東京ガス 豊洲埠頭地区におけるスマートエネルギーネットワークの先進的な拠点「スマートエネルギーセンター」
-スマートエネルギーセンター-
「東京ガス」は、江東区の豊洲埠頭地区にあった「東京ガス豊洲工場」跡地の一部の約20haの広大な開発エリアにおいて、住宅・業務・商業などによる複合市街地の形成を目指しています。
「東京ガス」は、豊洲埠頭地区で、熱と電気を効率的に供給する「スマートエネルギーネットワーク」を構築するために、「区域4」において、「スマートエネルギーセンター」の建設を行っています。
引用資料 東京ガス・プレスリリース(2014/07/28)
豊洲埠頭地区におけるスマートエネルギーネットワークの構築について
建設現場は、新交通ゆりかもめ市場前駅の北側にある江東区豊洲六丁目の「区域4」の敷地面積7,400.03㎡です。
当初は、地上5階、地下1階、高さ42.95m、延床面積約12,761.41㎡で、構造は「鉄骨鉄筋コンクリート造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨造)」で計画されていましたが、建設コストの上昇傾向を踏まえて設計変更を行いました。
構造は「鉄骨造(S造)」に変更し、建物の高さを約42mに縮小、延床面積も約11,389㎡に縮小しました。
● 採用する先進的な技術
施設には世界最高水準の高効率ガスエンジンコージェネレーションシステムやガスの圧力差発電システムなどを整備します。
環境に優しい省エネ発電や熱供給を実現するとともに、保安用発電機を配備して停電時などの非常時も継続的にエネルギーを周辺地域に供給できる体制を構築します。
「東京ガス」が、都市再開発地域で「スマートエネルギーネットワーク」を構築するのは、田町駅東口北地区に続いて2例目となります。
東京ガス豊洲スマートエネルギーセンターの概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲地区4-1A街区地域冷暖房等施設
◆ 所在地-東京都江東区豊洲六丁目(区域4)
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-42m
◆ 敷地面積-7,400.03㎡
◆ 建築面積-約3,000㎡
◆ 延床面積-11,388.58㎡
◆ 構造-鉄骨造(CFT造)、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-地域冷暖房施設
◆ エネルギー供給設備-ガスエンジンコージェネレーションシステム(7MW級)、ガス圧力差発電システム(発電約650kW、冷熱約200RT)、冷房設備(まちづくり最終期約10,000RT)
◆ 建築主-東京ガス用地開発(株)、東京ガス
◆ デザイン監修-内藤廣建築設計事務所
◆ 設計者・監理者-豊洲DHC設計共同企業体/豊洲DHC監理共同企業体(梓設計、日建設計、日本設計)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年07月
◆ 竣工-2016年05月予定
「スマートエネルギーセンターのロケーションと熱供給計画エリア」です。
「スマートエネルギーセンター」の建設現場です。
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