横浜市 相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業 Part2・「天王町駅」はこうなる!
-相模鉄道本線・天王町駅(てんのうちょうえき)-
「相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業」は、「星川駅」と「天王町駅」を含めた約1,900mを高架化し、交通の円滑化による都市機能の充実を主な目的とするプロジェクトです。
「星川・天王町駅周辺地区」には、保土ケ谷区総合庁舎や横浜ビジネスパークをはじめ多様な業務施設が集積しています。その中央を走る相鉄線には9ヶ所の踏切があり、慢性的な交通渋滞が生じています。
相模鉄道本線を高架化し、9ヶ所の踏切を除却するとともに道路を含めた周辺地域の整備を行うことで、踏切の解消と交通の円滑化、地域の一体化を図ります。事業期間は2002年度~2018年度の約17年間、総事業費は470億円を予定しています。
「相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業」の概要です。
引用資料 横浜市道路局
相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業
天王町駅の計画見直し
当初計画では、「天王町駅(てんのうちょうえき)」を全面改修する予定でした。しかし用地買収の難航やコスト削減により規模が縮小されました。
引用資料 横浜市道路局(PDF:2013/04)
天王町駅部の計画変更について
変更案では、「天王町駅」の駅部の約3分/1の基礎及び柱を有効活用し、高架橋の途中からかさ上げを行う事になっています。ホームも島式1面2線から現状と同じ相対式2面2線に変更なりました。
「天王町駅(てんのうちょうえき)」の完成イメージです。約3分/1の基礎及び柱を有効活用しますが、耐震性を向上させるため柱を補強し、駅舎全体は、内外装ともに全面的にリニューアルされます。さらに、駅内部には、エスカレーターが設置され利便性が向上します。
上り線ホーム(2番)の北西端から「海老名・湘南台方面」を見た様子です。
アップです。既存の線路の南側に高架橋を建設しています。
高架橋のアップです。
上り線ホーム(2番)の北西端から南東側を見た様子です。
「天王町駅」の南東側(横浜方面)の約3分/1の基礎及び柱を有効活用します。
ホーム床はすでに一部仮設になっています。
ホーム床の仮設と本設の境目です。
上り線ホーム(2番)の南東端から北西側を見た様子です。このあたりの基礎及び柱を有効活用します。
上り線ホーム(2番)の南東端から「横浜方面」を見た様子です。
下り線ホーム(1番)の北西端から「海老名・湘南台方面」を見た様子です。
アップです。この部分に高架橋を建設します。
既存の線路の南側に高架橋を建設しています。
下り線ホーム(1番)の北西端から南東側を見た様子です。
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