川崎市 武蔵小杉駅の3番目の駅前広場として供用開始された「武蔵小杉駅東口駅前広場」
-武蔵小杉駅東口駅前広場-
怒涛の勢いで再開発が進む武蔵小杉には、JR南武線、JR横須賀線(湘南新宿ライン含む)、東急東横線・目黒線が乗り入れています。
JR南武線とJR横須賀線側には駅前広場がありましたが、東急東横線・目黒線側には駅前広場がありませんでした。
川崎市は、「武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建設に合わせて、東急東横線・目黒線の東側に武蔵小杉駅の3番目となる駅前広場を整備しました。
「武蔵小杉駅東口駅前広場」として、2014年3月30日から供用開始されました。駅前広場の面積は約4,500㎡です。地下部分には約2,200台収容の駐輪場も整備されました。
環境と防災に配慮されており、「手押し井戸」や「マンホールトイレ」などが整備され、災害時に活用されることを想定しています。
「武蔵小杉駅東口駅前広場」の完成イメージ図です。
引用資料 川崎市・報道発表資料(2014/01/29)
武蔵小杉駅東口駅前広場の整備について(リンク切れ)
「武蔵小杉駅東口駅前広場」のロータリーです。ロータリーの地下には「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第5施設」や駐輪場内の「防災備蓄倉庫」が整備されています。
ロータリー植栽部分には、新しい街のシンボルとなるモニュメント「家族の絆(きずな)」が整備され、2014年7月7日に贈呈式が行われました。
モニュメントは、地元商店街や町会などを中心に組織された「武蔵小杉駅周辺再開発協議会」から、急速な変貌を遂げる武蔵小杉に「未来に残るまちのシンボルを作りたい」との意向を受けて設置されたものです。
ロータリー北側の植栽は、「JR東日本横浜支社」の寄贈です。「武蔵小杉駅東口駅前広場」は、位置的に東急東横線・目黒線「武蔵小杉駅」だけでなく、JR南武線「武蔵小杉駅」の南側の駅前広場も兼ねているので、JR東日本が寄贈したのだと思われます。
ロータリーには、屋根付きの「バスのりば」や「タクシーのりば」が整備されています。屋根には「太陽光発電パネル」が設置されています。これにより地下駐輪場の一部電力をカバーしています。
駐輪場の出入口です。地下の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第5施設」は、約2,200台収容出来ます。
駐輪場には、階段に沿ってタイヤ部分を乗せる「コンベヤ」が設置されています。
駅前広場の北東の角には、フェンスで隔てた「喫煙所(スモーキングエリア)」が設置されています。
南側の「三井ショッピングパーク ららテラス 武蔵小杉」に面する部分です。
「武蔵小杉駅東口駅前広場」を南東側から見た様子です。武蔵小杉駅周辺を10年以上ウォッチングしてきましたが、急激な変貌ぶりには驚かされるばかりです。
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