2015年3月14日に開業する「上野東京ライン(東北縦貫線)」 Part5・「東京駅」のホーム使用方法はこうなる!
-上野東京ライン(東北縦貫線)-
JR東日本は、「宇都宮線・高崎線・常磐線」と「東海道線」の直通運転を行う「上野東京ライン(東北縦貫線)」を2015年3月14日に開業します。
「宇都宮線、高崎線」は「東海道線」との相互直通運転を実施します。「常磐線」は「品川駅」まで直通します。
JR東日本では、2015年3月に「北陸新幹線金沢開業、上野東京ライン開業」などのダイヤ改正を実施します。
JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/12/19)
2015年3月ダイヤ改正について
宇都宮線
◆ 南行7時~10時頃の全20本中13本が東海道線に直通運転
◆ 南行10時~17時頃の全29本中21本が東海道線に直通運転(上野駅発を除く)
◆ 北行17時~23時頃の全35本中19本が東海道線から直通運転(東京駅発除く)
高崎線
◆ 南行7時~10時頃の全21本中13本が東海道線に直通運転
◆ 南行10時~17時頃の全26本中21本が東海道線に直通運転
◆ 北行17時~23時頃の全34本中20本は東海道線から直通運転
常磐線
◆ 南行8時頃の全9本中5本が品川駅まで直通運転
◆ 南行10時~17時頃の全41本中28本が品川駅まで直通運転
◆ 北行17時~23時頃の全60本中25本は品川駅から直通運転
◆ 常磐線特急全74本中44本を品川駅発着(そのほかは上野駅発着)
Part1
2015年3月14日に開業する「上野東京ライン(東北縦貫線)」 Part1・「上野駅」のホーム使用方法はこうなる!
Part2
2015年3月14日に開業する「上野東京ライン(東北縦貫線)」 Part2・御徒町駅
Part3
2015年3月14日に開業する「上野東京ライン(東北縦貫線)」 Part3・秋葉原駅
Part4
2015年3月14日に開業する「上野東京ライン(東北縦貫線)」 Part4・神田駅
上野東京ライン開業後の東京駅ホームの使用例
上野東京ライン開業前は、7番線ホーム~10番線ホームまでの4ホームを「東海道本線」で使用していました。
上野東京ライン開業後は、7番線ホーム・8番線ホームは「上野東京ライン(宇都宮・高崎・常磐線方面)、東海道本線(一部の列車)」、9番線ホーム・10番線ホームは「東海道本線」となります。
JR東日本 → 東京駅構内図(2015年3月14日以降)
南行の「東海道本線」だけの場合は、島式2面4線で余裕でしたが、北行の「上野東京ライン(宇都宮・高崎・常磐線方面)」が加わるとラッシュ時に島式2面4線でホームが足りるのかちょっと心配になります。
東京駅の東海道本線ホームの北端から北側(神田駅側)を見た様子です。
「シーサスクロッシング」の分岐器の先に「上野東京ライン(東北縦貫線)」の2本の軌道が見えます。
この部分は、東海道本線の「留置線」を「上野東京ライン」に転用しています。もちろん軌道は新しく敷き直しています。
更に先の「首都高速都心環状線」の下を過ぎると「東京方アプローチ部」が始まります。望遠レンズの圧縮効果もありますが、かなりの角度で駆け上がります。
「上野東京ライン」で試運転が行われている「E233系電車(3000番台)」です。
7番線ホーム・8番線ホーム
7番線ホーム(写真右)・8番線ホーム(写真左)です。「7番線ホーム・8番線ホーム」は、今までは南行の「東海道本線」のホームでしたが、2015年3月14日からは「上野東京ライン(宇都宮・高崎・常磐線方面)、東海道本線(一部の列車)」のホームとなります。
完全には北行の「上野東京ライン(宇都宮・高崎・常磐線方面)」のホームにはならず、南行の「東海道本線」の一部の列車も使用するようです。
7番線ホーム・8番線ホームです。2015年3月14日(土)から乗降客の動きがどのように変わるのか楽しみです。
9番線ホーム・10番線ホーム
「9番線ホーム・10番線ホーム」は、今までと同じく南行の「東海道本線」のホームとなります。
今までは始発駅でしたが、2015年3月14日(土)からは「上野東京ライン」から乗り入れる列車が増えるので、座席に座れない可能性が格段に高まります。東京駅から「東海道本線」を使って帰っていた方々には痛いですね。
「上野東京ライン」の主力となる「E233系電車(3000番台)」です。
「上野東京ライン」を走行する多くの「E233系電車(3000番台)」が15両編成になると思われますが、15両編成(グリーン車2両を含む)の場合約300mの長さになります。
「E233系電車(3000番台)」の普通車の座席はロングシートが基本ですが、「セミクロスシート」も配置しています。
ドア上の車内案内表示は、他の「E233系電車」の番台と異なり「LED式」となっています。
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