JR東日本 総武本線「新小岩駅」 南北自由通路整備事業 & 総武快速線への可動式ホーム柵(ホームドア)導入
-新小岩駅南北自由通路整備事業-
葛飾区にある総武本線「新小岩駅」は、1日あたり約14万人(2013年度の乗車人員72,306人)の乗降人員があり、総武快速線と総武緩行線の2面4線のホームを有する駅です。
駅構内に自由通路が無いために、駅周辺の南北の往来は、駅近隣の都道を使用する必要があります。
そのため、既存改札内コンコースの東京寄りへ新たに「南北自由通路」を整備し、駅周辺の一体性・回遊性を向上させます。
自由通路整備に合わせて、北口・南口改札の統合及び駅施設の集約を行います。さらに、新たにエレベーターを各ホームに2基整備し、利便性向上を図ります。
引用資料 葛飾区 公式ホームページ(2015/02/09)
新小岩駅南北自由通路の整備を進めています
JR総武本線による地域の南北分断を解消し、地域の活性化を図るために、24時間往来できる歩行者専用道路として線路下に「南北自由通路」を整備します。
高齢者や障害のある方など全ての利用者がエレベーターやエスカレーターを使わずに通行できるよう、移動の高低差を最小限に抑えます。
整備主体は「葛飾区、JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR貨物(日本貨物鉄道)」の3者で、2018年度の竣工を予定しています。
総武快速線新小岩駅へのホームドア導入
JR東日本は、総武本線の「新小岩駅」に可動式ホーム柵(ホームドア)の導入を検討することを発表しています。
総武快速線用ホーム1面2線に、15両編成に対応したホームドアを整備します。総武快速線ホームにホームドアが完成すると約300mの長さになります。
引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF: 2015/03/24)
総武快速線新小岩駅へのホームドア導入の検討について
JR東日本は現在、山手線でホームドアの設置を進めており、それ以外の路線では京浜東北線の「大井町駅」など、全体の利用者数や視覚障害者の利用が多い駅を優先して導入を検討しています。
JR新小岩駅では、「葛飾区、JR東日本、JR貨物」の3者で、南北自由通路整備事業を行っています。
その過程で総武快速線ホームの大規模な改修が行われるため、ホームドア設置の検討を進める事になりました。
| 固定リンク
« 千葉市 地上46階、高さ約150mのトリプル超高層タワーマンション「幕張新都心若葉住宅地区」 | トップページ | 神宮外苑地区まちづくりに係る基本覚書を締結 「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」の場所を入れ替えて建て替え! »
「143 東京都・23区内その他」カテゴリの記事
- 北千住駅西口で新たな再開発 「北千住駅西口駅前地区市街地再開発準備組合」が設立 事業協力者は「三井不動産レジデンシャル」など(2024.08.02)
- 京成立石駅(葛飾区) 地上32階、高さ約120mの「立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を認可!(2024.04.14)
- 江戸川区新庁舎 地上21階、高さ約99m、総延床面積約61,400㎡の日本一の防災庁舎 工事費高騰により概算工事費は590億と算定!(2023.12.28)
- 江戸川区 JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業 地上30階、高さ約115mの「パークシティ小岩 ザ タワー」 公式ホームページがオープン!(2023.12.24)
- 三菱地所レジデンス・住友商事・近鉄不動産 地上29階、高さ約95mの「赤羽台ゲートウェイ計画」 2025年4月に本体着工!(2023.09.18)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- 川崎市 JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間) 都市計画変更について告示 「高架化」へ向けて前進!(2024.09.09)
- 浜松町駅エリアの整備計画 芝浦エリアの歩行者専用道路 & 東京モノレールの橋脚の補強 2024年8月27日の建設状況(2024.09.02)
- 「羽田空港」へのアクセス 新空港線(蒲蒲線)整備促進事業 「国土交通省」が2025年度予算案の概算要求で、調査や設計にあたるための補助金を計上!(2024.09.05)
- JR東日本 従来型のホームドアの後継機として「スリットフレームホームドア」の導入開始 第一弾は南武線「分倍河原駅、登戸駅」に設置!(2024.08.24)
- 多摩都市モノレールの延伸計画 延長約7.0km 多摩都市モノレールの延伸(上北台~箱根ケ崎)計画及び関連する都市計画道路(2024.08.20)