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2015年3月23日 (月)

千代田区 竣工した「日本生命丸の内ガーデンタワー」

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-日本生命丸の内ガーデンタワー-

 「(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事」は、千代田区丸の内の「丸の内AIGビル」を建て替えるプロジェクトです。

 「丸の内AIGビル」の跡地に、地上22階、塔屋2階、地下3階、高さ約115mの超高層オフィスビルが建設されました。正式名称は「日本生命丸の内ガーデンタワー」となっています。

 階数は地上22階と地上23階の資料があり、どちらが正しいか調べましたが分かりませんでした。「日本生命保険相互会社」を含む多くの資料は地上22階ですが、竣工後の「東京都環境局」の資料は地上23階となっています。

 地下1階~地上3階の商業ゾーン20店舗(店舗面積約3,000㎡)は、「東急不動産SCマネジメント」がリーシングマネジメント業務を受託しています。

● 三井物産の本店事務所
 「三井物産」は再開発のために、2014年11月25日(火)に本店事務所を近隣の2つのビルに移転しています。
 「日本生命丸の内ガーデンタワー(登記上の本店所在地)」と「JAビル」です。再開発が完了すると元の場所に戻ると思われます。

日本生命丸の内ガーデンタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目1番3号
◆ 交通-都営地下鉄三田線、東京メトロ千代田線・半蔵門線・丸ノ内線・東西線「大手町」駅 直結
◆ 階数-地上22階、塔屋2階、地下3階  (注意)地上23階の資料もあります。
◆ 高さ-最高部約115m、軒高100.00m
◆ 敷地面積-3,988.42㎡
◆ 建築面積-2,799.51㎡
◆ 延床面積-56,120.47㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、筋コンクリート造)
◆ 地震対策-制振構造(粘性制振壁、制振ブレース、鉄骨制振柱、鋼板耐震壁)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-日本生命保険相互会社
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組、竹中工務店、大成建設JV
◆ 着工-2012年03月21日
◆ 竣工-2014年07月18日(工事完了)
◆ オープン-2014年11月07日 商業ゾーン(地下1階~地上3階)オープン


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南東側から見た下層階の様子です。


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4階~22階のオフィスフロアは、建物の柱や梁を外壁の外側に配置する「アウトフレーム構造」を採用しています。庇(ひさし)と外部柱により日射を遮蔽することで空調負担を低減しています。


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外壁の外側の庇(ひさし)を2本で一対の外部柱が貫通する構造になっています。


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外部柱は一対間隔で交互に「鉄骨制振柱」となっています。建物外周に「鉄骨制振柱」を配置する「制振架構」を採用しています。


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「和田倉濠」越しに見た様子です。地震対策として「制振構造」を採用しています。建物外周の「鉄骨制振柱」と建物北側のコア部分に「粘性制振壁、制振ブレース、鋼板耐震壁」を配置しています。


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少し角度を変えた様子です。


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「和田倉濠」沿いに東西に抜ける歩道が整備されています。

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