「中野区役所、中野サンプラザ」の一体的な再開発への布石 中野区の新庁舎建設予定地が「中野四季の都市」内に決定!
-中野区の新庁舎-
いろいろあってなかなか決まらなかった中野区庁舎の移転先ですが、「中野四季の都市(まち)」内の区有地に決まりました。
現庁舎のすぐ北西側の区画になります。まあ実質的な候補地はここしか無かったので出来レースだったのですが・・・
建設費は120億円で、2015年度の基本構想策定と地区計画の変更、2016年度の基本計画策定と基本・実施設計の着手を予定、2018年度の着工、2020年度の竣工を目指します。
日刊建設工業新聞(2015/02/06)
東京・中野区/新庁舎建設地決定/「中野四季の都市」内に、18年度着工へ
中野区庁舎の移転先の区有地は、警察大学校などの跡地の開発で生まれた「中野四季の都市(まち)」にあり、敷地面積約8,500㎡です。
敷地北側が中野体育館(敷地面積約4,600㎡)、敷地南側が駐車場・駐輪場(敷地面積約3,900㎡)となっています。
中野区庁舎の移転後、現庁舎の跡地を売却し、新庁舎の建設費の一部に充てます。中野区役所と中野サンプラザは「区役所・サンプラザ地区再整備」として、両敷地を一体的に再開発する予定です。
区役所・サンプラザ地区再整備
「区役所・サンプラザ地区再整備」は、中野区役所敷地と中野サンプラザ敷地の間を走る道路を廃止し、両敷地を一体的に再開発する構想です。延床面積約142,500㎡(容積率 599.5%)程度の建物を想定しています。
「区役所・サンプラザ地区 再整備等の考え方」で示された案
◆ 敷地面積-約21,300㎡
◆ 建築面積-約12,100㎡(建ぺい率56.8%)
◆ 延床面積-約142,500㎡(容積率 599.5%)
中野サンプラザ
再開発が計画されている「中野サンプラザ」です。音楽などの複合施設で、コンサート会場(客席数2,222席)として有名です。 開館は1973年6月1日で、開館から40年以上経過しています。
中野サンプラザの概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-約92m
◆ 敷地面積-9,529.79㎡
◆ 建築面積-約7,900㎡
◆ 延床面積-約63,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 客席数-2,222席
◆ 建築主-雇用促進事業団
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林組、フジタ工業、佐藤工業JV
◆ 竣工-1973年01月
◆ 開館-1973年06月01日
中野区役所
再開発が計画されている「中野区役所です。JR「中野駅」から徒歩3分の交通至便な場所にあります。
中野区役所の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目8番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上9階、地下2階
◆ 敷地面積-約9,585㎡
◆ 建築面積-約5,050㎡
◆ 延床面積-約45,450㎡
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