森トラスト 港区三田三丁目の大規模再開発予定地(三田3丁目MTビル、三田43MTビル、三田MTビル) 敷地面積は3棟合計で約11,000㎡
-森トラストの大規模再開発計画-
森トラストは、「虎ノ門パストラル」跡地、「赤坂ツインタワー」建て替え、「三田43MTビル」を中心とした再開発など、東京都港区内で計画している3件の開発予定地に積極投資します。
特区による容積率緩和などを勘案すれば総延床面積は50万㎡程度のスケールとなる見込みです。
「虎ノ門パストラル」跡地は「虎ノ門四丁目プロジェクト」として詳細な概要が発表されています。「赤坂ツインタワー」も解体工事が進んでいます。残るは「三田43MTビル」を中心とした再開発です。
● 三田3丁目MTビル・三田43MTビル・三田MTビル
「森トラスト」は2013年12月、港区三田三丁目のオフィスビル「明治安田生命三田ビル」を明治安田生命保険から取得しました。「明治安田生命三田ビル」は、「三田3丁目MTビル」に改称されています。
「森トラスト総合リート投資法人」は2014年12月、港区三田三丁目のオフィスビル「三田MTビル」をスポンサーである「森トラスト」に売却しました。
これで、「三田3丁目MTビル、三田43MTビル、三田MTビル」の敷地が連続した3棟が「森トラスト」の所有となり、一体的な再開発を行う準備が整いました。
敷地面積は3棟合計で11,065.62㎡(1,604.19㎡+5,971.63㎡+3,489.80㎡)です。一体的に大規模な再開発が行なわれる可能性が高くなりました。
三田3丁目MTビル(旧:明治安田生命三田ビル)
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目14-10
◆ 階数-地上12階、塔屋1階
◆ 敷地面積-1,604.19㎡
◆ 延床面積-9,649.47㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1982年07月
三田43MTビル
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目13-16
◆ 階数-地上16階、塔屋2階、地下3階
◆ 敷地面積-5,971.63㎡
◆ 延床面積-44,354.46㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1983年03月
三田MTビル
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目13-12
◆ 階数-地上11階、塔屋2階、地下1階
◆ 敷地面積-3,489.80㎡
◆ 延床面積-21,043.02㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1974年09月
「札の辻橋(ふだのつじばし)」越しに見た北側(写真右側)から「三田3丁目MTビル、三田43MTビル、三田MTビル」です。
「三田43MTビル」と「三田MTビル」は、東側でJR線に接しています。
まちづくりガイドライン
港区では、田町駅西口・札の辻交差点周辺地区について、まちの将来像を地域の方とともに共有し、計画的にまちづくりを進めるため、「田町駅西口・札の辻交差点周辺地区まちづくりガイドライン」を策定しました。
引用資料 港区公式HP(2014/04/05)
田町駅西口・札の辻交差点周辺地区まちづくりガイドライン
「三田3丁目MTビル、三田43MTビル、三田MTビル」の3棟も「田町駅西口・札の辻交差点周辺地区まちづくりガイドライン」の対象区域内です。
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