千代田区 富士ビル・東京商工会議所ビル・東京會舘ビルの一体的に建て替え「(仮称)丸の内3-2計画」 2015年6月21日の状況
-(仮称)丸の内3-2計画-
このブログは、関西在住の私が首都圏のプロジェクトを特集するという内容なので更新を続ける上でいろいろと悩みが出てきます。
一番の悩みは、撮影した写真がどんどん陳腐化する事です。解体工事が始ったり、建築計画のお知らせが掲示されたり、タワークレーンが登場したり、地上躯体が登場したり・・・
現場に大きな変化があったらもう写真は使えません。そのため泣く泣くお蔵入りする写真がたくさんあります。
「(仮称)丸の内3-2計画」もそうでした。私が首都圏から帰った直後に「建築計画のお知らせ」が掲示さました・・・(涙)
またお蔵入りかと思いましたが、タイム氏からメールが届いていたので、昨日の朝メールで、 ”いつでもいいので「(仮称)丸の内3-2計画」の建築計画のお知らせの写真の撮影を・・・! とお願いしたら、当日の午前中に届いていました。なんという早いレスポンス! 「感謝!感激!ポリ荒らし!」です(笑)。
ということで、「(仮称)丸の内3-2計画」をUPします。「(仮称)丸の内3-2計画」は、「富士ビル、東京商工会議所ビル、東京會舘ビル」の3棟を一体的に建て替えるプロジェクトです。
現在は解体工事が行われています。解体工の工事名は「(仮称)丸の内3-2計画 地上解体工事」で、「大成建設により行われています。
労災保険関係成立票によると解体工事の工期は、2015年1月19日~2015年11月15日(予定)となっています。
跡地には、地上30階、地下4階、高さ約150m、延床面積173,856.60㎡の超高層オフィスビルが建設される予定です。地上29階、地下4階から変更になったようです。
(仮称)丸の内3-2計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目10番地
◆ 階数-地上30階、地下4階(地上29階から変更)
◆ 高さ-最高部約150m、軒高約140m
◆
敷地面積-9,935.02㎡
◆ 建築面積-8,394.96㎡
◆
延床面積-173,856.60㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業施設、宴会場、会議場、駐車場
◆ 建築主-三菱地所、東京商工会議所、東京會舘
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-未定
◆ 解体工事-2015年01月19日~2015年11月15日予定
◆ 着工-2015年11月中旬予定
◆ 竣工-2018年10月中旬予定
「(仮称)丸の内3-2計画」の建設予定地を北西側から見た様子です(2015年6月21日撮影/写真提供タイム氏)。
「(仮称)丸の内3-2計画」の建設予定地を西側から見た様子です(2015年6月21日撮影/写真提供タイム氏)。
富士ビル
「富士ビル」の解体現場を北東側から見た様子です。「富士ビル」は、地上10階、塔屋2階、地下4階、延床面積約48,071㎡で、1962年3月に竣工しました。所有者は「三菱地所」となっています(2015年5月23日撮影)。
富士ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目2番3号
◆ 階数-地上10階、塔屋2階、地下4階
◆ 敷地面積-約4,900㎡
◆ 延床面積-約48,071㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1962年03月
◆ 所有者-三菱地所
「富士ビル」の解体現場を南東側から見た様子です(2015年5月23日撮影)。
街区は東側で「丸の内仲通り」に接しています(2015年5月23日撮影)。
東京商工会議所ビル
街区北西側の「東京商工会議所ビル」の解体現場です。「東京商工会議所ビル」は、地上8階、塔屋3階、地下3階、延床面積約23,571㎡で、1960年12月に竣工しました。所有者は、「東京商工会議所」となっています(2015年5月23日撮影)。
東京商工会議所ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目2番2号
◆ 階数-地上8階、塔屋3階、地下3階
◆ 敷地面積-約2,400㎡
◆ 延床面積-約23,571㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1960年12月
◆ 所有者-東京商工会議所
東京會舘ビル
街区南西側の「東京會舘ビル」の解体現場です。「東京會舘ビル」は、地上12階、塔屋1階、地下4階、 延床面積約33,439㎡で、1971年12月に竣工しました。 所有者は、土地(三菱地所、東京會舘)、建物(三菱地所)となっています(2015年5月23日撮影)。
東京會舘ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目2番1号
◆ 階数-地上12階、塔屋1階、地下4階
◆ 敷地面積-約2,700㎡
◆ 延床面積-約33,439㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1971年12月
◆ 所有者-土地(三菱地所、東京會舘)、建物(三菱地所)
「(仮称)丸の内3-2計画」の建築計画のお知らせです(写真提供タイム氏)。
| 固定リンク
« 渋谷区 東急プラザ渋谷跡の「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」 2015年5月末の状況 | トップページ | 千代田区 地上20階、高さ約112mの「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立認可! »
「121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事
- TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 遂に「鉄骨建方」が始まる! 2024年12月3日の建設状況(2024.12.07)
- 国家戦略特区 地上43階、高さ約227m、延床面積約389,290㎡の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2024年12月3日の建設状況(2024.12.05)
- 「丸の内仲通り南周辺地区」で複数の再開発が連動 「国際ビル・帝劇ビル(帝国劇場、出光美術館)」の共同で一体的な建替 高さは約145m!(2024.11.27)
- 三菱地所 有楽町エリア再構築 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の2区画を一体的に再開発 解体工事を2024年12月1日に着工!(2024.11.06)
- 千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 「北街区」に高さ約170mの超高層ビル、「中街区」に高さ約82mの高層ビル 2024年9月末の状況(2024.10.12)