千代田区 地上35階、高さ約191m「(仮称)新日比谷プロジェクト」の起工式を2015年3月23日に挙行!
-(仮称)新日比谷プロジェクト-
「三井不動産」は、日比谷公園東側の「三信ビルディング」および「日比谷三井ビルディング」の跡地において「(仮称)新日比谷プロジェクト」として一体的な再開発計画を推進しています。
2015年1月28日に着工し、2015年3月23日に起工式を行いました。「(仮称)新日比谷プロジェクト」は、2018年1月末に竣工する予定です。
引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2015/03/23)
2018年 日比谷が再び輝きだす 都心型スマートシティ ~国際ビジネス・芸術文化都心「日比谷」の街づくり~ 「(仮称)新日比谷プロジェクト」着工
「(仮称)新日比谷プロジェクト」は、2014年12月19日に開催された第10回国家戦略特別区域諮問会議にて、東京圏として初となる国家戦略特別区域として内閣府より計画認定されました。
何故、「起工式」を着工から約2ヶ月も後で行ったのか良く分かりませんが、日比谷地区で最大規模の再開発プロジェクトが本格的に動き出します。
建物4階には11スクリーン、約2,300席の「シネマコンプレックス」の新設に加え、隣接する東京宝塚ビル内のスカラ座・みゆき座(約800席)との一体運営により、全体で13スクリーン、約3,000席の「(仮称)TOHOシネマズ日比谷」が誕生します。
理由はよく分かりませんが、超高層複合ビルに「シネマコンプレックス」を導入する事例が最近増えているような気がします。
(仮称)新日比谷プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目1番他
◆ 東京メトロ日比谷線「日比谷」駅、千代田線「日比谷」駅直結、都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結、JR山手線、京浜東北線「有楽町」駅徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線「銀座」駅直結(徒歩5分)
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部191.46m
◆ 敷地面積-10,702.32㎡
◆ 建築面積-8,690.23㎡
◆ 延床面積-188,619.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎と直接基礎の併用
◆ 地震対策-制震構造(オイルダンパー等)
◆ 用途-オフィス、店舗、文化交流施設、産業支援施設等
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本設計・デザイン監修-日建設計
◆ 設計者(実施設計)・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年01月28日(着工)、2015年03月23日(起工式)
◆ 竣工-2018年01月31日予定
配置図です。超高層ビルは長方形では無く、四方の側面中央部分が少しくびれています。
日比谷線と千代田線「日比谷」駅の2駅間をつなぐ地下バリアフリー動線を整備します。
「(仮称)新日比谷プロジェクト」の建設現場です。「(仮称)新日比谷プロジェクト」の基礎工法は「杭基礎と直接基礎」の併用となっています。「パイルド・ラフト基礎」の事だと思われます。
「パイルド・ラフト基礎」は、「杭に支持された(パイルド)+直接基礎(ラフト)」という意味でです。原則として全荷重を「直接基礎」で支持しますが、沈下抑止の為に「杭基礎」にも鉛直力を分担させます。丸の内の「(仮称)三井住友銀行本店東館計画」でも採用されました。
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