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2015年2月 2日 (月)

港区 地上36階、高さ約185m「虎ノ門駅南地区地区計画 A-1街区」の再開発予定地

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-虎ノ門駅南地区地区計画 A-1街区-
 
「虎ノ門駅南地区地区計画」は、虎ノ門ヒルズの北側の再開発プロジェクトです。「A-1街区、A-2街区、B街区」の3街区で構成されています。

 最大規模の「A-1街区」は、「虎ノ門一丁目地区再開発計画」と呼ばれていた頃には、特区制度などを活用して、高さ200m程度の超高層ビルの建設を想定していると報道されていました。

 昨年末に内閣府から都市計画(素案)が公開されて概要が判明しています。地上36階、地下3階、高さGL+約185m、延床面積約175,000㎡(容積率対象面積約146,000㎡)で、A街区の1階部分にはバスターミナルも整備される予定です。

 引用資料 内閣府(PDF)
 都市再生特別地区(虎ノ門一丁目3・17地区)都市計画(素案)の概要

虎ノ門駅南地区地区計画 A-1街区の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目
◆ 階数-地上36階、地下3階
◆ 高さ-GL+約185m
◆ 敷地面積-約10,100㎡
◆ 延床面積-約175,000㎡(容積率対象面積約146,000㎡)
◆ 用途-オフィス、店舗、ビジネス支援施設、駐車場 等
◆ 事業協力者-森ビル
◆ 着工-2017年02月予定
◆ 竣工-2019年12月予定


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「位置図」です。


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「配置図」です。「A-1街区、A-2街区、B街区」の3街区で構成されています。


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「虎ノ門駅南地区地区計画 A-1街区、A-2街区」の建設予定地を北東側から見た様子です。北東側には、「虎ノ門10森ビル」があります。再開発予定地には他にも「森ビル」のナンバービルがあります。


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「虎ノ門駅南地区地区計画 A-1街区、A-2街区」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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「虎ノ門駅南地区地区計画 A-1街区、A-2街区」の建設予定地を南西側から見た様子です。南西側には「西松建設」の旧本社ビルがあります。

 西松建設の本社は、南隣の「虎ノ門ヒルズ」に移転しています。再開発ビルが完成すると戻って来る可能性があります。


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虎ノ門駅南地区地区計画 B街区

 「B街区」は、外堀通りと桜田通りの交差点に面した「森村ビル」を核に、「勧銀不二屋ビル、大手町建物虎ノ門ビル」などが建つ二つの街区を一体開発する予定です。

 都市計画(素案)では、地上23階、地下3階、高さGL+約120m、延床面積約45,800㎡(容積率対象面積約38,300㎡)となっています。

虎ノ門駅南地区地区計画 B街区の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場 等
◆ 階数-地上23階、地下3階
◆ 高さ-GL+約120m
◆ 敷地面積-約2,800㎡
◆ 延床面積-約45,800㎡(容積率対象面積約38,300㎡)
◆ 事業協力者-野村不動産
◆ 着工-2017年03月予定
◆ 竣工-2020年03月予定


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「虎ノ門駅南地区地区計画 B街区」の建設予定地を西側から見た様子です。写真左側が「森村ビル」、奥が「勧銀不二屋ビル」、写真右側が「大手町建物虎ノ門ビル」です。

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