西武ホールディングス 地上18階、高さ約100mの「西武鉄道池袋ビル建替え計画」 詳細な概要が判明!
-西武鉄道池袋ビル建替え計画-
「西武ホールディングス」は、東京都豊島区にある西武鉄道の池袋旧本社ビルを建て替える計画を進めています。
引用資料 西武ホールディングス(PDF:2015/03/25)
「池袋旧本社ビル建替え計画」の事業決定について
従来の計画の西武池袋線東側の敷地に加え、西側の敷地を取得したことで、合計敷地面積約5,530㎡となりました。線路上空をまたぐ形で延床面積約50,084㎡のオフィスビルを建設します。
総貸室面積では池袋エリアでトップクラスとなり、オフィスフロアの基準階貸室面積は約2,100㎡(約640坪)となります。
西武鉄道池袋ビル建替え計画の概要
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋一丁目21番23他(地名地番)
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部99.98m
◆ 敷地面積-約5,530㎡
◆ 建築面積-約3,950㎡
◆ 延床面積-約50,084㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-西武鉄道
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林・西武 建設工事共同企業体(大林組、西武建設JV)
◆ 解体工事-2014年09月18日~2015年04月30日予定
◆ 着工-2015年07月上旬予定
◆ 竣工-2019年03月下旬予定
◆ 開業-2019年春予定
◆ 総事業費-約380億円
「断面イメージ図」です。搭屋を含めた最高部の高さが99.98mになります。あと2cmで高さ100mを超えます。惜しい・・・
完全に1階の「西武池袋線」の線路上空をまたぐ形になっています。地震対策として3階の「機械室」と4階の間に中間免震層を設けた「中間免震構造」を採用しています。
基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」となりますが、線路の部分は当然ですが杭を打つ事が出来ません。
完成イメージを見ると下層階に巨大な「メガトラス」があります。線路の部分に杭が打てないので「メガトラス」でビル全体を均等に支える構造にしたのかも知れません。
「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建設予定地です。
ちょっと前の写真ですが、解体工事が行われている西武鉄道の池袋旧本社ビルです。解体工事の工期は、2014年9月18日~2015年4月30日(予定)となっています。
西武池袋線の線路上空をまたぐ形で、手前の敷地と一体的に再開発されます。線路の路面の高さが1階床の高さとなります。こちら側の路面は地下1階の高さとなります。
線路の下をビル東側の地下駐車場に抜ける「地下車道」が設けられます。写真左側の開口部は「ビックリガード」です。
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