台東区 地上25階、高さ約113mの「(仮称)東上野二丁目計画」 2015年5月末の建設状況
-(仮称)東上野二丁目計画-
「(仮称)東上野二丁目計画」 の敷地には、かつては「タカラホテル」が建っていました。地権者だった倉庫会社の「寶組(たからぐみ)」がホテルを核にした地上29階、高さ約150mの超高層ビルを建設する計画でした。
その後、2008年に不動産ファンドの「リサ・パートナーズ」に土地が売却されます。リサパートナーズは、高さ120m程度の「上野ゲートタワー」の建設を計画していましたが、この計画も進むことはありませんでした。
その後、「リサ・パートナーズ」」は、2012年9月に「ナエバ・プロパティーズ特定目的会社」と「清水建設」に土地を売却しました。
ナエバ・プロパティーズと清水建設は、リサ・パートナーズの開発基本方針を引き継ぎ、オフィスや約130室のホテル、集会施設などを備えた、地上25階、塔屋1階、地下1階、高さ約113mの超高層ビルを建設中です。
(仮称)東上野二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都台東区東上野二丁目16番、17番
◆ 階数- 地上25階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-約113m
◆ 敷地面積-3,508.82㎡
◆ 建築面積-1,982.98㎡
◆ 延床面積-40,626.74㎡
◆ 構造-鉄骨造(柱CFT造)、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、集会施設、店舗
◆ 建築主-ナエバ・プロパティーズ特定目的会社、清水建設
◆ 設計者・監理者-清水建設、日立建設設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年09月中旬
◆ 竣工-2015年12月末日予定
「上野駅東西自由通路(愛称:パンダ橋)」から見た様子です。
高層部のホテル部分は、セットバックしています。
「上野駅東西自由通路(愛称:パンダ橋)」です。オープンスペースが少ないJR線の東側の人々が、大災害時に「上野公園」に避難しやすいように建設された「跨線橋(こせんきょう)」です。
南西側から見た様子です。
南西側から見上げた様子です。
南西側から見た下層階の様子です。
南東側から見上げた様子です。オフィスフロアの東側には窓がありません。
南東側から見た下層階の様子です。
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