« 長周期地震動対策で先行する新宿副都心 新たに「新宿野村ビル」でも長周期地震動対策を実施! | トップページ | 「虎ノ門ヒルズ」のすぐ西側に東京メトロ日比谷線の新駅を建設 周辺の再開発の機運が高まる可能性大! »

2015年2月22日 (日)

JR東日本 中央線「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設して直線化でホームと車両との隙間を解消 移設前のホームの現状

Tokyoidabashi150210
-JR飯田橋駅-
 JR東日本は、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設します。2020年の東京オリンピック前に完成させたい考えで、整備費は100億円程度を見込みます。

 現在の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっています。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。

 現在は、転落検知マットや注意喚起の回転灯、放送設備などを設置して利用者の転落を防いでいますが、ホームを直線区間に移すことで隙間を解消することにしました。移設が完了すると隙間が最大で15cmに縮小する予定です。


Tokyoidabashi14072
平面イメージ図です。現在のホームは目白通りを東京方に一部越えて、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあります。

 ホームを西側(新宿方)の直線区間に約200m移設します。「現在の連絡通路+早稲田通りを越えた新宿方」が新しいホームになります。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/07/02)
 JR中央線飯田橋駅ホームにおける抜本的な安全対策の着手について


Tokyoidabashi150211
ホームの北東端(東京方)です。


Tokyoidabashi150212
ホームの北東端(東京方)から南西側(新宿方)を見た様子です。


Tokyoidabashi150213
「東口」あたりから東京方を見た様子です。


Tokyoidabashi150214
「東口」あたりから新宿方を見た様子です。


Tokyoidabashi150215
ホームの幅は特に狭い訳ではありません。


Tokyoidabashi150216
レンズの圧縮効果もありますが、急曲線区間(曲線半径R=300m)は、ホームがかなりカーブしている事が分かります。


Tokyoidabashi150217
急曲線区間(曲線半径R=300m)は、列車とホームの隙間が大きくなります。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。


Tokyoidabashi150218
ホームの南西端(新宿方)から北東側(東京方)を見た様子です。


Tokyoidabashi150219
ホームの南西端(新宿方)です。


Tokyoidabashi150220
この先は、JR飯田橋駅の西口への連絡通路ですが、この部分が新しいホームになります。

|

« 長周期地震動対策で先行する新宿副都心 新たに「新宿野村ビル」でも長周期地震動対策を実施! | トップページ | 「虎ノ門ヒルズ」のすぐ西側に東京メトロ日比谷線の新駅を建設 周辺の再開発の機運が高まる可能性大! »

121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事

104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事