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2015年5月 8日 (金)

♪ 都の西北 早稲田の森に ♪ 早稲田大学・戸山キャンパスの「記念会堂(37号館)」を建て替え アリーナの屋上部分は人工の丘状広場「早稲田の杜」に!

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-多機能型スポーツアリーナ(新37号館)-

 ♪ 都の西北 早稲田の森に ♪ で有名な早稲田大学校歌ですが、「早稲田大学」のメインキャンパスは新宿区にあります。
 敷地は一体ではなく「早稲田キャンパス、戸山キャンパス、西早稲田キャンパス、喜久井町キャンパス」に分かれています。

 「早稲田大学」は、「戸山キャンパス」にある記念会堂(37号館)を延床面積約13,580㎡規模の「多機能型スポーツアリーナ(新37号館)」に建て替えます。

 引用資料 早稲田大学・ニュース 動画有り
 戸山キャンパス記念会堂の建て替え決定 地下に多機能型スポーツアリーナ新設 2019年完成予定 屋上部には緑豊かな丘状広場を設置

 日刊建設工業新聞(2015/05/07)
 早稲田大学/戸山キャンパス記念会堂建替/清水建設で16年4月着工

 既存の「記念会堂(37号館)」」は、「戸山キャンパス」の中央に位置する施設で、スポーツ用途だけでなく卒業式、入学式などの式典や大学祭会場としても利用されています。
 1957年竣工で、延床面積5,904.10㎡、収容定員5,150人(式典時)です。竣工から60年近く経過して老朽化が進んできたため、建て替えを決めました。

 アリーナを地下2階~地上1階部分に配置し、屋上部には緑豊かな丘状の広場「早稲田の杜」を設ける計画です。文字通り早稲田大学校歌の ♪ 都の西北 早稲田の森(杜)に♪ が誕生する事になります(笑)。 

多機能型スポーツアリーナ(新37号館)の概要
◆ 所在地-東京都港新宿区戸山一丁目24-1
◆ 交通-JR山手線「高田馬場」駅徒歩20分、西武新宿線「高田馬場」駅徒歩20分、東京メトロ東西線「早稲田」駅徒歩3分、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅徒歩12分
◆ 階数-地上4階、地下2階
◆ 延床面積-約13,580㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-アリーナ、拳法道場、運動施設、ラーニングコモンズ、スポーツミュージアム等
◆ 収容定員-6,136人(式典時)、1,824席(観客席)
◆ 建築主-学校法人早稲田大学
◆ 総合監理-早稲田大学キャンパス企画部
◆ 基本計画・基本設計-山下設計
◆ 実施設計・監理-山下設計・清水建設設計共同企業体
◆ 施工者-清水建設
◆ 工期(予定)
   2015年07月~2016年03月-インフラ切り回し、既存記念会堂解体
  2016年04月~2018年11月-新記念会堂新築工事
  2018年12月~2019年02月-AV工事、家具備品工事その他
◆ 建物供用開始-2019年03月予定


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「スポーツアリーナの全景(完成イメージ)」です。アリーナを地下2階~地上1階部分に配置し、屋上部には緑豊かな丘状の広場「早稲田の杜」を設ける計画です。


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「多機能型スポーツアリーナ断面図(予定)」です。新しいスポーツアリーナには地上4階建ての高層棟も併設し、交流ラウンジやスポーツミュージアム、学生たちがディスカッションを行うラーニングコモンズを設置します。

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