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2015年4月12日 (日)

中央区 地上45階、高さ約245mの「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」 正式に計画概要を発表!

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-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業-

 2015年4月10日に、東京建物から「東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」、三井不動産から「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の計画概要の正式発表がありました。

 大プロジェクトなので、2回に分けて特集します。2回目は南側の「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。

 「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」は、施行面積約17,000㎡で、「A-1街区、A-2街区、B街区」の3街区に分かれ、総延床面積約316,000㎡です。
 工期は、八重洲3地区の中で一番早く、着工が2018年1月予定、竣工が2011年4月予定となっています。東京オリンピックの2020年夏頃には、上棟している可能性があります。

 引用資料 首相官邸・内閣府(PDF)
 都市再生特別地区(八重洲一丁目6地区)、都市再生特別地区(八重洲二丁目1地区)

 すべて「八重洲二丁目北街区再開発準備組合」の事業かと思っていましたが、どうやら違うようです。北西角の「ヤンマー東京ビル」は、「B街区」として単独で建て替えるようです。
 そのため三井不動産のニュースリリースには、「B街区」が含まれず、「A-1街区、A-2街区」のみで、完全イメージ図も「B街区」はきれいに描かれていません。

 三井不動産・ニュースリリース(2015/04/10)
 「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」 計画概要について

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目1番、2番の一部及び3番
◆ 階数-(A-1街区)地上45階、地下4階、(A-2街区)地上10階、地下4階、(B街区)地上14階、地下4階
◆ 高さ-(A-1街区)GL+約245m、(A-2街区)GL+約50m、(B街区)GL+約70m
◆ 施行面積-約17,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約15,000㎡(施設全体)、(A-1街区)約12,450㎡、(A-2街区)約1,050㎡、(B街区)約1,500㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約316,000㎡、(A-1街区)約287,100㎡、(A-2街区)約6,500㎡、(B街区)約22,400㎡
◆ 容積対象延床面積-(施設全体)約250,200㎡、(A-1街区)約226,500㎡、(A-2街区)約4,200㎡、(B街区)約19,500㎡
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、交流施設、駐車場等、(A-2街区)オフィス、店舗等、(B街区)オフィス、店舗等
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発準備組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 都市計画コンサルタント-日本設計
◆ 事業コンサルタント-都市ぷろ計画事務所
◆ 着工-2018年01月予定
◆ 竣工-2011年04月予定


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「八重洲一丁目6地区」と「八重洲二丁目1地区」の断面図です。


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「八重洲一丁目6地区」と「八重洲二丁目1地区」の配置図です。


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「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。北西角の「ヤンマー東京ビル」は、「B街区」として単独で建て替えます。


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「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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北東角の「八重洲Kビル」は、今回の再開発には参加しません。


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「八重洲Kビル」南側の「スーパーホテルLohas東京駅八重洲中央口」も今回の再開発には参加しません。

 「スーパーホテルLohas東京駅八重洲中央口」は、新築して2013年8月17日に開業したばかりです。


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「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の中央部には、「中央区立城東小学校」があります。

 用途の中に「小学校」があるので残ります。私が把握している限りなので間違っているかも知れませんが、おそらく日本初の超高層ビル内の小学校となります。

 体育館やプールはなんとかなりそうですが、グラウンドはどうするのでしょうか? Googleマップの空撮写真で見ると現在のグラウンドもそんなに広くないので、敷地南東側の低層部の屋上がグラウンドになる可能性があります。

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