« 港区 竣工した「TOKYO BAY CITY TOWER(東京ベイシティタワー)」 | トップページ | 恐るべし国家戦略特区の効力! 「(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)開発事業」が、高さ約180mから高さ約220mに大幅アップ! »

2015年4月10日 (金)

中野区 「区役所・サンプラザ地区再整備」の事業構築に係る民間事業者の選定結果および提案概要書の公表 高さ約170mの案も!

Tokyonakano14052
-区役所・サンプラザ地区再整備-
 「安室ちゃん」のニューアルバムの発売決定と全国アリーナツアー(全国15ヶ所・44公演)の発表が深夜の0時にありました。
 「大阪城ホール」×6公演、「神戸ワールド記念ホール」×3公演もあって、昨夜はうれしくて気分が高揚してあまり眠れませんでした。

 本題に戻って、中野区庁舎は、「中野四季の都市(まち)」内の区有地に移転が決まっています。中野区庁舎の移転後、現庁舎の跡地を売却し、新庁舎の建設費の一部に充てます。
 中野区役所と中野サンプラザは「区役所・サンプラザ地区再整備」として、両敷地を一体的に再開発する予定です。

 中野区は、「区役所・サンプラザ地区再整備」の事業構築に係る民間事業者として外部学識経験者を含む選定委員会の審査を経て、「三菱地所グループ」と「野村不動産グループ」の2グループを選定しました。

 引用資料 中野区・公式HP(2015/04/07)
 区役所・サンプラザ地区再整備の事業構築に係る民間事業者の提案概要書の公表について

 両グループの提案内容を踏まえ、2015年12月までに事業の整備方針に関する中間報告書をまとめ、2016年3月に方針の素案を固め、2016年11月の正式決定を目指す予定です。

● 急速に副都心化するJR中野駅周辺
 東京都は、都心への業務機能の分散の観点から、「新宿副都心、池袋副都心、渋谷副都心、上野・浅草副都心、錦糸町・亀戸副都心、大崎副都心、臨海副都心」の7ヶ所を副都心として拠点化する方針をかなり前にまとめていました。

 しかし、「上野・浅草副都心」や「錦糸町・亀戸副都心」は副都心化しませんでした。ちょっと前までは予想もしなかったJR中野駅周辺が急速に副都心化しています。
 街は様々な要因で、まるで自ら意思を持った生命のように成長して、決してお役所の想定している通りにはならなくて面白いですね。


Tokyonakano15041_3
三菱地所グループの案

 「三菱地所グループ(東京建物、NTT都市開発、三菱地所レジデンス、鹿島建設)」の案です。高さは不明ですが、周囲のビルと比較すると高さ170mくらいありそうです。


Tokyonakano15042
野村不動産グループの案

 「野村不動産グループ(清水建設、住友商事、第一生命保険、東急不動産)」の案です。高さ約170mの商業、オフィス、ホテル、住宅等からなる超高層複合ビルを計画しています。


Tokyonakano14054
中野サンプラザ
 再開発が計画されている「中野サンプラザ」です。音楽などの複合施設で、コンサート会場(客席数2,222席)として有名です。 開館は1973年6月1日で、開館から40年以上経過しています。

中野サンプラザの概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-約92m
◆ 敷地面積-9,529.79㎡
◆ 建築面積-約7,900㎡
◆ 延床面積-約63,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 客席数-2,222席
◆ 建築主-雇用促進事業団
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林組、フジタ工業、佐藤工業JV
◆ 竣工-1973年01月
◆ 開館-1973年06月01日


Tokyonakano14055
中野区役所
 
再開発が計画されている「中野区役所です。JR「中野駅」から徒歩3分の交通至便な場所にあります。

中野区役所の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目8番1号
◆ 交通-JR中央本線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上9階、地下2階
◆ 敷地面積-約9,585㎡
◆ 建築面積-約5,050㎡
◆ 延床面積-約45,450㎡

 

 

|

« 港区 竣工した「TOKYO BAY CITY TOWER(東京ベイシティタワー)」 | トップページ | 恐るべし国家戦略特区の効力! 「(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)開発事業」が、高さ約180mから高さ約220mに大幅アップ! »

134 東京都・中野区」カテゴリの記事