港区 地区面積約37,000㎡ 住友不動産を中心に大規模な再開発が計画されている「港区三田三丁目・四丁目地区」
-港区三田三丁目・四丁目地区-
「住友不動産三田ツインビル西館」の北側一帯の「港区三田三丁目・四丁目地区」では大規模な再開発が計画されています。
再開発予定地は、「札の辻(ふだのつじ)交差点」の西側に広がる広大な敷地です。地区面積は約37,000㎡とかなり広いです。
「港区三田三丁目・四丁目地区]は、「住友不動産」を中心にして再開発が行われます。住友不動産の公式HPの中にある「再開発への取り組み」では、地区面積約37,000㎡、地上39階、地下2階 、延床面積約218,000㎡、主な用途が事務所・住宅・店舗、権利者数147名となっています。
住友不動産 → 再開発への取り組み
地区面積が約37,000㎡もあるのに、延床面積が約218,000㎡というのは狭すぎるので、地上39階、地下2階の超高層ビル以外にも別のビルが建設されると思われます。
旧財閥系でも「住友不動産」が所属している住友グループは、かつては関西が拠点だったので、「三菱地所、三井不動産」のように東京に大拠点がありませんでした。
そのため、「森ビル」と同じように多くの地権者を説得して、細かく分かれた土地を集約化し、再開発を行う手法が得意です。
● 六本木五丁目西地区は、延床面積約1,050,000㎡!
話が主題から外れますが、住友不動産の「再開発への取り組み」を見ると、第二六本木ヒルズと言われている「六本木五丁目西地区」は、地区面積約9,5ha、延床面積約1,050,000㎡ととんでもない規模になるようです。それにしても「ひゃくごまん!(105万)」平方メートルって・・・(汗)
「六本木五丁目西地区」は、「森ビル、住友不動産」を中心に行われます。2社の企業文化は似たDNAがあるので、「森ビル」と「住友不動産」はウマが合うのかも知れません。現状でも六本木地区で隣接して仲良く再開発を行っています。
街区図です。②の部分が「港区三田三丁目・四丁目地区」の範囲となります。
引用資料 首相官邸(PDF) → 品川駅・田町駅周辺地域
「港区三田三丁目・四丁目地区」の南側部分です。このあたりは「旧三田中学校仮校舎跡地(約13,000㎡)」です。写真左側(南側)に少し見えるのは、「住友不動産三田ツインビル西館」です。
「第一京浜」沿いには、写真右側の「三田北島ビル」と写真左側の「大和地所三田ビル」が残っていますが、このビルも再開発対象区域に含まれます。
「港区三田三丁目・四丁目地区」の北側部分です。
「港区三田三丁目・四丁目地区」の予定地は前から気になっていたので来るたびに撮影していましたが、来るたびに対象区域内の更地化された面積が広くなっています。
暫定的に駐車場として使用されていますが、水面下ではかなり進んでいる事が現地を見ても分かります。具体的に動き出すと一気に進みそうです。
まちづくりガイドライン
港区では、田町駅西口・札の辻交差点周辺地区について、まちの将来像を地域の方とともに共有し、計画的にまちづくりを進めるため、「田町駅西口・札の辻交差点周辺地区まちづくりガイドライン」を策定しました。
引用資料 港区公式HP(2014/04/05)
田町駅西口・札の辻交差点周辺地区まちづくりガイドライン
「港区三田三丁目・四丁目地区」も「田町駅西口・札の辻交差点周辺地区まちづくりガイドライン」の対象区域内です。
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