物87.488mだと思われます。

 「研究・開発棟」単体の延床面積は不明ですが、かなり前の「環境アセスメント」では、約69,000㎡となっていたので大体それくらいだと思われます。


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かなり幅が広いです。本社でもない事業所にこんな立派な「研究・開発棟」を建設する「Canon」は凄いです。

 さすが、株式時価総額が日本で10位の5兆円(5,011,616百万円/2015年1月16日終値)の企業は違いますね・・・


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北東側の歩道橋から見た様子です。この歩道橋までJR川崎駅から500mくらいです。


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「(仮称)キヤノン柳町プロジェクト」の事業計画のお知らせです。

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2015年1月18日 (日)

JR東日本 「アトレ」が埼玉県内初出店「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」

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-(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事-

 「JR浦和駅」では、「浦和駅周辺鉄道高架化事業」が行われました。浦和駅を中心に延長約1,320m(高架化区間約1,000m)を連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。

 「東北貨物線」部分に5番線ホーム(湘南新宿ライン上り)、6番線ホーム(湘南新宿ライン下り)を建設する工事が行われていましたが、2013年3月16日に完了し、島式3面6線の立派な高架駅に生まれ変わりました。

● JR浦和駅の高架下に商業施設(アトレ)を建設
 JR東日本は2014年10月20日に、連続立体交差化(高架化)により誕生したJR浦和駅高架下に商業施設を建設する「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」の起工式を行いました。

 高架下は「北エリア、中央エリア、南エリア」の3エリアに分かれ南北約1300mです。そのうち「北エリア、中央エリア」の約7,800㎡にはJR東日本のグループ会社が手掛ける「アトレ」が埼玉県内初出店します。

 「北エリア」には、ICカード「Suica」専用の新たな改札口を設置します。カフェや書籍、雑貨を扱う6店舗が出店を予定しているほか、駅型保育園、さいたま市による市民の窓口が開設されます。

 「中央改札口」を出た南側に位置する「中央エリア」には、現在は駅西口にある観光案内所が移設されるほか、生鮮品を扱う店舗やスーパー、スイーツ、飲食関係の25店舗が出店予定です。

(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事の概要
◆ 所在地- 埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目139-3他
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 高さ-7.876m
◆ 敷地面積-14,292.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,608.505㎡
◆ 延床面積-9,987.489㎡(容積対象面積9,599.595㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-安藤ハザマ
◆ 着工-2014年10月20日(起工式)
◆ 竣工-2015年秋予定


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JR浦和駅東口の駅前広場に面する部分は、「エメラルドグリーン」の全面ガラス張りになっています。


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「東西自由通路」の南側が、「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」の「中央エリア」となります。


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「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」の「中央エリア」の工事の様子です。


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大都市圏の拠点駅の高架下は宝の山です。


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「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」の「北エリア」です。


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「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」の「北エリア」の工事の様子です。


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JR浦和駅の「中央改札口」の南側にある「東西自由通路」です。


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JR浦和駅の「中央改札口」です。現在は改札口がこの1ヶ所のみです。


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JR浦和駅の改札内コンコースです。島式3面6線の高架下にあるのでかなり広いです。現在は南側の「中央改札口」のみですが、「アトレ」の開業に合わせて、北側にICカード「Suica」専用の新たな改札口を設置する予定です。


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「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」の事業計画のお知らせ標識です。

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2015年1月17日 (土)

JR東日本 浦和駅の駅ビル「(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事」

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-(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事-

 「JR浦和駅」では、「浦和駅周辺鉄道高架化事業」が行われました。浦和駅を中心に延長約1,320m(高架化区間約1,000m)を連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。

 「東北貨物線」部分に5番線ホーム(湘南新宿ライン上り)、6番線ホーム(湘南新宿ライン下り)を建設する工事が行われていましたが、2013年3月16日に完了し、島式3面6線の立派な高架駅に生まれ変わりました。

● JR浦和駅西口に地上7階の駅ビルを建設
 JR東日本は、JR浦和駅の西口に地上7階の駅ビル「(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事」を建設します。

 延床面積は7,533.10㎡で、1~3階は飲食店や物販店、4~6階はグループ会社が運営するスポーツクラブ「ジェクサー」が入居する予定です。

(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事の概要
◆ 所在地- 埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目139-3他
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-35.778m
◆ 敷地面積-14,292.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-増築1,310.24㎡(施設全体10,918.75㎡)
◆ 延床面積-増築7,533.10㎡(施設全体17,520.59㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者-東日本旅客鉄道 東京工事事務所
◆ 施工者-未定
◆ 着工-2016年01月01日予定
◆ 竣工-2018年06月30日予定


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「(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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「(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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北側の仮囲いです。


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南側の仮囲いです。


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北側の仮囲いと南側の仮囲いの間に、JR浦和駅西口の出入口があります。


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JR浦和駅は、西口と東口ではかなりの高低差があります。このように西口はかなり高い位置にあります。この高低差は電車に乗っていると気が付きません。


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「(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事」の事業計画のお知らせ標識です。

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2015年1月16日 (金)

品川区 JR東日本・湘南新宿ライン「大崎短絡線」構想 確保済みの用地の現状

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-大崎短絡線構想-
 「湘南新宿ライン」の大増発に伴い「横須賀線」の通過列車は大幅に増えました。それに伴い横須賀線下りと横須賀線上りから「大崎支線」に入る合流点である旧蛇窪信号場の平面交差がダイヤ上の大きなネックになっています。

 「相模鉄道」との直通運転が始まれば、更に列車本数が増え対応しきれなくなる可能性が出てきます。
 そのため大崎駅との間に旅客列車専用の「大崎短絡線」を新設して平面交差を解消する構想が持ち上がっています。

 JR東日本(PDF)
 湘南新宿ラインに関わる平面交差支障の解消について

 ただ「大崎短絡線」が住宅密集地を通過する事、「大崎短絡線」が急カーブで「大崎駅」に入るコースになってしまう事、「大崎短絡線」の急勾がきつくなる事など解決しなければならない問題もたくさん残っています。


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新しく架け替えられた「百反歩道橋」から見た「JR横須賀線」です。


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「大崎短絡線」は、この先で「JR横須賀線」から分岐する計画です。


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北側から「大崎短絡線」の予定地を見た様子です。仮囲いの部分はすでにJR東日本の事業用地となっています。


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大崎短絡線は、「大崎ウィズシティ」の南東側を高架で通って「JR大崎駅」に合流する予定です。


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「大崎ウィズシティ」の南東側には、このようにやたらと広いレンガ敷きの歩道(広場)があります。以前はこの部分はJR東日本の事業用地だったので、現在も同じだと思われます。

 「大崎短絡線」が実際に建設されるのかはよく分かりませんが、建設された場合はこの部分に単線の高架橋が建設されます。


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JR東日本の事業用地を暫定的に歩道(広場)として使用しているようです。


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北側の「JR大崎駅」側を見た様子です。


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「JR大崎駅」の少し手前で、一番南側の「山手貨物線」と合流する計画です。すぐ南側を走る「都市計画道路補助163号線」をオーバーパスする必要があります。

 そのままでは急勾配になるので、「都市計画道路補助163号線」の路面の盤下げも必要になるようです。

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2015年1月15日 (木)

渋谷区 地上36階、高さ約180mに規模が拡大した「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」

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-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で「渋谷駅南街区」は、東急東横線渋谷駅の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。

 1ヶ月前の昨年の12月15日にこのブログで、「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」が地上32階、地下5階、高さ169.35mから地上36階、地下4階、高さ179.95mに変更され事を書きました。

 延床面積が大幅に増えた訳ではないので、「国家戦略特区」の指定により高さが上積みされたのかは不明です。
 まあ元々は、地上33階、地下5階、高さ約180mで計画されていたので、高さが元の約180mに戻ったと言えばそれまでですが・・・

(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟の概要(変更後)
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目49-1ほか
◆ 階数-地上36階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.95m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,304.11㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-108,778.50㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約200室)
◆ 建築主-東京急行電鉄
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体(東急建設、大林組)
◆ 着工-2015年04月上旬予定
◆ 竣工-2018年07月末日予定

(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟の概要(変更前)
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目49-1ほか
◆ 階数-地上32階、地下5階
◆ 高さ-最高部169.35m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,195.09㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-106,063.00㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約200室)
◆ 建築主-東京急行電鉄
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-未定
◆ 着工-2014年10月01日予定
◆ 竣工-2018年03月末日予定


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」の模型です。渋谷ヒカリエ11階のスカイロビー特設コーナーでは、1/500スケールで表現した大型都市模型が公開されています。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」のイメージパースです。高層棟の外装は、制震機構、自然換気、日照対策等の機能を組み込んだ白いパネルをランダムに配置することでデザインと機能の融合と渋谷らしさを表現しています。


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「渋谷駅南街区土地区画整理事業」の範囲です。「渋谷川」の東側も一部範囲に入っています。

 「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」は、中央の一番広い部分に建設されます。「B-1棟」以外にも「A棟、B-2棟、C-1棟、C-2棟、C-3棟、D棟」が建設され、「渋谷川」の環境整備(広場と水景施設)も行われます。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」の建設予定地を北側から見た様子です。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」の建設予定地を南側から見た様子です。高架橋の解体工事は終わっています。


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敷地西側の道路です。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」の建設予定地を南東側の「金王橋」から見た様子です。「渋谷川」沿い西側の雑居ビル群は解体されます。
 
 
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「渋谷川」です。現在の「渋谷川は、童謡「春の小川」のモデルになったとは思えないようなドブ川ですが、大きく環境が改善されます。

 「渋谷川」は環境整備(広場と水景施設)を行います。2ヶ所の広場を整備し、約600mにわたって緑の遊歩道を整備し、ツタなどによる護岸緑化、高木の並木により緑と水のネットワークを形成します。

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2015年1月14日 (水)

2020年東京オリンピック・パラリンピックの施設整備が始動 「有明アリーナ(仮称)」の基本設計は「久米設計」に決定 総事業費は404億円!

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-有明アリーナ(仮称)-

 「東京都財務局」は、2020年東京オリンピックでバレーボール会場となる「有明アリーナ」とボート・カヌー会場となる「海の森水上競技場」の基本設計を担当する企業を決めました。

 「有明アリーナ」は久米設計、「海の森水上競技場」はパシフィックコンサルタンツが担当します。
 東京都が臨海部に新設する6つの競技場のうち、両競技場が最も早く基本設計に着手する施設となります。

 日刊建設工業新聞(2015/01/09)
 東京都財務局/有明アリーナと海の森水上競技場基本設計/久米設計とパシコンに

 建設通信新聞(2015/01/09)
 久米設計を特定/有明アリーナ基本設計/東京都財務局

● 有明アリーナ(仮称)
 
有明地区には、既存施設の改修を行う「有明テニスの森」以外に、「有明アリーナ、有明BMXコース、有明ベロドローム、有明体操競技場」の4競施設が新たに建設されますが、「有明アリーナ」以外は仮設のため大会終了後には解体されます。

 公式HP → 競技会場プラン

 「有明アリーナ」は、オリンピックでバレーボール競技、パラリンピックではシッティングバレーボール競技の会場となります。

有明アリーナ(仮称)の概要
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目9
◆ 敷地面積-約36,700㎡
◆ 延床面積-約32,170㎡
◆ 座席数-約12,700席(オリンピック開催時は約15,000席)
◆ 総事業費-404億円


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「有明アリーナ」の完成イメージ図です。座席数は約12,700席(オリンピック開催時は約15,000席)となります。

 引用資料 → 競技会場プラン(公式HP)

  立候補ファイルでは、総事業費176億円でしたが、「調査・設計委託費、周辺整備、整備内容の精査、建設物価の上昇、工事中のセキュリティ経費など」の見直しにより現時点での総事業費は404億円の見込みです。

 大会終了後は、様々な室内競技大会やイベントを行うことができる大規模体育館となります。
 バレーボールの国内リーグの会場となるほか、東京がこれまで多数開催してきたような、国際大会の際も使用されます。

 コンサート会場として使用されるのも間違いないです。首都圏では、「代々木 第一体育館、日本武道館、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張イベントホール(幕張メッセ)」に次ぐ6ヶ所目の「アリーナツアー」が開催出来るライブ会場が誕生する事になります。


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「有明アリーナ」の建設予定地です。最寄りの駅はゆりかもめの「新豊洲駅」もしくは「有明テニスの森」になりますが、かなり歩く必要があります。交通の問題を解決しないと大会終了後の集客に苦労する事が予想されます。


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「有明アリーナ」の北側には「東雲運河」があります。ベイエリアとしての環境は抜群です。


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現在は草ボーボーです。


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敷地内は立入禁止です。


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(おまけ)
 ライブ会場と言えば、今年のお正月は我が家に「安室ちゃん」と「カナやん」から年賀状が届いていましたよ! なんちゃって・・・ ファンクラブに入っていたら全員に届きます(笑)。

 「安室ちゃん」の所属事務所からの独立騒動が無事に解決しました。23年間所属した「ライジングプロ・ホールディングス」を離れ、「ディメンションポイント(エイベックスの音楽レーベル)」に完全移籍します。

 独立騒動で芸能界を干されてしまって、今年はあの素晴らしいライブが見られないかも? と心配していましたが、本当に良かったです。今日は朝から気分爽快です。

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2015年1月13日 (火)

JR東日本 中央線「御茶ノ水駅」の大規模な改良工事 2014年秋の建設状況

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-JR御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事-
 
風邪がほぼ治りました。今日から更新を本格的に再開します。症状がインフルエンザレベルの風邪だったので本当にしんどかったです・・・

 本題に戻って、JR御茶ノ水駅は、中央・総武線(各駅停車)と中央快速線の接続や地下鉄との乗り換えもできる鉄道交通の要衝です。
 しかし、駅の北側の「神田川」をはじめ、「聖橋」や「お茶の水橋」、「茗渓通り」に囲まれた狭隘(きょうあい)な位置にあることも影響し、これまでバリアフリー設備が未整備でした。

 JR東日本は、2013年秋からバリアフリー整備等の改良工事に本格着手しました。バリアフリー整備とあわせて「聖橋口」の駅前広場機能整備も進めます。バリアフリー整備は2018年度、駅前広場機能整備は2020年度までの完了を目指します。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2013/09/03)
 JR中央線御茶ノ水駅バリアフリー整備等の本体工事着手について 

◆ バリアフリー整備
 「御茶ノ水駅」のホームと線路上空に、御茶ノ水橋口と聖橋口を結ぶ人工地盤(約2,900㎡)を設置します。

 各ホームにエレベーター1基、エスカレーター2基を配置し、御茶ノ水橋口~聖橋口への2方向バリアフリールートを整備して利便性の向上を図ります。

◆ 聖橋口駅前広場機能の整備
 バリアフリー整備に合わせて、千代田区と連携して「聖橋口駅前広場機能」の整備も進めます。

 新たに整備される駅前広場は約500㎡で、駅舎も現在の茗渓通り側から聖橋側(人工地盤上)に移設されます。


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東側の「聖橋」側から見た神田川に設置された「仮設桟橋」です。


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「神田川」の北岸にゲートが設けられています。


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中央線の茶ノ水駅は、神田川に沿って構築された盛土上にあり、神田川と台地側切土に挟まれた狭隘(きょうあい)な地形上に位置しています。

 そのため神田川に「仮設桟橋」を設置して、「仮設桟橋」の上から工事を行うしか方法がありません。

 工事名は「御茶ノ水駅改良工事」で「鹿島建設、大成建設JV」により行われています。工期は2012年9月7日~2020年3月31日までとなっています。


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西側の「御茶ノ水橋」側から見た「仮設桟橋」です。


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この上に人工地盤を構築して「改札内コンコース、駅施設等」を整備します。


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北側の3番線・4番線ホームです。ホーム床に黒いゴムマットが敷かれています。


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横から見るとホームのかなりの部分が削られて仮設になっている事が分かります。


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この穴は、人工地盤を支えるための「場所打ちコンクリート杭」だと思われます。


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南側の1番線・2番線ホームです。ホーム床に黒いゴムマットが敷かれています。


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JR御茶ノ水駅は、1番線のすぐ南側が切土による崖になっている狭隘(きょうあい)な場所にあります。

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2015年1月11日 (日)

港区 JR田町駅直結の大規模複合開発「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」 旧:港区スポーツセンターの解体工事が始まる!

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-(仮称)TGMM芝浦プロジェクト-

 「東京ガス、三井不動産、三菱地所」は、JR田町駅東口の芝浦エリアにおいて、共同で「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画を進めています。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2014/10/03)
 東京ガス・三井不動産・三菱地所によるJR田町駅直結の大規模複合開発 「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」始動 ~「田町駅東口北地区地区計画」都市計画決定~

 ちなみに「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の「TGMM」は、「TG(東京ガス)、M(三井不動産)、M(三菱地所)」からきています。
 
(仮称)TGMM芝浦プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目(Ⅱ-2街区)
◆ 階数-地上31階、地下2階(A棟)、地上36階、地下2階(B棟)、地上9階、地下2階(ホテル棟)、地上6階(生活支援施設棟)
◆ 高さ-約180m(A棟)、約185m(B棟)、約65m(ホテル棟)、約35m(生活支援施設棟)
◆ 敷地面積-約28,000㎡
◆ 延床面積-約297,800㎡(A棟:約135,000㎡、B棟:約145,000㎡、ホテル棟:約11,000㎡、生活支援施設棟:約6,800㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、生活支援施設、地域冷暖房施設
◆ 事業主-(土地所有者)東京ガス、(共同事業者)三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 全体新築工期-2015年度~2019年度予定

(備考)
 「生活支援施設棟」は、港区が既存建物をリニューアルし、「子育て支援施設」として継続使用予定(2015年10月開設予定)


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「みなとパーク芝浦」がオープン
 「みなとパーク芝浦」が2014年12月22日(月)にオープンし、「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の最大の関門だった「港区スポーツセンター」の移転が完了しました。

 年明けからは「港区スポーツセンター」の解体準備工事が始まっています。いよいよ延床面積約297,800㎡の巨大プロジェクトが動き出します。


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「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト(田町駅東口北地区地区計画 Ⅱ-2街区)」の配置図です。


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A棟(事務所棟)の建設予定地

 「旧:芝浦小学校・幼稚園」跡地に「A棟(事務所棟)」が建設されます。「芝浦小学校・幼稚園」は、芝浦四丁目に移転済みです。


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「A棟(事務所棟)」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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JR田町駅東口の通り沿いにある雑居ビル群も「田町駅東口北地区地区計画 Ⅱ-1街区」として再開発されます。


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上記配置図のJR田町駅に接する部分に白い空白の場所があります。その部分には「住友不動産田町駅前ビル」があり、再開発対象外のため残ります。


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JR田町駅の橋上駅舎と「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」は、「歩行者デッキ」で直結します。


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ホテル棟の建設予定地

 「港区立男女平等参画センター(リーブラ)」と隣接する解体工事の終わった「旧:礎会館」跡地に「ホテル棟」が建設されます。

 「港区立男女平等参画センター(リーブラ)」は、2014年12月22日(月)にオープンした「みなとパーク芝浦」に移転済みです。


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「港区立男女平等参画センター(リーブラ)」西隣の「旧:礎会館」は解体済みです。


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「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト(田町駅東口北地区地区計画 Ⅱ-2街区)」中央の道路は廃道になります。


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B棟(事務所棟)の建設予定地

 「港区スポーツセンター」の北西側の2棟(アリーナ棟、センター棟)が解体されて「B棟(事務所棟)」が建設されます。

 「港区スポーツセンター」は、2014年12月22日(月)にオープンした「みなとパーク芝浦」に移転済みです。


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北側寄りの「アリーナ棟」です。


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中央の「センター棟」です。


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生活支援施設棟の整備予定地(リニューアル)

 南側寄りの「港区スポーツセンタープール棟」は、解体しないで港区が建物をリニューアルして「生活支援施設棟」とします。「子育て支援施設」として2015年10月に開設予定です。

 「プール棟」は、2002年の竣工と新しいためリニューアルに決まったようです。プール棟の4階の可動式の天井を持った吹き抜けのプールは、プール部分を軽い素材で埋め立てて保育園の園庭にするそうです。


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現在の「芝浦公園」です。上空を東京モノレールが走っています。「芝浦公園」は「公園街区」に移転します。移転後は、都市計画公園では無くなりますが、広場として既存の緑を保つ計画です。

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2015年1月 9日 (金)

川崎市 大師線ホーム上空に人工地盤を設置して建設される「(仮称)京急川崎駅前ビル計画」 2014年秋の建設状況

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-(仮称)京急川崎駅前ビル計画-
 本格的に風邪を引いてしまいました。そのためHPやブログの更新は風邪が直るまでは不定期になります。

 本題に戻って、JR川崎駅北口に自由通路等を整備する「川崎駅北口自由通路整備・駅改良等工事」が進行中ですが、「京浜急行電鉄」はJR川崎駅との乗り換え利便性や東西の回遊性のさらなる向上が見込まれることから、新たな拠点となる駅ビルの建設を決めました。

 「京急川崎駅」は、二層構造になっており高架の本線は2面4線ですが、大師線は地上にあり、頭端式ホームの2面2線となっています。

 敷地に余裕がある訳ではないので、ビルを建設する場合はわずかな隣接地と線路の上空を利用するしかありません。
 新たに建設する駅ビルは、大師線ホーム上空に人工地盤を築き、駅の隣接地と合わせて建設します。

 12階建てのビルと5階建ての商業施設で構成し、1階・2階が大師線ホーム、1階~5階が商業施設、3階~12階がビジネスホテル「京急EXイン京急川崎駅前(仮称)」になる予定です。
 商業施設への出店店舗は未定で、「京急EXイン京急川崎駅前(仮称)」の客室数は170室を予定しています。

 京浜急行電鉄・ニュースリリース(PDF:2013/03/12)
 より便利な街へ!京急川崎駅に新たな駅ビルを建設します。

(仮称)京急川崎駅前ビル計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区砂子一丁目3番1他
◆ 階数-地上12階、地下0階
◆ 高さ-47.77m
◆ 敷地面積-2,978.50㎡
◆ 建築面積-2,047.28㎡
◆ 延床面積-9,191.48㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗、ホテル、保育所
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 設計者-東急建設
◆ 監理者-久米設計
◆ 施工者-東急・京急建設共同企業体(東急建設、京急建設)
◆ 着工-2014年05月中旬(本体工事)
◆ 竣工-2016年01月末日予定


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「(仮称)京急川崎駅前ビル計画」の建設現場です。


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「降車専用ホーム」の床も工事が行われた跡が見えます。「場所打ちコンクリート杭」を構築したのでしょうか?


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「(仮称)京急川崎駅前ビル計画」の事業計画のお知らせです。川崎市で最近掲示されるものは「事業計画のお知らせ」となっています。「建築計画のお知らせ」から変更になったのでしょうか?

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2015年1月 7日 (水)

横浜市 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 相鉄本線から分岐する「西谷駅周辺工事」 2014年秋の建設状況

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-相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線-

 「相鉄・JR直通線」は、相鉄本線「西谷駅」とJR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近間に連絡線(約2.7km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行うものです。

 「相鉄・東急直通線」は、JR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近と東急東横線・目黒線「日吉駅」間に連絡線(約10.0km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線と東急線が相互直通運転を行うものです。

 引用資料 → 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 

 「相鉄・JR直通線」は、当初2015年4月の開業を目指していましたが、JR東海道貨物線との接続部の工事の遅れなどにより、開業は3年遅れの2018年度内となります。事業費は約782憶円の予定です。

 「相鉄・東急直通線」は、開業は2019年4月の予定で、現在のところ当初計画から変更はありません。事業費約1,957憶円の予定です。


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相鉄・JR直通線

 「相鉄・JR直通線」は、神奈川東部方面線の機能の一部として、相鉄本線「西谷駅」からJR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近までの区間に連絡線を建設するものです。

 この相鉄・JR直通線の整備により、横浜市西部及び神奈川県央部と東京都心部の地域間の速達性が向上し、広域鉄道ネットワークの形成と機能の高度化が図られるとともに、横浜駅やJR東海道線等の既設路線の混雑緩和や乗換回数の減少、地域の活性化等に寄与するものです。

 引用資料 → 相鉄・JR直通線 

 
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西谷駅周辺工事

 「相鉄・JR直通線」の整備のうち、相鉄線西谷駅付近の工事については、現在の相鉄本線に近接することから、整備主体である鉄道・運輸機構より相模鉄道が委託を受けて工事を行います。

 「西谷駅」を中心として、横浜方約500mの直通線の西谷トンネルを開削工法で建設する区間を西谷1工区、海老名方約700mの引上げ線を整備する区間を西谷2工区として、区間別に工事を進めていく予定です。

 引用資料 → 西谷駅周辺工事


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西谷駅

 「西谷駅」は、「にしたにえき」ではなく「にしやえき」と読みます。神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷町にある「相模鉄道本線」の駅です。現在は「各駅停車」のみが停車します。

 島式2面2線の地上駅です。本来は待避線を有する島式2面4線ですが、「西谷駅周辺工事」のため「1番線、4番線」は使用停止中です。


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「西谷駅」には橋上駅舎があります。


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駅の西側直上を「東海道新幹線」の高架橋が横切っています。


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3番線ホーム(上り線)の東端から東側(星川・横浜方面)を見た様子です。この先で「相鉄本線」と「相鉄・JR直通線」が分岐します。


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「4番線」の東側部分です。上り待避線の「4番線」は、「西谷駅周辺工事」のため線路と架線が撤去されています。


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「4番線」の西側部分です。


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3番線ホーム(上り線)の西端から西側(二俣川・大和・海老名・いずみ野線直通 いずみ野・湘南台方面)を見た様子です。この先に引上げ線を2本整備します。


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2番線ホーム(下り線)の東端から東側(星川・横浜方面)を見た様子です。この先で「相鉄本線」と「相鉄・JR直通線」が分岐します。


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「1番線」の東側部分です。下り待避線の「1番線」は、「西谷駅周辺工事」のため線路と架線が撤去されています。


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「1番線」の西側部分です。


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2番線ホーム(下り線)の西端から西側(二俣川・大和・海老名・いずみ野線直通 いずみ野・湘南台方面)を見た様子です。この先に引上げ線を2本整備します。

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2015年1月 6日 (火)

横浜市 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線の「新横浜駅(仮称)」 2014年秋の建設状況

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-相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線-
 1月4日放送の「世界の果てまでイッテQ! 新春2時間スペシャル」で、イモトがアイスランドで、巨大な嵐のため帰国できず、一年で一番楽しみにしてる「安室ちゃん」のライブに行けず号泣していました。

 イモトの表情に思わず笑ってしまいましたが、同時に思いっきり共感してしまいました。「安室ちゃん」のライブは、 ”出来ることならこの空間に永遠にいたい!” と思うくらい素晴らしいです。
 でも今年は、所属事務所からの独立騒動で、そのライブが見られないかも知れないです・・・

 本題に戻って、「相鉄・JR直通線」は、相鉄本線「西谷駅」とJR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近間に連絡線(約2.7km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行うものです。

 「相鉄・東急直通線」は、JR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近と東急東横線・目黒線「日吉駅」間に連絡線(約10.0km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線と東急線が相互直通運転を行うものです。

 公式HP → 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 

 「相鉄・JR直通線」は、当初2015年4月の開業を目指していましたが、JR東海道貨物線との接続部の工事の遅れなどにより、開業は3年遅れの2018年度内となります。事業費は約782憶円の予定です。

 「相鉄・東急直通線」は、開業は2019年4月の予定で、現在のところ当初計画から変更はありません。事業費約1,957憶円の予定です。


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新横浜駅(仮称)
 「相鉄・東急直通線」の「新横浜駅」は、新横浜駅前を走っている「環状2号線」の地下に建設されます。地下駅舎の部分は「開削工法(オープンカット工法)」で建設されます。

 引用資料 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 公式HP
 新横浜駅工事概要 

 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 公式HP
 新横浜駅(仮称)工事施工順序図


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「新横浜駅(仮称)」の完成予想図です。横浜市営地下鉄3号線「ブルーライン」と交差するのでホームが地下約30mと深くなります。


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「新横浜駅(仮称)」の標準断面図です。4層構造になっています。ホームは地下約30mに位置し、島式2面3線となります。

 島式1面2線もしくは相対式2面2線でないのは、東急線内での「新横浜駅」折り返し電車を設けるためです。


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円形のペデストリアンデッキの北東側の工事の様子です。


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少し角度を変えた様子です。撮影に行く前に「日経ケンプラッツ」の記事で、「クアトロサイドカッター」が稼働中と書いていたので楽しみにして行ったのですが、撮影時には姿がありませんでした。


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ちなみこの写真は、2009年に目黒区の「大橋ジャンクション」の建設現場で撮影した「クアトロサイドカッター」です。


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クローラークレーンで何かを吊り上げようとしていました。


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円形のペデストリアンデッキの南西側の工事の様子です。

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2015年1月 5日 (月)

JR東日本 JR川崎駅が、全く別の駅に生まれ変わる「川崎駅北口自由通路整備・駅改良等工事」 2014年秋の建設状況

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-川崎駅北口自由通路整備・駅改良等工事-

 JR川崎駅では大規模な駅の改良工事が行われています。「川崎駅北口自由通路整備・駅改良等工事」です。

 引用資料 川崎市 → 川崎駅北口自由通路等整備事業 

 JR川崎駅には、現在は幅員約25mの「東西自由通路」がありますが、北側の「東京方跨線橋(こせんきょう)」がある部分に、東口駅前広場と西口北広場を結ぶ「北口自由通路」を新設します。
 「北口自由通路」は幅員10mで、「北口自由通路」の南側には「北改札(10機)」を新設します。

 更に、「東西自由通路」と「北口自由通路」の間を橋上駅舎化して改札内コンコースと大規模なエキナカ商業施設を新設します。
 「北口自由通路」の北側も橋上駅舎化してエキナカ商業施設を新設します。エキナカ商業施設は合計で延床面積約8,600㎡を予定しています。

川崎駅北口自由通路整備・駅改良等工事の概要
◆ 計画名-(仮称)JR川崎駅増築工事
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1 外40筆
◆ 階数-地上5階(既存駅ビル部は地上9階)
◆ 敷地面積-29,997.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-増床部分5,222.52㎡(既存駅・駅ビル9,800.51㎡)
◆ 延床面積-増床部分約11,418.46㎡(既存駅・駅ビル54,833.35㎡)
◆ 北口自由通路-有効幅員10m、延長約115m(両デッキ部含むと延長約230m)
◆ 駅施設等-コンコース・改札(北・中央北)整備、既存(中央南)改札改修、エレベーター(3基)・エスカレーター(6基)整備、ベビー休憩室整備、等
◆ 店舗等-約8,600㎡(増床部分)
◆ 建築主-JR東日本、川崎市
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所、ジェイアール東日本コンサルタンツJV
◆ 施工者-川崎駅北口自由通路新設・駅改良共同企業体(鉄建建設、大林組JV)
◆ 着工-2013年05月24日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2018年03月31日予定
◆ 総事業費-約190億円(川崎市負担約94億円、JR東日本負担約96億円)


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配置図です。「北口自由通路」が新設される場所は、北側の「東京方跨線橋(こせんきょう)」がある部分です。


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「北口自由通路西側」のイメージです。新設される「北口自由通路」と既存の「東西自由通路」の間にかまぼこ型の巨大な橋上駅舎が建設されます。


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「北口自由通路東側」のイメージです。


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「東口駅前広場から」のイメージです。


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「北改札付近」のイメージです。


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ホームの上に人工地盤の杭を打設して、かまぼこ型の巨大な橋上駅舎が建設されます。


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北側の「東京方跨線橋(こせんきょう)」がある部分に、東口駅前広場と西口北広場を結ぶ「北口自由通路」を新設します。


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「東京方跨線橋」です。利用者数はかなり少ないです。


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1番線(東海道本線)の東側の北側(東京方面)の工事の様子です。


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1番線の東側の「アトレ川崎」の北側の工事の様子です。


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ホームの一部が仮囲いで閉鎖されています。人工地盤の「場所打ちコンクリート杭」を構築していると思われます。


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黒いシートが敷かれている部分は、「場所打ちコンクリート杭」の構築が終わっていると思われます。


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「東京方跨線橋」の北側(東京方面)の3番線・4番線(京浜東北線)と5番線・6番線(南武線)の工事の様子です。


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角度を変えて見た様子です。

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2015年1月 4日 (日)

さいたま市 さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業(さいたま赤十字病院+埼玉県立小児医療センター) 2014年秋の建設状況

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-さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業-
 敷地面積24,032.50㎡の「さいたま新都心8-1A街区」には、「さいたま赤十字病院」と「埼玉県立小児医療センター」の2病院が移転します。

 計画名は「さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業」で、敷地北西側に「さいたま赤十字病院」、敷地南東側に「埼玉県立小児医療センター」が建設中です。
 
 「さいたま赤十字病院」と「県立小児医療センター」は構造上は別々の建物ですが、連結されて1つの建物になります。両病院は周産期医療や救急医療で連携します。

 2014年2月16日に「さいたま赤十字病院」と「埼玉県立小児医療センター」の合同起工式が行われました。

 引用資料 さいたま赤十字病院 → 新病院建設の知らせ

さいたま赤十字病院の概要
◆ 計画名-さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業
◆ 所在地-埼玉県さいたま市中央区新都心1-5他
◆ 階数-地上14階、地下2階
◆ 高さ-最高部78.48m
◆ 敷地面積-24,032.50㎡(施設全体)、14,001.33㎡(さいたま赤十字病院)
◆ 建築面積-8,877.53㎡
◆ 延床面積-67,452.43㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-632床
◆ 診療科-(24科)内科、精神科、神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、 心臓血管外科、皮膚科、形成外科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線診断科、 放射線治療科、麻酔科、緩和ケア内科、口腔外科、病理診断科
◆ 建築主-さいたま赤十字病院
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・田中特定建設工事共同事業体(大成建設、田中建設JV)
◆ 着工-2014年02月16日(起工式)
◆ 竣工-2016年03月31日予定
◆ 開院-2016年中予定

埼玉県立小児医療センターの概要
◆ 計画名-さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業
◆ 所在地-埼玉県さいたま市中央区新都心1-2
◆ 階数-地上13階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.99m
◆ 敷地面積-24,032.50㎡(施設全体)、10,031.17㎡(埼玉県立小児医療センター)
◆ 建築面積-8,111.13㎡
◆ 延床面積-65,411.32㎡(付加機能を含む)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院、特別支援学校、体育館
◆ 病床数-316床
◆ 建築主-埼玉県病院事業管理者
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2014年02月16日(起工式)
◆ 竣工-2016年03月31日予定
◆ 開院-2016年中予定


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さいたま新都心駅方向からの完成イメージ図です。


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配置図です。北西側に「さいたま赤十字病院」、南東側に「埼玉県立小児医療センター」が建設されます。


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フロア図です。


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北側から見た「さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業」の建設現場です。


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敷地北西側の「さいたま赤十字病院」の建設現場です。


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東側から見た「さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業」の建設現場です。


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敷地南東側の「埼玉県立小児医療センター」の建設現場です。


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「アースドリル掘削機」です。「拡底バケット」が装着されています。基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」である事が分かります。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。通常の「ドリリングバケット」が装着されています。


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「さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業」の事業計画のお知らせです。「事業計画のお知らせ」では1棟扱いになっています。

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2015年1月 3日 (土)

2015年3月14日に開業する「上野東京ライン(東北縦貫線)」 Part1・「上野駅」のホーム使用方法はこうなる!

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-上野東京ライン(東北縦貫線)-
 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 JR東日本は、「宇都宮線・高崎線・常磐線」と「東海道線」の直通運転を行う「上野東京ライン(東北縦貫線)」を2015年3月14日に開業します。
 「宇都宮線、高崎線」は「東海道線」との相互直通運転を実施します。「常磐線」は「品川駅」まで直通します。

 JR東日本では、2015年3月に「北陸新幹線金沢開業、上野東京ライン開業」などのダイヤ改正を実施します。これらを含めたダイヤ改正の詳細が、2014年12月19日に発表になりました。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/12/19)
 2015年3月ダイヤ改正について

 「上野東京ライン」の主なものを下記に転記しましたが、他にもあるので詳細は上記のPDFを見てください。

宇都宮線
◆ 南行7時~10時頃の全20本中13本が東海道線に直通運転
◆ 南行10時~17時頃の全29本中21本が東海道線に直通運転(上野駅発を除く)
◆ 北行17時~23時頃の全35本中19本が東海道線から直通運転(東京駅発除く)

高崎線
◆ 南行7時~10時頃の全21本中13本が東海道線に直通運転
◆ 南行10時~17時頃の全26本中21本が東海道線に直通運転
◆ 北行17時~23時頃の全34本中20本は東海道線から直通運転

常磐線
◆ 南行8時頃の全9本中5本が品川駅まで直通運転
◆ 南行10時~17時頃の全41本中28本が品川駅まで直通運転
◆ 北行17時~23時頃の全60本中25本は品川駅から直通運転
◆ 常磐線特急全74本中44本を品川駅発着(そのほかは上野駅発着)


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「上野東京ライン」の運行体系イメージと「上野東京ライン」のロゴマークです。


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上野東京ライン開業後の上野駅ホームの使用例
 
「鉄道ジャーナル」2015年1月号の資料を参照して作成した主なホームの使用例です。一部列車は図以外のホームを使用する場合があります。

 平面交差が2ヶ所で発生します。平面交差を回避するにはオーバーパスする工事が必要になりますが、スペース的な事と莫大な工事費がかかるためにほぼ不可能です。

上野東京ライン開業後の上野駅ホーム
◆ 5番線-東京方面から到着した宇都宮線・高崎線方面の列車が使用
◆ 6番線-東京方面から到着した常磐線方面の列車が使用
◆ 7番線-宇都宮線・高崎線方面から東京方面に向かう列車が使用
◆ 8番線-品川から常磐線方面へ向かう特急列車が使用
◆ 9番線-常磐線方面から東京方面に向かう列車が使用

(追記)
 2015年3月14日に「上野東京ライン」が開業しました。実際の上野駅ホームの使用例は下記のようになりました。
 実際は上記の図よりもより更に複雑になっています。特に「8番線、9番線」は、1つのホームを北行の「常磐線」と南行の「上野東京ライン(東海道本線方面)」に使い分けています。

上野東京ライン開業後の上野駅ホーム
● 5番線-東北本線(宇都宮線)・高崎線
● 6番線-東北本線(宇都宮線)・高崎線・常磐線
● 7番線-上野東京ライン(東海道本線方面)
● 8番線-上野東京ライン(東海道本線方面)・常磐線(特急)
● 9番線-上野東京ライン(東海道本線方面)・常磐線



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東側の9番線ホームから見た5番線~8番線ホームです。


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5番線ホームです。上野東京ライン開業後は、東京方面から到着した宇都宮線・高崎線方面の列車が使用します。


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6番線ホームです。上野東京ライン開業後は、東京方面から到着した常磐線方面の列車が使用します。


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7番線ホーム(写真左)・8番線ホーム(写真右)です。上野東京ライン開業後は、7番線ホームを宇都宮線・高崎線方面から東京方面に向かう列車が使用、8番線ホームを品川から常磐線方面へ向かう特急列車が使用します。


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9番線ホームです。上野東京ライン開業後は、常磐線方面から東京方面に向かう列車が使用します。


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9番線ホームは、南側だけ見ると島式に見えませんが、北側に行くと隣に10番線ホームがあり、島式である事が分かります。


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9番・10番線ホームは、上野東京ラインの開業に合わせて、2014年4月16日~2015年3月15日(予定)までホーム改良工事が行われています。


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7番・8番線ホームの南端から南側を見た様子です。ここから南側が「上野東京ライン(東北縦貫線)」です。


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「分岐器」です。


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軌道が敷き直されています。JR東日本が開発した「TC型省力化軌道」のように見えますが、間違っていたらゴメンナサイ・・・

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